サイトアイコン 遊戯王考察好きMUGEN次元

遊戯王カード考察:≪戦華史略-三顧礼迎(せんかしりゃく さんこれいげい)≫サーチ手段でありコストとしても活用できる戦華の要

今回紹介するのはIGNITION ASSAULT(イグニッション・アサルト)よりこのカードです。

 

 

カード説明

戦華史略-三顧礼迎
永続魔法
このカードは発動後、2回目の自分スタンバイフェイズに墓地へ送られる。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに、自分が「戦華」モンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとはカード名が異なる「戦華」モンスター1体をデッキから手札に加える。
②:このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「戦華」モンスター1体を特殊召喚する。

wiki

 

【戦華】用のサポートとなる永続魔法です。

青空の元、蜀の桃園トリオが並びある家へ訪問しようとしています。

こうしてみると他の2人に比べて劉玄が小柄であるのが分かりますね。

カード名からしてこれは「三顧の礼」をイメージしているイラストでしょう。

劉備が孔明を勧誘する為に3度訪問を行ったというエピソードであり

「目上の者が下の者に礼儀を尽くしてお願いする」という意味の故事成語にもなっています。

 

 

合計2回のサーチができ展開の補助もしてくれる

スポンサーリンク

 

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに、自分が「戦華」モンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとはカード名が異なる「戦華」モンスター1体をデッキから手札に加える。

①の効果は1ターンに1度、自分メインフェイズ時に戦華を召喚か特殊召喚した場合に

その戦華と同名カード以外の戦華モンスターをデッキから手札に加えるサーチ効果です。

発動条件が非常に緩く手札に召喚できる戦華がまったくいないという状況でもない限りは

召喚や特殊書簡を無効化されなければ問題なくサーチが行えるでしょう。

 

 

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
②:このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「戦華」モンスター1体を特殊召喚する。

②の効果は1ターンに1度、魔法罠ゾーンから墓地へ送られた場合に

手札から戦華1体を特殊召喚出来ます。

多くの戦華には場の永続魔法や永続罠を墓地へ送って発動する効果を持っており

それらのコストとしつつ発動をすれば無駄がありません。

 

 

このカードは発動後、2回目の自分スタンバイフェイズに墓地へ送られる。

デメリットとして発動したあと2回目のスタンバイフェイズを迎えると

自動で墓地へ送られてしまいます。

その為①の効果を発動できるのは2回が限度となります。

墓地へ送られる前に各種戦華の効果を発動する為のコストにすれば無駄がないでしょう。

自壊を防いで繰り返し使いたい場合は

氷結界の虎王ドゥローレンなどでセルフバウンスをして再度発動するのがいいでしょう。

変わった所ではソロモンの律法書でスタンバイフェイズをスキップするなんて方法もあります。

 

 

すぐにコストにしてしまうか1ターン待つか

【戦華】にとってはモンスターをサーチできるアドバンテージ源としては勿論の事、

墓地へ送られた際に手札から戦華を特殊召喚する展開補助としてもありがたい存在です。

特に呉のモンスター達は複数並べる事で効果を発揮できる為

このカードを墓地へ送ってサーチした戦華を特殊召喚するという動きは要の1つです。

 

発動した2ターン後には墓地へ送られてしまう点もコストとして最適なわけですが

逆に言えば2ターンはフィールドに維持してくれるわけで

「発動したターンにそのままコストとして墓地へ送ってしまう」

「1ターン待って2回サーチ効果を発動してから墓地へ送る」かは悩ましい所でしょう。

とにかく素早く展開したい場合や他にコストにする魔法罠が無い場合には前者、

できるだけアドバンテージを確保したい場合には後者を選ぶ感じになってくるでしょうか。

 

1ターン待った場合相手側も「このカードを除去するべきかどうか」という選択肢を問われます。

除去をしなくても勝手に自壊をするわけですがそうなると2度目のサーチ効果の発動を許してしまいますし

改めてこのカードをコストとして利用されるのを考えるとその前に除去したくもなるでしょう。

いずれにせよカード1枚をサーチした上で相手の除去を使わせたのであれば

サポートカードとしては充分に仕事を果たしているとも言えます。

モバイルバージョンを終了