今回紹介するのはLINK VRAINS PACK 3よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
地属性/機械族/攻1500/LINK-2
【リンクマーカー:右/左下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
機械族・地属性モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体または「歯車街」1枚を手札に加える。
②:自分フィールドの魔法・罠カード1枚と、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のカードを破壊し、
その相手モンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで0にする。
アンティーク・ギアの新規となる地属性機械族のLINK-2です。
両腕や胴体が巨大なクロスボウとなっている4脚のアンティーク・ギアです。
バリスタとはクロスボウの一種で攻城用に使われる巨大なタイプです。
数人がかりで弦を引くのを前提としたものも多く
それを3つも装備したこのモンスターの破壊力が伺えます。
歯車街をサーチしてすぐに破壊できる
機械族・地属性モンスター2体
リンク素材には地属性機械族モンスター2体を指定しています。
【アンティーク・ギア】では古代の歯車を特殊召喚する、
もしくは古代の機械射出機でトークンを生成するなどすれば素材を確保しやすいでしょう。
古代の機械箱あたりに機械複製術を使用する手もあります。
地属性機械族のモンスターやテーマは数多く存在しており
特に【ブンボーグ】や【ギアギア】、【ディフォーマー】あたりならば素材を揃えるのも容易です。
リンクマーカーは右と左下にそれぞれある斬影拳型の配置です。
EX、メインどちらに配置してもEX召喚枠を確保できる使いやすい配置です。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体または「歯車街」1枚を手札に加える。
①の効果は1ターンに1度、リンク召喚時に
アンティーク・ギアのモンスターか歯車街をデッキから手札に加えるサーチ効果です。
歯車街をサーチすれば②の効果に繋げられるので基本は歯車街をサーチするのがいいでしょう。
既に②の効果用の魔法罠を確保している場合は
さらなるサーチに繋げられる古代の機械箱あたりがオススメです。
②:自分フィールドの魔法・罠カード1枚と、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のカードを破壊し、
その相手モンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで0にする。
②の効果は1ターンに1度、自分の魔法罠1枚を破壊しつつ
相手モンスターの攻撃力守備力をそのターンの間0にするというものです。
①の効果で歯車街をサーチして発動していれば
それをそのまま破壊する事で相手モンスターの攻撃力守備力を下げつつ
古代の機械巨竜や古代の機械合成竜の特殊召喚に繋げられます。
それ以外にも同じくアンティーク・ギアを蘇生できる古代の機械要塞や
破壊される事で効果を発揮できるグレイモヤ不発弾や盗人の煙玉などを破壊するのもいいでしょう。
列車やブンボーグあたりにも
【アンティーク・ギア】ではとりあえずこのカードのリンク召喚に繋げる事が出来れば
相手モンスターの攻撃力守備力を0にしつつ古代の機械巨竜が出せ
魔法罠の発動も許さずに安定して3000ダメージを与えられます。
何気に攻撃力だけでなく守備力も0にできるのがポイントで
貫通効果を付与する事が出来ればそちらも活かす事が可能です。
アタッカーを出す代わりに古代の機械飛竜を特殊召喚して
サーチ効果を発動しつつLINK-3に繋げてしまうのもいいでしょう。
また②の効果は他のデッキでも活かしやすい為
地属性機械族の他のデッキに採用するのも全然アリです。
例えば【列車】であれば臨時ダイヤや緊急ダイヤが②の効果の破壊対象として適していますし
相手に1体攻撃表示のモンスターが存在していれば
超弩級砲塔列車グスタフ・マックスで2000ダメージを与えた後に
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベで攻撃力6000で殴れば1ターンキルが成立します。
①の効果も活かしたいのであれば歯車街と古代の機械合成竜あたりを混ぜるといいでしょう。
他にも【ブンボーグ】に採用する手もあります。
ブンボーグは攻撃力守備力が500のモンスターばかりであり
①の効果で古代の機械箱をサーチすれば実質的に他のブンボーグのサーチに繋がります。
②の効果もペンデュラムゾーンにおいたブンボーグを破壊すれば無駄にはなりませんし
前述の様にグレイモヤ不発弾あたりを採用しておくのもいいでしょう。
ちなみに【ギアギア】や【超重武者】、【無限起動】にも古代の機械箱でサーチできるカードはいくつかあり
これらへの採用も十分考えられます。