遊戯王カード考察：≪Ｘ・ＨＥＲＯ（エクストラヒーロー） ヘル・デバイサー≫通常モンスターのＨＥＲＯ救済カード！

今回紹介するのはLINK VRAINS PACK 3よりこのカードです。

 

 

カード説明

wiki

 

エクストラヒーローの新規となる闇属性悪魔族のＬＩＮＫ－２です。

オレンジに光る刃を持った大鎌を手に持つ仮面で目元を隠した禍々しい姿のＨＥＲＯです。

種族も悪魔族であり名前や効果から考えてもイービルヒーローを意識していると思われます。

デバイサーとは「メディアや情報に流されず逆に自在に使いこなすもの」といった意味で

訳するならば「地獄を利用するもの」といった感じでしょうか？

 

 

融合素材を２枚サーチしつつ悪魔族を強化

 

リンク素材にはＨＥＲＯ２体を指定しています。

ＨＥＲＯ全般でリンク召喚が可能ですが効果を考えると

主にイービルヒーロー、もしくはエレメンタルヒーローで出す事になるでしょう。

 

リンクマーカーは左下と下にそれぞれあるＥＸモンスターゾーン向けの配置です。

効果にも影響する為できるだけＥＸモンスターゾーンに出したい所です。

 

 

①の効果は１ターンに１度、リンク召喚した場合に

エクストラデッキのＨＥＲＯ融合モンスターにカード名が書かれている融合素材を

２種類までデッキから手札に加えるサーチ効果です。

２枚のサーチが可能なのは主にＥ－ＨＥＲＯインフェルノウィングやＥ・ＨＥＲＯエリクシーラー等

通常モンスターのエレメンタルヒーローが融合素材になっているカード、

Ｅ・ＨＥＲＯカオス・ネオスのようにコンタクト融合用のＨＥＲＯ、

それからＥ・ＨＥＲＯネオス・クルーガー（Ｅ・ＨＥＲＯネオス＋ユベル）素材が該当します。

１枚だけサーチする事も可能であり

その場合はＥ－ＨＥＲＯマリシャス・エッジも

Ｅ－ＨＥＲＯマリシャス・デビルを見せる事でサーチが出来ます。

 

制約として効果を発動するターンＨＥＲＯしか特殊召喚ができません。

「するターン」なので効果発動前の特殊召喚も出来ません。

特にコンタクト融合を狙うＨＥＲＯや【ユベル】においては

この制約が重くのしかかってくるでしょう。

 

 

②の効果はリンク先に存在する悪魔族の攻撃力守備力を

レベル×１００アップさせる強化効果です。

ＥーＨＥＲＯマリシャス・ベインであれば３８００打点にまで到達し

これ以下の攻撃力のモンスターを全て破壊する事が可能です。

Ｅ－ＨＥＲＯインフェルノ・ウィングも２７００打点まで到達し

戦闘による大ダメージがより狙いやすくなります。

 

通常モンスターのＨＥＲＯに大きな意味が

ＨＥＲＯ用のリンクはこれまでいくつも登場してきましたが

このカードはその中でもイービルヒーロー、

更に言えばＥ－ＨＥＲＯインフェルノ・ウィングなど

通常モンスターのＨＥＲＯを素材にするカードを最大限にサポートするリンクとなっています。

また②の効果こそ使えませんがＥ・ＨＥＲＯエリクシーラーなどを見せれば

Ｅ・ＨＥＲＯバブルマンもサーチできるので【エレメンタルヒーロー】でも活用が見込めます。

 

最近になってフェイバリット・ヒーローというインフェルノ・ウィングと相性のいいカードも出ましたし

インフェルノ・ウィングを軸とするデッキを組んでみるのも面白いと思います。

ちなみにこのカードとフェイバリット・ヒーローを両方適用し

さらに覇王城でレベル８のＥ－ＨＥＲＯを墓地へ送れば

インフェルノウィングの攻撃力は２１００＋６００＋１２００＋１６００で５５００に到達、

さらに４３００打点でもう１度攻撃が可能です。

バーン効果も含めて基本的に攻撃表示のモンスターを２回殴れば相手は死ぬでいいでしょう。