今回紹介するのはRISING RAMPAGE(ライジング・ランペイジ)よりこのカードです。
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2450/守2450
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、
いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在する場合、
自分のデッキの上からカード8枚を裏側表示で除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:自分のEXデッキからカード3枚を裏側表示で除外し、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
闇属性機械族のレベル8モンスターです。
金と銀と黒のボディを持つ多数の頭を持つ四足歩行のロボットです。
頭部は蛇でありながら足があると中々キメラ的な見た目です。
メインと思われる3つの頭部の他に
側面の爪を装備した2つの頭部と
レーザー砲らしきものを装備した背中の3つの頭部が特徴的です。
名前の由来はヤマタノオロチ及びその体内で見つかった剣
「天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)」からでしょう。
丁度全部の頭部を合わせると8つの頭が存在します。
いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在する場合、
自分のデッキの上からカード8枚を裏側表示で除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
①の効果は1ターンに1度、
デッキからカードを8枚裏側表示で除外する事で
手札か墓地から特殊召喚出来るというフリーチェーン効果です。
カードを除外して墓地から蘇生できるという点では
妖精伝姫-シラユキに似ていますが
あちらと違いデッキから除外する為墓地を肥やす必要が無い代わりに
除外枚数が8枚と多く裏側表示なので再利用も難しいです。
いずれか1つしか使用できない。
②:自分のEXデッキからカード3枚を裏側表示で除外し、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
②の効果は1ターンに1度、
エクストラデッキからカードを3枚裏側表示で除外する事で
場の表側表示モンスター1体を破壊できるというものです。
シンプルにアドバンテージを取れる効果ですが
エクストラデッキを多用するデッキでは扱いにくく
仮にまったく使用しないデッキであっても5回の発動が限度です。
ただし百万喰らいのグラットンと同様にこれを逆手に取り
No.78 ナンバーズ・アーカイブサポートする使い方も可能です。
百万喰らいのグラットンよりはEXデッキの消耗がすくなくて済むので
あちらよりも狙い撃ちがし辛くなる代わりに
ある程度EXデッキのカードも活用しやすいです。
なんともまあ豪快なカードです。
さすがに8枚ともなるとデッキ破壊速度も尋常ではなく
シュトロームベルクの金の城や強欲で貪欲な壺よりはマシなものの
40枚のデッキでは4回使用するのが限度となっています。
このカードを多用したいのであれば
出来るだけデッキ枚数を増やすのをオススメします。
ただ4回というのは丁度②の効果をその回数分発動して
EXデッキが3枚残る数字なのである種丁度いいともいいます。
発動回数を増やす為にデッキを増やすか
最初から3,4回程度の発動にとどめるかは人それぞれでしょう。
エクストラデッキの消耗が激しい事を踏まえても
墓地から蘇生でき除去効果も発動できるレベル8というのは魅力的です。
3回程度の②の効果の発動を目安に
ランク8のエクシーズ召喚を狙うデッキに組み込むのもいいでしょう。
またこの手の大量に除外できるカードの常として
除外されたカードが多ければ多いほど力を発揮できる
紅蓮魔獣ダ・イーザとの相性は良いです。
①と②の効果で合計で11枚ものカードが除外できる為
1回ずつ発動するだけでも攻撃力4400に到達します。
それでいて貪欲で強欲な壺よりはデッキから除外する枚数が少ないので
ダ・イーザ本体を除外してしまう危険性は少な目になっています。
闇属性機械族という事でオルフェゴール・トロイメアや
終末の騎士で墓地に落とせるのもポイントです。
癖が強いカードですが豪快な性能の面白いカードです。