今回紹介するのはIGNITION ASSAULT(イグニッション・アサルト)よりこのカードです。
目次
カード説明
装備魔法
①:「脆刃の剣」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:装備モンスターの攻撃力は2000アップし、
装備モンスターの戦闘で発生する戦闘ダメージはお互いのプレイヤーが受ける。
③:自分が2000以上の戦闘ダメージを受けた場合に発動する。
このカードを墓地へ送る。
汎用の装備魔法です。
祭壇に浮きながら鎮座している淡く光る剣です。
名前の通りにボロボロな刃をしていますが美しく装飾され
実に神秘的な雰囲気を醸し出しています。
カード名の由来は「諸刃の剣」からでしょう。
両刃の剣は下手をすると自分の身体を傷つけてしまう恐れがある事から
ハイリスクハイリターンという意味の慣用句としてよく用いられます。
ドラゴンクエストにも攻撃すると自分もダメージを受けてしまう
もろはのつるぎという名の武器がありこのカードの効果とよく似ています。
上昇量は装備魔法最高峰、でもめっちゃ痛いしすぐ壊れる
①の効果は自分の場に1枚しか表側表示で存在できない制約です。
攻撃力をより高めたい場合には別の手段を用いる必要があります。
装備モンスターの戦闘で発生する戦闘ダメージはお互いのプレイヤーが受ける。
②の効果は装備モンスターの攻撃力を2000アップさせる代わりに
その戦闘で発生するダメージがお互いに受ける事になるというものです。
まさにお互いが傷つく「諸刃の剣」を現した効果だと言えます。
装備魔法としてはサイコ・ブレイドと同じく2000という最高峰の上昇値を持っており
下級モンスターでも敵の切り札クラスを戦闘破壊するのに十分な数値です。
このカードを墓地へ送る。
③の効果は自分が2000以上の戦闘ダメージを受けた場合に
このカードを墓地に送る自壊デメリットです。
②の効果で戦闘ダメージを受ける場合、
元々の攻撃力が自身より低いモンスターを攻撃した場合に自壊してしまいます。
そういう意味も格上のモンスターに対抗する為のカードだと言えるでしょう。
このカード以外の効果でも2000以上のダメージを受けてしまうと
自壊してしまう点には注意してください。
相手モンスターに装備して自爆特攻させるのも・・・
同じく攻撃力を2000上昇させられる装備魔法としてサイコ・ブレイドが存在します。
あちらは最初に2000のライフさえ払えばその後はライフを減らす必要がなく
また自壊デメリットも存在しないのがポイントです。
一方こちらは元々の攻撃力が高いモンスターを戦闘破壊すればダメージを抑えられ
また戦闘ダメージを受ける効果を逆に利用して
BKベイルやインタラプト・レジスタンス、サイバネット・ストームなど
戦闘ダメージをトリガーとするカードの発動条件としても使えます。
一長一短なのでデッキに合わせて使い分けるといいでしょう。
またこのカード、相手モンスターに装備させる事も可能です。
この場合自爆特攻から相手にダメージを与える事が可能となり
特にシャインエンジェルやコーリング・ノヴァなどのリクルーターで
何度も自爆特攻が出来れば双方ともに甚大なダメージが発生します。
1ターンキル級のダメージを叩き出すことも可能ですが
自分が死なない為にはライフをあらかじめ回復していたり
天空の聖域などでダメージを防ぐなどの工夫が必要となります。
BKベイルなどはライフを回復しつつ
最後にとっておきのダメ押しで自爆特攻も可能です。
もう1つの問題点として2000以上の戦闘ダメージを受けると自壊するので
それを防ぐ場合、元々の攻撃力がシャインエンジェルら未満である
1400未満のモンスターに装備させて自爆特攻する必要があります。
能動的にその状況を作り出したいのであれば
何らかの手段で相手モンスターの攻撃力を減少させるのがいいでしょう。
ちなみにアマゾネスの剣士で自爆特攻させた場合
自分が受ける分のダメージを相手に押し付ける事が可能です。
もし相手が3500打点以上のモンスターを出していれば1ターンキルが成立します。
3000でも7000ダメージです。ひどい話ですね。
追記:今見たらwikiからアマゾネスの剣士に関する説明が消えていました。
裁定が不明瞭かもしれません。
・・・と思ったら無事出来るという裁定が出ましたね。