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遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第111話『せめぎ合う意思』感想

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遊戯王VRAINS111話の感想です。

 

前回のあらすじ:美優ちゃんが元気そうで何より

 

 

守るものがある者と失うものがない者

財前晃は攻撃力3500となったティンダングル・アキュート・ケルベロスで

ファイアフェニックスを攻撃、

しかしファイアフェニックスは裁きの矢で攻撃力が4600まで上昇します。

このままでは返り討ちですが墓地のマリンセス・ディシジョンの効果を発動、

マーブルド・ロックを除外する事でその攻撃力2500分相手の攻撃力を下げます。

これで裁きの矢に関係なく攻撃力は0、戦闘破壊されAiは3500の直撃を受けます。

しかしAiもただでは転びません、

墓地のアチチを除外する事で炎属性が戦闘破壊される時それを効果破壊に変えます。

これによりファイアフェニックスの効果破壊された時の効果が発動、

ティンダングル・ハウンドを道連れにしようとしますが

墓地のマリンセス・バシランリマを除外する事でそれを身代わりにし

さらにアキュート・ケルベロスの攻撃力600アップさせます。

さらにトークンも生成して攻撃力を4600まで上昇させてターンエンドです。

 

上手い事妹のカードも使いこなしている事にAiも称賛します。

もっと兄妹の絆を見せてくれとまるで煽るように言うAiですが

パンドールが言うにはAiに悪意は一切なく

純粋に絆という尊いものを見たい気持ちから来ているようです。

守るべきものがある強さと失うものが何もない強さ、

どちらが上かとAiは問いてきます。

パンドールはそんなAiから哀しみを感じ、

他のパンドールを倒された事でAiにより強く共感しているようです。

ソウルバーナーもひとりぼっちのAiに悲しみを覚えますが

リボルバーからつまらない同情は捨てろと言われます。

 

 

儀式の@イグニスター

Aiのターン、ドロー。

まずファイアフェニックスを蘇生しつつヒヤリを通常召喚、

その効果でファイアフェニックスをリリースして

自身のレベルをファイアフェニックスのマーカー分上げた後に

儀式魔法「Aiの儀式」をサーチしてこれを発動、

今週のAiのコスプレ、魔法使い風の恰好で怪しい儀式をしています。

このAiの儀式、水属性の@イグニスターがいる時には

墓地のモンスターもリリースの代わりに除外する事が可能であり

レベル4になったヒヤリと合わせてリリースして

降臨せよ!溟渤に潜みし水神の龍!

儀式召喚!ウォーターリバイアサン@イグニスター!!

レベル8、ウォーターリバイアサン@イグニスターを儀式召喚します。

ウォーターリバイアサンの効果、

まず儀式召喚成功時元々の攻撃力が2300以下のモンスターを全てバウンスします。

これにより元々の攻撃力が0であるアキュート・ケルベロスがEXデッキに戻ります。

さらに墓地のリンクモンスターを任意の数EXデッキに戻して

場のモンスターの攻撃力を戻したマーカー数×600ダウンさせます。

今回戻したマーカー合計は7、よってハウンドの攻撃力4200ダウンです。

そしてウォーターリバイアサンでハウンドを攻撃し更なる効果発動、

戦闘する相手モンスターの攻撃力半分にします。

これが決まれば兄妹タッグのライフは0となりますが

ブルーメイデンが永続罠「海晶乙女魔泡陣(マリンセス・バブルサークル)」を発動、

墓地のマリンセスリンクのマーカー数×100のライフを回復させ

ギリギリ150残して持ちこたえます。

 

Aiはカードを1枚伏せてターンエンドです。

 

 

