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遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第97話『イグニス統合計画』感想

遊戯王ヴレインズ97話の感想です。

 

前回のあらすじ:綺麗な腕の仕草でツッコミするボーマン

 

 

新たなるリンクマジック

リボルバーのエースであるヴァレルロード・ドラゴンの登場にマスコミも興奮気味です。

ヴァレルロードの効果でトリデンティの攻撃力を500下げて1700にした上で攻撃、

ヴァレルロードは攻撃対象をのコントロールを奪う効果を持っていましたが

普通に攻撃した方がダメージが大きい為今回はその効果を使っていません。

しかしその選択はライトニングの作戦通りでした。

天装騎兵プルンブーマ・トリデンティは破壊され2300のダメージを受けますが

戦闘破壊された事で効果発動、デッキから裁きの矢をサーチします。

そしてそれとは別に破壊される事で自身をリンクマジック扱いで魔法罠ゾーンに配置します。

こちらは仮にコントロールを奪っていたとしても発動されていました。

自分の作戦通りの事が決まってライトニングも得意気です。

リボルバーはカードを1枚伏せてターンエンド。

 

ライトニングのターン、ドロー。

早速リンクマジックとなったトリデンティの効果を発動、

墓地のリンクモンスター1体をデッキに戻し別のリンクを蘇生させます。

これによりケントゥリオを蘇生させます。

そしてコロッセオの効果で手札1枚をコストにセグメンタタとグラディウスを蘇生、

グラディウスを素材に天装騎兵デクリオンをリンク召喚です。

これで裁きの矢の発動条件が整いました。

 

リボルバーの懐かし汎用罠第4段

裁きの矢の布陣が整った事で「地獄を見るがいい」と言い放つライトニング、

しかしそれに対してリボルバーはAIが地獄とはと一蹴します。

リボルバーは裁きの矢を戦況を一変させるカードとして危惧しており

「それの備えが1つだけだと思ったのか?」とライトニングに言い放ちます。

そしてリボルバーは伏せてあった罠カードを発動させます。

マインドクラッシュ!

また懐かしい罠が出て来ました。

リボルバー本当にこういうの好きですね。

カード名1を1つ指定してそれが相手の手元にあれば捨てさせる

現実のデュエルでもよく使われるカードの1つです。

今回の用に相手の手札が判明している時には効果てきめんです。

宣言するカード名は勿論「裁きの矢!」

ライトニングは泣く泣く手札から捨てる事になります。

 

ライトニングは悔しがりつつもならば力でねじ伏せるまでと気持ちを切り替え

3体を素材にLINK-4、天装騎兵マグヌス・ドゥクスをリンク召喚です。

そしてリンク素材になったセグメンタタの効果により

ライフを1000払う事で同時にリンク素材となったカードを全てデッキに戻し

さらにマグヌス・ドゥクスのリンク数である4枚の数だけデッキに戻したあと

墓地のカードを1枚手札に戻します。

この手札に戻すカードは相手であるリボルバーが決めるのですが

この一連の動作で墓地のカードを大量にデッキに戻しており

残っているのは裁きの矢1枚のみです、つまり必然的に裁きの矢を手札に回収します。

ライトニングは「私の備えがたった1つだとでも?」

リボルバーに言われた言葉の意趣返しをしています。ライトニングはこういう事する。

しかしライトニングも無傷ではありません、

裁きの矢を手元に持ってくる為に墓地アドバンテージを捨てています。

そして満を持して裁きの矢を発動しドゥクスでヴァレルロードを攻撃、

攻撃力は5000に到達しヴァレルロードは戦闘破壊、

リボルバーも2000のダメージを受けます。

 

 

人格は書き換えた

「猿ごとき貴様らに後れを取るはずがない」と明らかに人間を見下した発言をするライトニング。

我々に人間など不必要とまで言い放つライトニングに

まるでウィンディみたいだとAiは口にします。

しかしそれに対してリボルバーは言います。みたいではなくそもそも同じで当然なのだと。

不霊夢は以前不審がっていました、前のウィンディはこんな性格ではなかったと、

それが別人のように豹変してしまっていたと。

リボルバーは言います、本当に性格を書き換えられ別人になっていたのだと。

 

その犯人は勿論ライトニング。

彼はイグニス統合計画を実行する際にウィンディのプログラムを書き換えて

無理矢理自分の仲間にしていたのです。

本来のウィンディはもっと陽気な性格であり

あの人間を憎む邪悪な性格はシミュレート上でも発現していませんでした。

ライトニングが外部から書き換えた事によって邪悪な性格が生まれていたのです。

恐らくシミュレートにおいてライトニングが介入する事で

人類とイグニスの双方が滅ぶというのはこれが主な原因なのでしょう。

恐らくシミュレートにおいてライトニングは他のイグニスの人格も書き換え

その結果全てのイグニスが人間に敵意を持つようになったのでしょう。

 

