今回紹介するのはCHAOS IMPACT(カオス・インパクト)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星7/水属性/海竜族/攻1000/守2600
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
対象のモンスターの攻撃力分アップする。
②:このカードが墓地へ送られた場合、
自分フィールドの水属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
水属性海竜族のレベル7モンスターです。
夜の海を漂う巨大な氷の竜です。
よく見ると周囲に無数のヒトデが漂っています。
しかもその中にヒトデンチャクの姿が混じっています。
カード名の由来は自然現象の1つである「ブライニクル」からでしょうか。
海中に極めて低温な塩水の降下流が発生し周囲を瞬く間に凍らせていきます。
海洋生物を一瞬にして凍らせる事から「死のつらら」とも呼ばれます。
墓地へ送られる事で他の水属性の戦闘をサポート
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
対象のモンスターの攻撃力分アップする。
①の効果は1ターンに1度、召喚か特殊召喚した場合に
墓地の水属性1体を指定しそのターンの間
自身の攻撃力を指定したモンスターの攻撃力分アップさせる自己強化効果です。
元々の攻撃力は1000と低いですがこの効果により
1ターンの間だけ高い攻撃力を確保する事が可能です。
上昇できる攻撃力の最大はディサイシブの影霊衣や白闘気双頭神龍の3300です。
前者はおろかな埋葬などで墓地へ送れますし
後者はシンクロ召喚を軸とするデッキでならば出せるので
狙えるのであれば狙ってみてもよいでしょう。
もう少し使いやすい部類のカードを用意するのであれば
氷霊神ムーラングレイスや凍氷帝メビウスあたりがいいでしょうか。
どちらも攻撃力は2800です。
②:このカードが墓地へ送られた場合、
自分フィールドの水属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
②の効果は1ターンに1度、墓地へ送られた場合に
自分の水属性1体の攻撃力をそのターンの間1000アップさせる強化効果です。
どこから墓地に送られてもよくフィールドからは勿論
デッキや手札、オーバーレイユニットとして墓地へ送られても効果を発動可能です。
このカードは水属性という事もあり各種マーメイルなどの効果のコストに活用でき
墓地に送る手段には事欠きません。
特に水精鱗-サラキアビスは相手ターンに手札から捨てる事が出来るので
上手くすればコンバットトリックのような使い方が可能です。
積極的に打点強化に利用しよう
特に②の効果が便利であり
水属性デッキにおける打点の補強手段として機能してくれるでしょう。
攻撃力が1000と低いのもサルベージに対応していたり
グリズリーマザーで特殊召喚出来たりと利点になり得ます。
また飛鯉とは何かと相性がよく、
相手ターンに捨てられる為コンバットトリックとして活用が狙えますし
打点を強化する事で②の効果の発動にも繋げやすくなります。
飛鯉の効果で特殊召喚する後方はせいぜい超古深海王シーラカンスでしたが
墓地次第で高打点を確保できるこのカードも十分候補にはなりえるでしょう。