サイトアイコン 遊戯王考察好きMUGEN次元

遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第102話『委ねられた願い』感想

遊戯王ヴレインズ102話の感想です。

 

 

前回のあらすじ:止まらなかったお兄様

 

 

Aiの賭け

Aiが死んだ事を直感し悲しむロボッピ、

思わず倒れてしまいますがそんな彼女に突如異変が起きます。

そしてロボッピが目を覚ますとそこには随分とファンシーな扉が。

そのわくわくするような扉にロボッピは喜びますが

開いてみると中から黒い波が押し寄せてきてロボッピは流されてしまいました。

扉を見てはしゃぐロボッピが可愛いです。

ブレイヴマックスが犠牲になった中において

彼女こそが現在コミックリリーフを担ってくれる存在ですね。

 

 

仲間から託された力

君に勝ち目などないと勝ち誇るボーマンに対して

Aiの犠牲を無駄にしたりはしないと諦めないでいるプレイメーカー。

そんな中デュエルディスクの中にAiが出てきて「ただいま」と一言。無事だったようです。

どうやらこうなる事を想定してロボッピにバックアップを仕込んでおいたようです。

ただそれでも一か八かの賭けであり意思が消えてしまう可能性が高かったとの事。

いずれにせよ賭けは成功しAiは戻ってくる事が出来ました。

このターンで決着をつけるしかないというプレイメーカーに

少し時間を欲しいというAi、またボーマンの中に入り込むようです。

今度はバックアップはなく失敗すれば今度こそおしまいですがそれでもAiは向かいます。

 

そうしてたどり着いたボーマンの内部。

そこにはボーマンに取り込まれた各種イグニス達がいました。

助けようとするAiですがライトニングは上位互換のボーマンに対しては無駄だと言います。

それはアクアや不霊夢も承知しているようで早く戻るようにとAiを促します。

そしてライトニングがボーマンにAiの存在を知らせて

ボーマンがAiを取り込もうとしかけてきました。

Aiはボーマンの攻撃をよけながらお前たちを助けないとボーマンを倒せないと主張しますが

不霊夢とアクアは最後の力を振り絞り、アースやウィンディ、ライトニングからも力を吸収、

その力をAiに託します。

それでも助けたいと願うAiに不霊夢は言います。

自分達イグニスは永遠に近い命を持っているがそれでも命はいくつかなくなる。

彼らは不老不死ではあっても不死身ではないのです。

そして今回その時が来ただけだと不霊夢は言います。

Aiは不霊夢とアクアに諭され、泣きながらボーマンの内部から脱出していきました。

それと同じくしてイグニス達はボーマンに本格的に取り込まれてしまいます。

 

救えなかったと涙を流しながらプレイメーカーの元に帰還したAi。

もう仲間たちごとボーマンを倒すしかないと涙ながらに訴えます。

Aiも仲間の力を無駄にはしないと覚悟を決めたようです。

パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴンの無敵さを豪語するボーマンですが

それでもプレイメーカーは倒す為に託された力が、目指すデュエルがあると立ち向かいます。

 

 

未来へと繋がるサーキット

プレイメーカーのターン、ドロー。

ここから怒涛の展開が始まります。

スレッショルド・ボーグ、ドットスケーパーと展開しつつ

永続魔法「サイバネット・コーデック」を発動、

そしてLINK-2、コード・トーカーをリンク召喚しつつ

マイクロ・コーダーをサーチして手札からリンク素材にしてエンコード・トーカーリンク召喚、

サイバース・ガジェットをサーチして召喚、マイクロ・コーダーを蘇生しつつ

サイバース・ウィッチをリンク召喚、

さらにSIMMタブラスでクロック・ワイバーンを回収しつつ特殊召喚し、

サイバース・マジシャンとサイバネット・リチューアルをサーチ、

ウィジェット・キッドを蘇生しつつクロック・ワイバーンを特殊召喚、

そしてサイバネット・リチューアルでサイバース・マジシャンを儀式召喚、

さらにファイアウォール・X・ドラゴンをエクシーズ召喚、

その・X・をすぐさまサイバース・ウィッチと共にリンク素材にして

トランスコード・トーカーをリンク召喚します。

そしてコード・ジェネレーターをサーチしつつ永続魔法「サイバネット・オプティマイズ」を発動、

通常召喚権を増やしつつコード・ジェネレーターを通常召喚です。

 

いやあもうすさまじいばかりの怒涛の展開ですね

この1ターンでLINK-2を2体、LINK-3を2体出しつつ

さらにエクシーズ召喚と儀式召喚まで決めています。

エクシーズ召喚した・X・をすぐさまリンク素材にする行為に

ボーマンも混乱、プレイメーカーの意図が理解しきれていません。

ニューロンリンクを破壊されたからプレイメーカーの心が読めないというボーマンですが

プレイメーカーは言います、お前が他と繋がろうとする心を持たないから読めないのだと。

皆の心を閉ざす独りよがりの世界を目指すボーマンに未来を導く声は聞こえないと。

 

 

Aiの力流れし守護竜

そして準備は整いました。

コード・ジェネレーター、サイバース・マジシャン、

そしてLINK-3のトランスコード・トーカーでサーキットコンバイン、

宇宙に満たる神秘の力!