ライトニングはまるで嘲笑するように言います。

ウィンディが負けるのは想定内で呪いも自分が仕込んだと、奴にはその程度の使い道しかないと。

AIはライトニングにそこまでやるのかと怒りを露わにします。

それでも全てはイグニスの為と自分が正しいと主張するライトニングに

こんな奴を今までリーダーとして慕っていたのかとAiは完全失望します。

 

人間は支配下となって消えていくと宣言するライトニング、

しかしリボルバーは言います、お前には種としての骨がないと。

彼は死にゆく父の看病をして命の溢れる肉体を感じていました。

人は死を恐怖し、だからこそそれを糧として成長すると。

 

 

第3のヴァレルロード

リボルバーのターン、ドロー。

まずリボルブート・セクターの効果で墓地からレベル4のマグナヴァレットを蘇生。

そして手札からレベル4のエストレインジメント・ドラゴンを通常召喚、

その効果でデッキから同名モンスターを相手のフィールドに特殊召喚します。

そしてこの2体でオーバーレイネットワークを構築!

 

天翔ける雄々しき轟き!
2つの雷鳴となり交わりし時!
十万億土の扉開きその力を現す!
エクシーズ召喚!ランク4!
ヴァレルロード・エクスチャージ・ドラゴン!!

 

新たなるエクシーズモンスター、ヴァレルロード・X・ドラゴンの登場です。

ヴァレル・X・の効果によりオーバーレイユニットを1つ取り除く事で

マグヌス・ドゥクスの攻撃力を600下げ、

さらに墓地からヴァレルロード・ドラゴンを蘇生させます。

そしてさらにヴァレルロードの効果で

マグヌス・ドゥクスの攻撃力を500下げます。

満を持してヴァレル・X・でマグヌス・ドゥクスを攻撃、

これでマグヌス・ドゥクスの攻撃力は1400、

裁きの矢で2倍になったとしても攻撃力は2800止まりであり

ヴァレル・X・の方が攻撃力が上です。

轟天のヴァレルキャノン!!

口と肩のユニットからシャワー状にビームが放出するド派手な攻撃です。

これにより見事マグヌス・ドゥクスを戦闘破壊、

ライトニングのライフが残り1500となります。

ヴァレル・X・の効果を発動したターン直接攻撃できない制約が発生しますが

その為に出しておいたのが相手の場のエストレインジメント・ドラゴン、

こいつをヴァレルロードで攻撃すればそれでライトニングのライフが0となります。

これにはマスコミも大興奮、

世紀のテロリストであったはずのリボルバーをダークヒーローとまで呼んでいます。

それに対してリボルバーは小さく「ふっ・・・」と、

なんかちょっと嬉しそうです

 

しかしライトニングはここに来て卑怯かつ卑劣な真似に出ました。

仁の意識データを引っ張りだし自分とリンクさせたのです。

ライトニングが敗北し消えれば同時に仁の意識も破壊されるように、

そう、人質作戦です。スペクターを人質にするかと思いきや仁を人質にしました。

突然意識を戻された仁は状況が理解できずに慌てふためいています。

まあ気が付いたら回りはお半畑で明らかに人外な存在が隣で浮いてますからね。

自分が同じ状況なら死後の世界か何かだと思ってます

 

 

 

 

 

 

というわけで実質リボルバーの勝利確定といった状況で

ライトニングが仁を人質にとるという卑怯な作戦に出ました。

プレイメーカーならともかくリボルバーに人質が通用するのかって感じですが

次回予告のナレーションからして以前なら躊躇なく攻撃していたけれど

プレイメーカー達と触れ合った結果彼にも甘さが出来てしまったようです。

言い換えれば1期の頃よりも丸くなっているという事ですね。

実際なんだかんだでプレイメーカー達に友好的な行動をとっていましたし

出来るだけ犠牲を出さない方針に路線変更したのでしょう。

 

次回予告 98話『一線を越えたAI』

例え人質を取られても

以前のリボルバーなら躊躇なく敵を葬っていた

だがプレイメーカー達との戦いを得た彼の心に

一瞬の迷いが生じる

この隙をライトニングを見逃すわけは無い

 

そしてライトニングがボーマンに粛清されてる場面が見えます。

以前ボーマンに「手段は選ぶものだ」と釘を刺されておいて人質作戦ですからね。

まあボーマンだってライトニングに失望もするでしょう。

多分仁の安全を確保してくれるんじゃないでしょうか。

そしてそれでもライトニングは負け惜しみに鴻上博士の事を話すようです。

回想シーンと思われる場面で鴻上博士の姿も見えます。

恐らくはロスト事件真っ最中の頃の姿でしょう。

 

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