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遊戯王カード考察:ウィッチクラフトゴーレム・アルル また魔法使い族全般で使えるのが来ました

今回紹介するのはRISING RAMPAGEよりこのカードです。

 

 

 

ウィッチクラフトゴーレム・アルル
効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2800/守   0
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在し、
自分フィールドの魔法使い族モンスターが相手の効果の対象になった時、
または相手モンスターの攻撃対象に選択された時、
相手フィールドのカード1枚または自分の墓地の
「ウィッチクラフト」魔法カード1枚を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚し、そのカードを持ち主の手札に戻す。
②:相手スタンバイフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

 

 

ウィッチクラフトの新規となる光属性魔法使い族のレベル8です。

ウィッチクラフトとしてはヴェール、エーデルに続く3体目の光属性です。

巨大な鋏とハンマー、そして待針のような道具を携えた

魔女風の恰好をした色白な女性型ゴーレムです。

緑色のガラス細工のような髪とゴーレムでありながら微笑んだ表情が特徴的です。

ウィッチクラフト・マスターピースのイラストにおいて

ヴェール、ハイネ、エーデルの3名が巨大な人形のようなものを作成しており

恐らくその完成体がこのウィッチクラフトゴーレム・アルルなのでしょう。

エーデルやハイネとの関連性を思わせるハンマーやハサミ、

ヴェール製と思われるガラスの髪など

このカードが3人の共同制作物である事が伺えます。

アルルとはフランスにおける最大面積を誇るコミューン(市)の名前です。

またアルフォンス・ドーデの製作した戯曲に「アルルの女」というのがあります。

 

 

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在し、
自分フィールドの魔法使い族モンスターが相手の効果の対象になった時、
または相手モンスターの攻撃対象に選択された時、
相手フィールドのカード1枚または自分の墓地の
「ウィッチクラフト」魔法カード1枚を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚し、そのカードを持ち主の手札に戻す。

①の効果は1ターンに1度、自分の場の魔法使い族が

相手の効果の対象か攻撃対象になった時に

手札からこのカードを特殊召喚しつつ

相手のカードか自分の墓地のカードを手札戻すというものです。

自己展開、バウンス、墓地回収と様々な効果が混ざり合っています。

発動条件は受け身ながらも効果の対象と攻撃、どちらでも発動可能な為、

魔法使い族が場にいるなら相手が対象に取らない効果でも使わない限りは

このカードの発動を狙う事が可能で発動機会は多いでしょう。

ただ「時の任意効果」なのでタイミングを逃す点には注意が必要です。

特殊召喚と同時に効果でウィッチクラフトを墓地から回収が可能ですが

このカードを場に出す事自体がウィッチクラフト魔法自身の効果により

墓地回収のトリガーにも繋がっています。

ウィッチクラフト魔法カードは1ターンに手札から発動する効果と

墓地から発動する効果のどちらか片方士か発動できないのが多い為

手札から発動する効果を使いたい場合に

このカードの効果で再利用をするといいでしょう。

またバウンス効果の方も優秀で

攻撃してきた相手モンスターをそのまま手札に戻して攻撃を防いだりできます。

状況に合わせて美味く使い分けていきましょう。

 

 

②:相手スタンバイフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

②の効果は相手スタンバイフェイズに手札に戻る強制効果です。

最上級モンスターが手札に戻ってしまうある種のデメリット効果ですが

手札に戻れば①の効果の発動が再度狙えるので

このカードの特性を考えればむしろ美味しいです。

相手からすればこのカードが再度発動を防ぎたければ

自分のスタンバイフェイズが来る前にこのカードを何とかせねばいけません。

 

 

ウィッチクラフトにとっては手札から発動できる妨害手段であり

また1ターンしかフィールドにいないながらも2800と最高打点なので

ウィッチクラフト・コラボレーションの発動先としても適しています。

 

また①の効果はウィッチクラフトの魔法カードが墓地になくとも

バウンスの効果は問題なく発動できるので

魔法使い族をメインとするデッキ全般で

相手のモンスターを妨害する妨害手段として活用する事が可能です。

このカードもまた魔法使い族全般で活躍が期待できる

汎用性の高いウィッチクラフトだと言えるでしょう。

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