今回紹介するのはIGNITION ASSAULT(イグニッション・アサルト)よりこのカードです。
目次
カード説明
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、
自分フィールドのアンデット族Sモンスター1体を対象として発動できる。
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
対象のモンスターと同じ属性のアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。
このカードの発動後、
ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
アンデット族のサポートとなる速攻魔法です。
カード名からして逢華妖麗譚-不知火語の対を意識していると思われます。
恐らくは逢魔ノ刻の続きなのでしょう。
麗神-不知火と麗の魔妖-妖狐の戦いに氷の魔妖-雪女が乱入、
麗神-不知火の薙刀を氷漬けにしています。
この乱入は麗の魔妖-妖狐にとっても予想外だったのか雪女の方を向いています。
「邪魔をするな!」とでも言っているのでしょうか。
除外ゾーンからも帰還できる!
①:自分・相手のメインフェイズに、
自分フィールドのアンデット族Sモンスター1体を対象として発動できる。
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
対象のモンスターと同じ属性のアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
その効果は1ターンに1度、お互いのメインフェイズ時に
自分のアンデット族シンクロと同じ属性のアンデット族を
墓地か除外ゾーンから特殊召喚するというものです。
発動条件から考えてもアンデット族の、
それもシンクロ召喚を軸にするデッキで活用する事になるでしょう。
アンデット族用の蘇生カードとしてはより使いやすい生者の書-禁断の呪術-がありますが
こちらはフリーチェーンで発動できる事や
除外されているアンデット族も特殊召喚出来る事がポイントです。
このカードの発動後、
ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
ただし発動したターンはアンデット族しか特殊召喚できなくなり、
また特殊召喚したアンデット族はエンドフェイズに除外されてしまうデメリットがあります。
この為特殊召喚したアンデット族は
そのターンのうちにシンクロ素材やリンク素材などに活用した方がいいでしょう。
ただし除外される事で効果を発動できる不知火などは
エンドフェイズ時に除外される事も一概にデメリットとは言えません。
特に不知火と相性がいい、魔妖ともそんなに悪くないよ
魔妖の名を冠していますが除外に関する効果といい属性指定な事といい
むしろ【不知火】向けのカードだと言えるでしょう。
炎属性で統一されている不知火であれば特殊召喚する対象に困りませんし
除外されてしまうデメリットも有効活用できる場面が多いです。
ただし【魔妖】とも決して相性が悪いわけではなく
地→風→炎→闇と連続的に別の属性へのシンクロ召喚へと繋げていく関係で
結果的にこの4属性のアンデット族の特殊召喚が狙える事になります。
魔妖にとっては属性がばらけている事が逆にメリットになるわけですね。
特にアンデット族にとって一番除外ゾーンから戻したいであろう馬頭鬼は地属性であり
地属性のアンデット族シンクロは轍の魔妖-朧車と毒の魔妖-土蜘蛛しかいません。
馬頭鬼を特殊召喚したいなら魔妖シンクロを使う必要があるわけですね。
またネクロフェイスを特殊召喚するのも面白いです。
除外したネクロフェイスを特殊召喚し、またエンドフェイズ時に除外させる事で
このカードがお互いのカードを5枚除外するデッキ破壊カードに化けます。
相手ターンにも発動できる上に特殊召喚したそばからまた除外できるので
何かと都合がいいです。
また死の王ヘルを特殊召喚して除外される前に自身の効果でリリースする事で
間接的にアンデット族全般を完全蘇生させられるカードになります。
これらのカードを扱うのであれば相手ターンに特殊召喚する価値も高いでしょう。
ネクロフェイズも死の王ヘルも闇属性であり蘇りし魔王ハ・デスや真紅眼の不屍竜、
骸の魔妖-餓者髑髏あたりを場に出しておけば特殊召喚が狙えます。