今回紹介するのはRISING RAMPAGEよりこのカードです。
妖仙獣 侍郎風
効果モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻1700/守 400
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに他の「妖仙獣」カードが存在し、
このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「妖仙獣」Pモンスター1体を手札に加える。
②:自分フィールドの「妖仙獣」カード1枚を対象として発動できる。
デッキから「妖仙郷の眩暈風」または
「妖仙大旋風」1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置き、
対象のカードを持ち主のデッキに戻す。
③:このカードを召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
妖仙獣の新規となる風属性獣戦士族のレベル4モンスターです。
カードが俺を呼んでいる
ドローしてよと呼んでいる
天にまたたく星一つ!
御覧デュエルの一番星!
縞合羽に三度笠という渡世人スタイルのイタチの獣人です。
ドヤ顔で決めポーズしていると中々にキザな印象です。
ていうかネオ・ニュー沢渡じゃねぇか!
丁度沢渡シンゴが妖仙獣を使った際の恰好に酷似しているというか
ポーズまで大体一緒です。
実質沢渡シンゴのカード化と言って差し支えないでしょう。
ちなみに作中でも言及されていますが縞合羽に三度笠という恰好は
長谷川伸先生の小説「股旅新八景」などから広まったと言われています。
風来のシレンシリーズでこの恰好に馴染み深い人も多いでしょう。
名前の由来は風災から守護すると言われる神、風の三郎からだと思われます。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに他の「妖仙獣」カードが存在し、
このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「妖仙獣」Pモンスター1体を手札に加える。
①の効果は1ターンに1度、他の妖仙獣が存在している状態で
このカードが召喚に成功した場合に
デッキから妖仙獣ペンデュラム1体を手札に加えるサーチ効果です。
召喚権を増やすのに長けている妖仙獣なので条件は容易に満たせるでしょう。
またフィールドに存在している妖仙獣はモンスターである必要性はなく
Pゾーンに置いてある妖仙獣でもOKです。
ただし妖仙獣用の永続魔法や永続罠は妖仙獣の名を冠していないので注意です。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
②:自分フィールドの「妖仙獣」カード1枚を対象として発動できる。
デッキから「妖仙郷の眩暈風」または
「妖仙大旋風」1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置き、
対象のカードを持ち主のデッキに戻す。
②の効果は1ターンに1度、自分の場の妖仙獣をデッキに戻す事で
デッキから妖仙大旋風か妖仙郷の眩暈風を
自分の魔法罠ゾーンに表側表示で置くというものです。
どちらもアークファイブにおいてネオ・ニュー沢渡が
「沢渡レジェンドコンボ 妖仙ロスト・トルネード」を決めた際のコンボパーツであり
この妖仙ロスト・トルネードを大きくサポートする効果だと言えるでしょう。
本来発動にライフコストの必要な妖仙大旋風をライフコストなしで発動可能な点や
永続罠である妖仙郷の眩暈風をデッキからすぐさま発動できるのは便利です。
基本的には妖仙郷の眩暈風の発動条件を満たせるのであればこちらを、
そうでない場合は妖仙大旋風を引っ張ってくるといいでしょう。
デッキに戻す妖仙獣は複数枚ダブっているのを優先しておくのがオススメです。
いざという時には自身をデッキに戻して発動も可能です。
③:このカードを召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
③の効果は通常召喚したターンのエンドフェイズに手札に戻るというもので
妖仙獣ではお馴染みともいえるセルフバウンス効果です。
このカードの場合自身の効果でセルフバウンスをトリガーに効果を発動する
妖仙大旋風を引っ張ってこれるのでこの効果の意義も大きいです。
①の効果で堅実的にアドバンテージを稼ぎつつ
②の効果で強力なデッキバウンスコンボであり
妖仙ロスト・トルネードをサポートできるという
堅実さと爆発力を兼ね備えた優秀なカードです。
特にペンデュラム召喚軸の妖仙獣はこのカードの登場により
より安定してペンデュラム召喚を狙えるようになったと言えるでしょう。
ネオ・ニュー沢渡最高!!
ペンデュラム軸の妖仙獣で真価を発揮する効果ですが
非ペンデュラム軸でも左鎌神柱は普通に有用なので
非ペンデュラム軸で使う場合は①の効果のサーチ候補の為に
一緒に左鎌神柱を採用しておくといいでしょう。
単純にアドバンス召喚用として魔妖仙獣 大刃禍是や
魔妖仙獣 独眼群主をサーチするという手もありです。