今回紹介するのはCHAOS IMPACT(カオス・インパクト)よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
炎属性/サイバース族/攻2800/LINK-4
【リンクマーカー:上/左/右/下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
炎属性の効果モンスター2体以上
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが「転生炎獣パイロ・フェニックス」を素材として
リンク召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
②:相手の墓地のリンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに特殊召喚する。
③:相手フィールドにリンクモンスターが特殊召喚された場合、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
不死鳥よ!逆巻く炎に身を投じ不滅の力を呼び覚ませ!
超転生リンク召喚!生まれ変われリンク4!
転生炎獣パイロ・フェニックス!
サラマングレイトの新規となるLINK-4です。
VRAINSにおいてソウルバーナーがボーマン戦で使用し
ヒートライオとバローでリンク召喚した後に転生炎獣の超転生で転生リンク召喚、
その効果でボーマンのフィールドを一掃しました。
炎の翼を纏ったフェニックスの戦士といった感じの見た目です。
転生で炎の獣と来たらフェニックスは外せませんね。
転生炎獣の中では最も人に近い姿をしているのが意味深ですね。
アニメでは炎の翼は通常のリンク召喚時では赤い炎であり
転生リンク召喚時に青い炎へと変わります。
シンプルイズベスト!相手の場を全て破壊!
炎属性の効果モンスター2体以上
リンク素材には炎属性の効果モンスター2体以上を指定しています。
炎属性デッキでリンク召喚するのが基本となりますが
2体でいいので例えば適当なモンスターを4体並べて
剛炎の剣士を2体並べる事でもリンク召喚が可能です。
4体のうち1体炎属性がいるのであれば他3体をパワーコード・トーカーにする手もあります。
リンクマーカーは上下左右の四方向と
禁止になった方のファイアウォール・ドラゴンと同じマーカーです。
EX、メインモンスターゾーンどちらに出しても問題はないでしょう。
リンク召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
①の効果は同名カードを素材にしてリンク召喚した場合に
相手の場のカードを全て破壊出来るというものです。
転生炎獣の代名詞と言える転生リンク召喚時の効果であり
相手の場を全滅させるというシンプルイズベストで強力な奴です。
LINK-4のこのカードを普通に同名カードを素材にするのは困難なので
転生炎獣の聖域、もしくはフォーマッド・スキッパーを使うのがいいでしょう。
お前のリンク蘇生してやるよ!ダメージは受けてもらうがな!
②:相手の墓地のリンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、相手の墓地のリンクモンスター1体を
相手フィールドに蘇生させるというものです。
そのままではただ敵に塩を送るだけになりますが③の効果の布石として使える他、
フュージョン・オブ・ファイアで蘇生したモンスターを奪うといった芸当も可能です。
③:相手フィールドにリンクモンスターが特殊召喚された場合、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
③の効果は1ターンに1度、相手の場にリンクモンスターが特殊召喚された場合に
そのモンスターの攻撃力分のダメージを与えるバーン効果です。
②の効果で能動的に特殊召喚してバーンダメージを与えるのが基本となりますが
相手が普通にリンク召喚を行った場合にもダメージを与える事が可能であり
相手のライフ次第ではリンク召喚の抑制としても機能します。
基本は転生リンク召喚で
転生リンク召喚時の効果がシンプルに強力なので
基本的には転生リンク召喚が狙える時に出す事を推奨します。
転生リンク召喚が狙えるのであれば相手の場を焼け野原にした上で
2800打点で直接攻撃が可能であり
さらにメインフェイズ2で②と③の効果でバーンダメージを狙う事も可能です。
与えられるダメージは相手がリンク召喚を使うかどうか、
相手の墓地に何のリンクがいるか次第ですが
大体直接攻撃と合わせて4000から5000程度のダメージは見込めるでしょう。
その上で相手がリンク召喚を主体とするデッキであれば
下手にリンク召喚をすると更にバーンダメージが来るのだからたまったものではありません。
総じてリンクをメインとする相手であれば強力なバーンカードとして、
そうでなくても転生リンク召喚で相手の場を全滅させつつ直接攻撃できるカードとして
実用性とロマン度が高水準で纏まっているカードと言えます。
②と③の効果は墓地から蘇生した場合などでも発動が可能であり
相手のライフが少ない時、相手がリンク召喚しそうなタイミングで蘇生してやると
相当にいやらしいです。
基本的には【転生炎獣】で使う事になるカードですが
前述の通りパワーコード・トーカーや剛炎の剣士を経由する事で
様々なデッキでこのカードのリンク召喚が狙えます。
その際フォーマッド・スキッパーを素材の1つにする事で
転生リンク召喚も狙えるので一緒に出張させてみるのも面白いと思います。