今回紹介するのはRISING RAMPAGEよりこのカードです。
レプティレス・ヒュドラ
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/爬虫類族/攻 0/守 0
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが手札に存在し、
自分フィールドのモンスターが爬虫類族モンスターのみの場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を0にし、このカードを特殊召喚する。
その後、自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
②:このカードがS素材として墓地へ送られた場合、
フィールドの表側表示モンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を0にする。
レプティレスの新規となる闇属性爬虫類族のレベル2チューナーです。
淡いオレンジのドレスが美しい少女型のレプティレスです。
ナージャと並んでレプティレスの中でも可愛らしい系のデザインですね。
ヒュドラとは水蛇を意味するギリシア神話の怪物で
巨大な胴体に九つの首を持つ蛇の化け物です。
不死身の肉体と猛毒の息を持つという遅るべき怪物でしたが
ヘラクレスによって倒されました。
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが手札に存在し、
自分フィールドのモンスターが爬虫類族モンスターのみの場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を0にし、このカードを特殊召喚する。
その後、自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
①の効果は1ターンに1度、自分のモンスターが爬虫類族のみの場合に
相手モンスターの攻撃力を0にしつつ手札から特殊召喚する自己展開効果です。
【レプティレス】にとっては非常に緩い条件で
攻撃力0の相手モンスターを用意できるありがたい効果であり
レプティレス・ヴァースキやレプティレス・バイパーが持つ
効果の発動条件を満たすのに大いに役立ってくれます。
攻撃力0にした相手モンスターの攻撃力分のダメージを受けるデメリットがありますが
逆にこのダメージを利用して各種ダメージトリガー系の効果を発動する事も可能です。
特にH・Cサウザンド・ブレードと相性がよくこのカードの特殊召喚に合わせて
あちらを蘇生する事でレプティレス・ラミアのシンクロ召喚を狙う事が可能です。
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
②:このカードがS素材として墓地へ送られた場合、
フィールドの表側表示モンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を0にする。
②の効果は1ターンに1度、シンクロ素材として墓地へ送られた場合に
場の表側表示モンスター2体の攻撃力を0にできるというものです。
特にレプティレス・ラミアとの相性が抜群であり
このカードを素材にレプティレス・ラミアのシンクロ召喚に繋げる事で
相手モンスター2体を除去しつつ2枚ドローを狙う事が可能です。ウハウハですね。
それ以外のモンスターのシンクロ召喚を狙う場合でも攻撃力0は普通に有用で
HSRチャンバライダーで2体を戦闘破壊して大きなダメージを狙ったり
ゴヨウ・チェイサーで相手のモンスターを奪ったりなども可能です。
レベルが合わずにレプティレス・ラミアのシンクロ召喚が狙えなかったり
相手が効果破壊耐性持ちだったりした場合には
別の選択肢として意識しておくといいでしょう。
①と②の効果はどちらか片方だけしか発動できずトレード・オフとなっています。
①の効果の利点は
・召喚権を必要とせずに展開できる
・シンクロ召喚が狙えない状態でも相手モンスターの攻撃力を0にできる
・ダメージをトリガーとするカードとのコンボが狙える
といった所であり逆に②の効果の利点は
・攻撃力を0にできる相手モンスターの数が多い
・ダメージを受ける必要がない
・爬虫類族が場にいない状態でも発動が狙える
といった所でどちらも一長一短といった感じです。
デッキや状況に合わせてどちらの効果を発動するか上手く選んでいきましょう。
概ね①の効果を使わずともシンクロ召喚が狙える場合は②の効果を、
そうでない場合は①の効果を狙っていく感じになるでしょうか。
両方の効果を発動したいという欲張りさんは緊急同調あたりを使って
相手ターンにシンクロ召喚を狙いましょう。
なお効果自体はレプティレスに依存しておらず
また②の効果に限れば爬虫類族にすら限定されていない為
シンクロ召喚を狙えるデッキであれば
【レプティレス】以外でも普通に採用が可能です。
特にサイバース・ガジェットとは相性がよくあちらでこのカードを蘇生しつつ
そのまま2体でレプティレス・ラミアのシンクロ召喚が可能です。
それに加えてダーク・バーストや悪夢再びに対応していて
墓地からの回収も用意と何かと便利なカードです。
フォトン・スラッシャーやEmハット・トリッカーなど
特殊召喚できるレベル4のモンスターを中心とするデッキであれば
レプティレス・ラミアと共にこのカードを出張させるのもいいでしょう。
キングレムリンでサーチも行えるので
そういう意味でもレベル4のモンスターとは相性がいいです。