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遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第101話『迷いなき本能』感想

遊戯王VRAINS101話の感想です。

 

 

前回のあらすじ:さらばブレイヴマックス・・・

 

 

ニューロンリンク破壊作戦

ボーマンのニューロンリンクを潰そうというファウストの作戦、

タイミングはボーマンがスキルを発動した一瞬であり、

そして内部の協力者である晃とゴーストガールが餌食になったらそれでおしまいです。

一刻も早く作戦の準備を整えなければなりません。

リンクヴレインズ内の阿鼻叫喚の様子はようやく外にも広まったようで

怖いもの見たさでイントゥザヴレインズしてくる愚民は減った模様です。

 

さてサイバース・クロック・ドラゴンを出して得意気になってるAi、

しかしボーマンは「前のターンを忘れたわけではあるまい?」と返します。

前回サイバース・クアンタム・ドラゴンが封じられたように

今回もドラグヘッド・アクアが出れば同じように封殺されてしまうのです。

しかしAiは「あん時はあん時だ!」と強気に出ます。

まあドラグヘッド・アクアが出るかどうかはダイス目次第ですからね。

ですがボーマンは言います、ニューロンリンクがある限りスキルを発動し

サイバース・クロック・ドラゴンの攻撃も防ぐと。

 

そこでファウストからプレイメーカーに秘密裏に通信が入りました。

我々と財前とゴーストガールでニューロンリンクを止めると。

そしてボーマンがスキルを発動し、3騎士と晃、ゴーストガールが一斉に動きます。

しかし晃側にトラブル発生、セキュリティの干渉で爆弾が作動しないようで

手動で爆破するしかないようです。これは晃が担当する事になりました。

3騎士側からの攻撃は成功、後は晃側からの攻撃を残すのみですが

ここでボーマンが攻撃に気付き、晃をニューロンリンクで貫こうとします。

しかし咄嗟にゴーストガールが晃を庇い、代わりに貫かれます。

ニューロンリンクによって意識を失いながら晃に後を託すゴーストガール。

優しく語り掛けるようなゴーストガールの表情と、エマと叫ぶ晃の悲痛な声がまたずるいんです。

 

 

戝前「俺は止まらねぇからよ・・・」

このゴーストガールの決死の時間稼ぎで爆弾起動の準備が整いますが

ほどなくして晃もまたニューロンリンクに貫かれて意識を失ってしまいます。

攻撃を阻止したボーマンは「奇跡でも期待していたか?」と得意げになりますが

プレイメーカーは「奇跡ではなく仲間を信じている」と返します。

その仲間も最早いないとボーマンがスキルを発動しますが・・・できません。

ニューロンリンクに貫かれ、意識を失ったはずの晃は

しかしそれでもその指をエンターキー、爆弾の起動スイッチに伸ばしていました。

「意識を失う直前」じゃなくて「意識を失った後」にキーを押すのが実にニクいですね。

執念が足りています。

 

攻撃に成功した結果、ボーマンが苦しみだし

リンクヴレインズの状況がプレイメーカーにも把握できるようになりました。

そしてログアウトが可能になり早見くん指揮の元次々と住人がログアウトしていきます。

戝前部長に応答を要請する早見くんですがしかしそこに反応はありませんでした。

 

ゴーストガールと晃という尊い犠牲によって得られたチャンス、

決して無駄にはしないとサイバース・クロック・ドラゴンで

キメラ・ハイドライブ・ドラグリットを攻撃します。

その効果でジャッジメントダイスが発動するも結果は光属性、

マスターストームアクセスに失敗した為光属性対応のドラグヘッドは手元にありません、

つまり効果は不発に終わり見事に攻撃が通りドラグリットは戦闘破壊、

ボーマンも2500のダメージを受けます。

プレイメーカーはこれでターンエンドです。

 

 

Aiの意地

改めて人間の絆の厄介さを確認したボーマン、

しかしドラゴンボールじみた気合の入れ方をすると

なんとニューロンリンクが回復し始めました、この程度なら復元できると。

既に内部協力者の晃とゴーストガールがリタイアした今

再度ニューロンリンクを破壊する方法はありません、3騎士は焦りだします。

 

万事休すかと思われた時、動いたのはAiでした。

Aiはさせるかよとプレイメーカーの元を離れて単身ニューロンリンクにつっこみます。

AIが人間の為に自己犠牲に走る事に驚きを隠せない3騎士達、

Aiはいいます、これが俺の意思だと。

そしてプレイメーカーに言います。俺がいなくたってお前は大勢の人間たちと繋がっていると。

草薙、ソウルバーナー、ブルーメイデン、財前、ゴーストガール、リボルバー、スペクター、

フレイム、アクア、そしてAiと繋がっているんだと。

繋がる事で強くなっている、繋がる事を恐れるなと。

そして俺がいなくなっても泣くなよと言い残し、ニューロンリンクへと突っ込みました。

 