奇跡の星に降り注ぎ!無限の命を紡ぎだせ!

リンク召喚!現れろLINK-5!

ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード!!

LINK-5、ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード降臨です。

自分しか作れないはずのLINK-5の登場に驚きを隠せないボーマン、

しかしプレイメーカーは言います、これは皆の託してくれた力だと。

イグニス達が最後の力を持ってAiに託してくれた力だと。

 

それでもパーフェクトロンを倒すことは出来ないとボーマンは豪語します。

そんな言葉に動じずダークフルードでパーフェクトロンを攻撃、

ダークフルードの効果、それは墓地に儀式、融合、シンクロ、エクシーズのサイバース族がいれば

その種類の数だけ自身にカウンターを乗せ、

そしてそのカウンター×2500の数値分自身の攻撃力を上昇させる効果。

ダークフルードの攻撃力13000!パーフェクトロンの8000を上回りました。

ネオテンペスト・フレイム!

パーフェクトロンはその効果でカウンターを1つ消費してダメージと破壊を守り、

そしてダークフルードを破壊しますがここでダークフルードの更なる効果が発動、

モンスター効果を無効にして追加攻撃を可能にするというもの。

全てが無駄だったようだなというボーマンにそれこそが無駄だと返すプレイメーカー。

ダークフルード10500、パーフェクトロン6000で2回目の攻撃です。

ネオテンペスト・アクア!

仲間の、イグニス達の力を乗せてダークフルードは攻撃します。

再度パーフェクトロンの効果で攻撃を防ぎますが

同じようにダークフルードもパーフェクトロンの効果を無効にし再度攻撃します。

ここでようやくボーマンは気づきました。もうプレイメーカーのコンボの術中にあると。

ダークフルード8000、パーフェクトロン4000で3度目の攻撃。

ネオテンペスト・アース!

ダークフルード5500、パーフェクトロン2000で4度目の攻撃。

ネオテンペスト・ウィンディ!

ちゃんと1回ごとに攻撃方法が違うのが非常に凝っています。

そしてパーフェクトロンはいよいよカウンターを失い攻撃力が0となりました。

もうカウンターを消費して攻撃を防ぐ事ができません。

5度目のダークフルードの攻撃、正真正銘これが最後の攻撃です。

ネオテンペスト・エンド!

カウンターを使い切り攻撃力3000となったダークフルードの攻撃、

それは確かにパーフェクトロンを倒しボーマンのライフを0にしました。

 

 

ボーマンが唯一繋がっていた存在

敗れ去ったボーマンは潔くプレイメーカーを称えます。

君には私にはない未来があるのかもしれないと。

そしてデュエルで敗れ去ったボーマンは消えゆく運命にありました。

それでも彼は堂々としていました。

そしてAiに言います。君は自らの手でイグニスの未来を閉ざしたのだ、後悔するなと。

ボーマンはプレイメーカーを最大の宿敵と呼び別れを告げます。

そんな消えゆくボーマンの傍にいたのは・・・ハル。

自分を迎えに来てくれた弟にこれからはずっと一緒だと語ります。

そして兄弟は崩れ行くリンクヴレインズの中消えていきました。

他者と繋がろうとしなかったボーマン、しかし唯一の弟とだけは確かに繋がっていました。

 

ついにボーマンを倒し世界を守ったプレイメーカーとAi、

しかしその犠牲はあまりにも大きく素直に喜ぶことができませんでした。

 

 

 

 

 

というわけで対ボーマン戦、決着です。

結局イグニス達が犠牲になってしまうというなんとも悲しい終わり方でしたね・・・。

それにしても満を持して登場したLINK-5の切り札、

ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード、非常に恰好いいですね。

素のファイアウォールに比べて大分禍々しいイメージが強いですが

その禍々しさがこれまた絶妙に格好いいのです。

ダークフルードはダークマターとダークエネルギーを併せ持つと言われる

宇宙に存在する未知の流体の事のようですね。

また直訳すると「闇の流体」とかそんな感じの意味ですが

「闇」を「Ai」に言い直すとAiの力が流れてるとかそんな言葉にもなりそうですね。

次回予告 103話『終わりへの旅立ち』

死闘を終えミラーリンクヴレインズが消えていいく

しかし全てが終わったにも関わらず

プレイメーカーの表情には暗い影がおち

Aiもまた友を救えなかった思いに打ちひしがれる

虚しさが2人を包んでいた

どうやらニューロンリンクの犠牲になった人達や

ライトニング陣営に倒された仲間たち無事復活するようです。

しかしイグニス達は犠牲になったままであり

Aiもまたどこかへ姿を消してしまうような気配を出しています。

モバイルバージョンを終了