今回紹介するのはデッキビルドパック ミスティック・ファイターズよりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星9/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
「ドラゴンメイド」モンスター+ドラゴン族モンスター
①:自分・相手のスタンバイフェイズに、
このカード以外の自分フィールドの
「ドラゴンメイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターよりレベルが1つ高い、またはレベルが1つ低い
「ドラゴンメイド」モンスター1体を
自分の手札・墓地から選んで守備表示で特殊召喚する。
②:このカード以外の自分フィールドの
表側表示のドラゴン族モンスターが自分の手札に戻った時、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
ミスティック・ファイターズの新テーマ、ドラゴンメイドに属する
光属性ドラゴン族のレベル9モンスターです。
黒、白、ワインレッドの3色を基調とした眼鏡をかけた黒髪の女性です。
6つに分かれた角や羽根のついた小手のような腕が特徴的です。
カード名の由来は「ハウスキーパー」からだと思われます。
いわゆる家政婦長と呼ばれる存在で屋敷の女性使用人を取り仕切る立場です。
厳密にはハウスキーパー当人自体はメイドには分類されません。
他のドラゴンメイド達を束ねるリーダー的な存在なのでしょう。
ドラゴンメイドの中で唯一、竜としての形態が公開されていませんが
人間形態の時点で既に他のドラゴンメイドの龍形態より攻撃力が上です。
家政婦長とはただものではないのです。
メイドが変身する度に相手モンスターが消えていく
融合素材にはドラゴンメイド1体とドラゴン族1体を指定しています。
ドラゴンメイド用の融合魔法としてドラゴンメイドのお召し替えがあり
ドラゴンメイド・パルラで墓地に落してから回収する事で
実質的に召喚権の消費のみで引っ張ってくる事が可能です。
最上級のドラゴンメイドは下級のドラゴンメイドで墓地から蘇生できるので
最上級のドラゴンメイドを素材として墓地に送れば無駄がありません。
ドラゴン族なので龍の鏡あたりを用いるのもいいですが
【ドラゴンメイド】というテーマは墓地依存度が高いのでその点には注意です。
このカード以外の自分フィールドの
「ドラゴンメイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターよりレベルが1つ高い、またはレベルが1つ低い
「ドラゴンメイド」モンスター1体を
自分の手札・墓地から選んで守備表示で特殊召喚する。
①の効果はお互いのスタンバイフェイズ時に
自身以外のドラゴンメイド1体を指定し
そのレベルが1つ上か1つ下のドラゴンメイドを
手札か墓地から守備表示で特殊召喚出来るというものです。
この効果の為に出来るだけ
フィールドに別のドラゴンメイドがいる状態で融合召喚するのが望ましいでしょう。
下級のドラゴンメイドはいずれも特殊召喚時に効果が発動可能であり
特にドラゴンメイド・ナサリーを蘇生すれば更なる展開も可能です。
もっと言えば下級のドラゴンメイドはバトルフェイズ時に
最上級のドラゴンメイドと入れ替わる事が出来るので
守備表示で特殊召喚する点もさしたる問題にはなりません。
表側表示のドラゴン族モンスターが自分の手札に戻った時、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
②の効果は自身以外のドラゴン族が自分の手札に戻った時に
相手モンスター1体を破壊出来るというものです。
各種ドラゴンメイドはバトルフェイズの開始時と終了時に手札に戻る他、
ドラゴンメイド・リラクゼーションを使う事でも手札に戻せるので
組み合わせる事でフリーチェーンでの除去が可能となります。
また1ターンに1度の制約がなく、
場に複数のドラゴンメイドがいればその数だけ除去効果も発動します。
そもそもドラゴンメイドはバトルフェイズ開始時に最上級と入れ替わり
終了時に下級と入れ替わるので1体の下級ドラゴンメイドで
都合2回の除去が発生する事になります。
「時の任意効果」でありタイミングを逃す点には注意してください。
ちなみにドラゴンメイド以外のドラゴン族でも手札に戻れば発動するので
他のドラゴン族を強制脱出装置あたりで手札に戻すのもいいでしょう。
モンスターを根こそぎ破壊して総攻撃が黄金パターン
【ドラゴンメイド】の特色である
「バトルフェイズ開始時と終了時に入れ替わる」という特性を最大限に生かす効果を持ち
同時に最上級のドラゴンメイドは融合モンスターがいると効果破壊耐性が付与される為
まさに他のメイドをまとめあげて最大限に効果を発揮させる存在と言えます。
墓地が十分に充実している状態でこのカードと
あと1体下級のドラゴンメイドを用意できていれば
①の効果でさらにもう1体下級ドラゴンメイドを蘇生でき、
バトルフェイズ開始にはモンスター2体を破壊しつつ
攻撃力2600or2700が2体と攻撃力3000が並ぶことになります。
除去効果によって相手の場をがら空きに出来るケースも多く
総攻撃によって相手のライフを削り切れる場面も多々あるでしょう。
そういう意味では非常に殺意の高いカードです。