今回紹介するのはデッキビルドパック ミスティック・ファイターズよりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・効果モンスター
星12/炎属性/サイバース族/攻3000/守 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはEXモンスターゾーンに存在する限り、
「斬機」カード以外のカードの効果を受けない。
②:EXモンスターゾーンのこのカードが
相手モンスターとの戦闘で相手に与えるダメージは倍になる。
③:このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「斬機」カード1枚を手札に加える。
↓
アフター
↓
更にアフター
炎斬機マグマからさらにパーツが細かくなり豪華度が増えました。
マントはより大きく翻って翼のようになっており
剣はまっすぐになり刃全体から炎が走っています。
ファイナルシグマとはギリシア文字に置いて
単語の終わりに使われる特別なシグマの事であり
本来は「σ」が使われる中ファイナルシグマは「ς」の文字が使われます。
数学においてこの文字はシグモイド関数と呼ばれる数式で使われます。
シンクロ素材には特に指定がなく
合計レベルが12になるように揃える事でシンクロ召喚が可能です。
素材指定のない汎用のレベル12シンクロとしてはA BF-神立のオニマル、
B・F-決戦のビッグ・バリスタに並ぶ3体目となります。
【斬機】ではシグマとナブラがチューナーでありこれらを含めた斬機を3体並べる、
もしくはマルチプレイヤーと並べてレベルを上げる事でシンクロ召喚が狙えます。
炎斬機マグマがシンクロチューナーなので
そこからさらにもう1体レベル4を用意するのもいいでしょう。
「斬機」カード以外のカードの効果を受けない。
①の効果はエクストラモンスターゾーンにいる間
斬機以外のカード効果を受けない完全耐性です。
攻撃力3000の完全耐性はシンプルに強力で
壊獣などでリリースされるかこれを上回る攻撃力で突破されない限りは
フィールドに残る高い場持ち性能を誇ります。
それに加えて斬機カードによるサポートは可能なので
斬機刀ナユタを装備させればさらに戦闘で突破され辛くなります。
相手モンスターとの戦闘で相手に与えるダメージは倍になる。
②の効果はエクストラモンスターゾーンにいる状態でモンスターと戦闘する際
相手に与えるダメージを倍に出来るというものです。
特に攻撃力を倍にできる斬機マルチプライヤーとの相性が強烈で
攻撃力6000でさらに戦闘ダメージを倍に出来るので
攻撃力2000以下を攻撃すれば1ターンキルが成立します。
あくまでモンスターとの戦闘時限定であり直接攻撃では発動しない点には注意です。
まあそれでもマルチプライヤーとの組み合わせで6000ダメージは与えられますが。
③:このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「斬機」カード1枚を手札に加える。
③の効果は1ターンに1度、戦闘破壊か効果破壊された場合に
斬機カード1枚を手札に加えるというサーチ効果です。
EXモンスターゾーンにいれば高い場持ち性能を誇るこのカードですが
その上でかつ戦闘破壊された場合でも一定のフォローが可能です。
完全耐性が付与されていれば戦闘破壊以外で除去される事も少ない為
この効果を発動できる可能性も高まるでしょう。
斬機超階乗で再びシンクロ召喚を狙うのもいいですし
斬機方程式で直接蘇生するのもいいでしょう。
メインモンスターゾーンに蘇生した場合は耐性もダメージ倍もありませんが
それでも単純に4000打点が殴りかかるだけでも十分に強力です。
汎用レベル12シンクロの中で一番使いやすい
マルチプライヤーを素材にシンクロ召喚すれば攻撃力6000、
ナブラを素材にしていればさらに2回攻撃も付与されるという強烈具合で
【斬機】の切り札として相応しい殺意を誇るカードです。
いかにこのカードを強化した状態で出して相手をぶん殴るかというのが
斬機における勝ち筋の1つとなってくるでしょう。
相手としては迂闊に攻撃力2000以下を攻撃表示で立たせるだけでも死が見えるので
このカードの存在そのものが強烈なプレッシャーになってきます。
また【斬機】でなくとも完全耐性持ちの3000打点として優秀な性能をしており
汎用のレベル12シンクロとしても活用する事が可能です。
他の汎用レベル12シンクロである神立のオニマルとビッグ・バリスタは
あくまで汎用素材で出せるというだけで効果自体は汎用とは言いづらかったので
そういう意味でも一番使いやすい汎用レベル12シンクロと言えます。
例えばレベル4モンスター2体でレベル8のシンクロ召喚を狙うデッキで
そのレベル8シンクロがフィールドに残った場合などには
新たにレベル4チューナーを用意して
このカードのシンクロ召喚に繋げるという選択肢も取れます。