自分と同じ哀しみと苦しみを

ブルーメイデンのターン、ドロー。

ブルータン→ブルースラッグ→シーホース→コーラルアネモネ→マーブルド・ロックと

相変わらずアドバンテージを確保しつつ連続リンクを決めていきます。

しかし今回はこれでは終わりません、クラウンテイルも特殊召喚して

マーブルド・ロックと共にサーキット・コンバイン、

LINK-4、海晶乙女グレート・バブル・リーフをリンク召喚です。

どことなく乙姫を意識したカードですね。

まずバブルサークルの更なる効果で墓地のマリンセスを除外して100ダメージを与えます、

たった100、と思われますがこれをトリガーにバブル・リーフの効果発動、

モンスターが除外された事で自身の攻撃力を600アップさせます。

そして墓地のティンダングル・リターナーの効果を発動、

自身を手札に戻す事で除外されたクラウンテイルを墓地に戻します。

そして再度バブルサークルの効果でクラウンテイルを除外して100ダメージ、

バブル・リーフの攻撃力もさらに600上がります。

そう、このバブルサークル、ターン1制限がありません。

たかが100と言えどもAiの残りはわずか、

往年のちくちくバーン戦術にさすがのAiも焦りを覚えます。

さらにバブル・リーフの効果で手札のマリンセスを墓地へ送り

除外されたクラウンテイルを特殊召喚します。

そしてそれをティンダングル・リターナーの効果でリリースして自身を特殊召喚、

再びクラウンテイルを墓地へ送りバブルサークルの準備を整えます。

しかしAiの行動を警戒しあえてクラウンテイル自身の効果を発動、

自身を除外してこのターン戦闘ダメージを6000まで軽減させます。

そしてバブル・リーフの攻撃力が更に600上昇、

これで攻撃力5000、リバイアサンで半減されても押し切れる数値です。

そしてバブル・リーフでリバイアサンを攻撃します。

 

ずっと守ってばかりだった中これからは自分がお兄様を守ると張り切るブルーメイデン、

しかしAiは言います。「そんなんじゃ守れねえんだよ!」

Aiはここで伏せてあった罠カード「-Ai-サツ」を発動します。

気さくに挨拶してる後ろでハンマーを持っているあたり

Aiの性格がにじみでていますね。

その効果は効果ダメージを受けたターンにモンスターが戦闘する際、

その攻撃力の差×2の効果ダメージを相手に与えるというもの。

そう、効果ダメージ、クラウンテイルの効果は戦闘ダメージしか防げません。

400の効果ダメージを受けて財前兄妹のライフが0となりました。

 

敗北し、もう二度と離れはしないとお互いに手を繋ぐ財前兄妹、

しかしブルーメイデンは消えず、晃だけが消滅しました。

それはある種穏やかに2人して消えたゴーストガール、ブラッドシェパードとは真逆の光景です。

何故お兄様だけ消したとAiに叫ぶブルーメイデン、

それは情けでもなんでもなくブルーメイデンに

大事なものを守れなかった自責の念を抱いて生きる、

つまりは自分と同じ境遇に立ってほしかったというものでした。

その絶望を味合わせる行動に怒り心頭のソウルバーナー、

しかし怒っていたのはソウルバーナーだけではありませんでした。

「おかげで一片の迷いもなくお前を消し去る事が出来る」

Aiの非道な行いに改めてAiの消滅を誓うリボルバー、

つまりは今まではリボルバーもまたAiに対して情けがあったという事になります。

しかしAiはそんなソウルバーナーやリボルバーも気にする様子はなく

また会おうぜとプレイメーカーに残してロボッピと共に立ち去っていきます。

 

1人残された葵は現実世界でもまた涙を流していました。

 

 

 

 

 

 

というわけで財前晃も敗北、カードキーも奪われてしまいました。

いよいよもってOPのこの集合絵から皆が消えていく構図通りになってきました。

今回のAiの行動はブルーメイデンに対する怒りもあったのでしょうね。

ブルーメイデンは「アクアという大切な存在を失ったもの同士」と説得してましたが

Ai的には「だがお前はまだ全てを失ったわけじゃないだろう」っていう。

まあそれを踏まえても非道な行いには違いはなく

ソウルバーナーとリボルバーが怒るのももっともと言えるでしょう。

 

次回予告 112話『SOL社の凋落』

建物の中に光る監視の目

ここは昨日までSOLテクノロジーだった

だが今やアンドロイドが占拠し

働いている人間は姿を消した

SOLテクノロジーを手に入れたAiが

次にとる行動とは!?

明かりのつかないSOL社を闊歩するソルティス達、

こういう光景があるとより「乗っ取られた」感が強調されますね。

Aiはどうやらリンクヴレインズをまた起動したようで

さらにそこでロボッピが家電の国を作り上げたようです。

今度はソウルバーナーVSロボッピの構図になるのでしょうか。

 

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