ついに最後のイグニス、Aiまでもが犠牲になってしまいました。

プレイメーカーはAiの消失に悲痛に、とても悲痛に叫びます。

そして外の世界ではロボッピもまたアニキの消失に泣いていました。

ボーマンは言います、Aiの犠牲は無駄に終わると。

しかしプレイメーカーは返します、俺の相棒を貶める発言は許さないと。

相棒、ここに来てようやく・・・いえ口に出さないだけでずっと前から認めてはいたのでしょう。

その相棒の意思を受け継ぎお前を倒すとボーマンに宣言します。

例えどれだけ膨大な意思を手に入れようとも絆なき意思などに負けはしないと。

 

 

新たなる切り札

ボーマンのターン、ドロー。

通常魔法「ハイドライブ・リ・アドベント」を発動。

これは相手モンスターの攻撃力より低い攻撃力のモンスターを

墓地から効果無効、ターンの終わりに破壊という条件で蘇生させるというものです。

これによりドラグリットを墓地から蘇生、

そのままでは攻撃力はサイバース・クロック・ドラゴンに及びませんが

ここでボーマンはリンクマジック「裁きの矢」を発動、これで攻撃力は上回ります。

しかしボーマンはこれで終わりません、スキル「マスターストームアクセス」を発動します。

ニューロンリンクが破壊されにも関わらず、もう犠牲にする住人がいないにも関わらず。

なんとリンクヴレインズそのものをスキル発動の為のリソースにすると言います。

そんな事をすれば世界は崩壊してしまいますがプレイメーカーを倒すなら安いものだと。

そしてドラグリットでサーキットコンバイン、

LINK-5、パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴンをリンク召喚です。

ドラグニットの効果、まず自身にカウンターを5つ乗せ

そのカウンターの数×1000の攻撃力、つまり5000の攻撃力を得ます。

これが裁きの矢で倍になるわけですからなんと最終的な攻撃力は1万です。

 

そしてサイバース・クロック・ドラゴンを攻撃、

これに対してプレイメーカーは通常罠「リターン・リスク・リザーバー」を発動、

墓地からレベル1のプロトロンを蘇生して1枚ドローします。

そしてこのプロトロンをリリースして墓地のリンクリボーを蘇生、

そのリンクリボーをリリースする事でパーフェクトロンの攻撃力を0にします。

これなら攻撃してきた場合返り討ちにする事が可能です。

しかし通常なら攻撃を中断するはずですがボーマンは攻撃を続行、

そしてカウンターを1つ消費して戦闘ダメージと破壊を無効にします。

わざわざカウンターを1つ消費して

何故攻撃したのか疑問に思うプレイメーカーと3騎士達ですが

ここでパーフェクトロンの更なる効果が発動、

バトルを行った後に相手モンスターを全て破壊、

さらに墓地のハイドライブリンクの数×300、

今回の場合8体の2400ダメージをプレイメーカーに与えます。

残りライフ100というまさにぎりぎりの状況にまで追い込まれます。

ボーマンはこれでターンエンドです。

満身創痍のプレイメーカーに対し勝負は見えたようだなと得意げなボーマン、

しかしかつてリボルバーは言っていました。

「私のライフはまだ100も残っている」

プレイメーカーは一切諦めようとせずAiの為にも負けないと立ち上がります。

 

 

 

財前晃、ゴーストガール、そしてAiまでもが犠牲になってしまいました。

この次々とリタイアしていく感じはまさに最終決戦って感じですね。

そしてドラグニットに続く新たなるボーマンの切り札、パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン。

ドラグニットもそうでしたがボスの切り札が地属性というのは中々に珍しいですね。

このカードは今の所属性を変更する効果が見られないのでなおさらです。

 

次回予告 102話『委ねられた願い』

運命のラストターン 残されたライフはわずか

だがこれまで幾度となく逆境に追い込まれても

プレイメーカーは諦めなかった

散っていった者たちの為にも このデュエルは勝たねばならない

仲間との絆が 彼を強くする!

どうやらニューロンリンクに突入したAiは

吸収された5体のイグニスと再会するようです。

アースって基本鬼塚に吸収されてクリスタルハートだけ取り戻した感じですが

クリスタルハートの中にアース成分の大半が入っていたんでしょうか。

そしてハイドライブカウンターが消えていくのが見えます。

どうやら「連続攻撃によってカウンターを削り切って倒す」って方向のようです。

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