今回紹介するのはCHAOS IMPACT(カオス・インパクト)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:相手の手札をランダムに1枚確認する。
その後、以下の効果から1つを選んで適用する。
●確認したカードと同じ種類(モンスター・魔法・罠)の
自分の手札のカード1枚と確認した相手のカードを捨てる。
その後、フィールドのこのカードを相手の手札に加え、
自分はデッキから1枚ドローする。
●自分は1000LPを失う。
汎用の通常魔法です。
片方の手がもう片方からカードを抜き取ろうとしており
その抜き取られる方はワイトキングが取られないように必死です。
カード名の由来は「オールドメイド」、いわゆる「ババ抜き」の事でしょう。
ペアになって捨てられたカードからも
この2人がババ抜きをしている事が伺えます。
そしてワイト夫人がババに相当するカードなのでしょう。
ちなみにこのオールドメイド、
元はジョーカーではなくクィーンのカードがババに相当していました。
1枚のクィーンが1人結婚できずに取り残される事を現しているのですが
ババア扱いされるのとどちらがマシなんでしょう?
ペアを揃えたらそれを捨てるまさにババ抜き!
①:相手の手札をランダムに1枚確認する。
その後、以下の効果から1つを選んで適用する。
その効果は1ターンに1度、
カードが見えない状態で相手の手札1枚を指定してそれを確認、
確認した後に2つある効果から1つを選択するというものです。
自分の手札のカード1枚と確認した相手のカードを捨てる。
その後、フィールドのこのカードを相手の手札に加え、
自分はデッキから1枚ドローする。
効果の1つ目は確認したカードと同じ種類のカードを
確認した相手のカードと一緒に捨ててデッキから1枚ドロー、
さらにこのカードを相手に譲渡するというものです。
相手に譲渡するという事は相手がこのカードを使えば
今度は相手がお互いのカードを捨ててドローする事になり
ドロー要素を除けば見事に「ババ抜きでペアとなったカードを捨てる」
を再現した効果となっています。
そのままでは特にアドバンテージを稼げませんが
例えば暗黒界を捨てる事で手札から捨てられた際の効果が発動可能です。
もう片方の効果はライフを1000失うというデメリット効果です。
ペアとなるカードが無い場合は強制的にこちらの効果を選ぶことになる為
ババ抜きでいうババを引いてしまった状態を表しており
ライフを失うのは罰ゲーム的なニュアンスなのでしょう。
逆にペアとなるカードがあってもあえてこちらの効果を選ぶことも可能であり
カードを捨てたくない場合はこちらを選ぶことになるでしょう。
逆に相手に暗黒界を無理やり捨てさせるといった事も出来ません。
暗黒界に入れてみる?
遊戯王においてババ抜きを見事に再現した効果であり
同時に非常にトリッキーなカードです。
上手くいけば手札効果とハンデスを同時にこなせるカードですが
「相手にも発動を許してしまう」というのが問題点となってくるでしょう。
その対策として一番有効なのは暗黒界のように
「捨てるに捨てれないカード」を中心にデッキを組む事です。
もし相手がこのカードを使ってきてこちらの暗黒界を引いた場合、
まさにそれは捨てる事の出来ないババとして機能するでしょう。
またThe suppression PLUTOが持つ
「宣言したカードが相手の手札にあった場合」の効果の発動補助にする手もあります。
この場合このカード自身を送り付けてそれを宣言してもいいですし
確認した相手の手札を宣言して発動するのもどちらでもいけます。