今回紹介するのはストラクチャーデッキR-ロード・オブ・マジシャン-よりこのカードです。
魔法都市の実験施設
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードは魔法&罠ゾーンに存在する限り、
カード名を「魔法都市エンディミオン」として扱う。
②:自分または相手が魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
③:1ターンに1度、
自分の魔法使い族モンスターが戦闘で破壊されたダメージ計算後に、
自分フィールドの魔力カウンターを6つ取り除いて発動できる。
手札・デッキからレベル7以上の魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
魔力カウンター関連の永続魔法です。
イラストでは黒魔力の精製者が見守る中、マジックテンペスターが
マジキャット、マジドッグと共に実験を開始する様子が描かれています。
はしゃいでいるマジドッグをテンペスターが微笑ましそうに見つめていると
とても心が和むイラストですね。
これ・・・明らかに暴走する魔力に繋がる流れのイラストですよね・・・
和気あいあいな雰囲気(なぜか変換できない)から一転、
大事故が発生してしまうという中々にブラックなイラストです。
黒魔力の精製者が助けてくれなければ大変な事になっていたでしょう。
こっそり見守っていた黒魔力の精製者はファインプレーですね。
①:このカードは魔法&罠ゾーンに存在する限り、
カード名を「魔法都市エンディミオン」として扱う。
①の効果は魔法罠ゾーンに存在する限り
カード名を「魔法都市エンディミオン」として扱う名称変更効果です。
これによりこのカードの魔力カウンターを6つ溜める事でも
神聖魔導王 エンディミオンの特殊召喚が可能となります。
②:自分または相手が魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
②の効果は自分か相手が魔法カードを発動する度に
自身に魔力カウンターを1つ置くというものです。
実にポピュラーかつ魔法都市エンディミオンと同じ魔力カウンター上昇条件です。
1ターンに1度しか発動できないものの、魔法都市と違い永続魔法なので
場に複数枚発動しておくことも可能であり
多く配置すればそれだけ1度の魔法カードで場のカウンター総数が多く溜まります。
ただ魔法都市と違い破壊耐性の類は持っていない点に注意です。
魔法都市と一緒にあればこのカードが破壊されたとしても
乗っていた分のカウンターが魔法都市に行くので
破壊される事を恐れるのであれば一緒に発動しておくのが望ましいです。
③:1ターンに1度、
自分の魔法使い族モンスターが戦闘で破壊されたダメージ計算後に、
自分フィールドの魔力カウンターを6つ取り除いて発動できる。
手札・デッキからレベル7以上の魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、
魔法使い族が戦闘破壊された場合、そのダメージ計算後に
自分の場の魔力カウンターを6つ取り除く事で
手札かデッキからレベル7以上の魔法使い族を特殊召喚可能です。
魔力カウンターに関連するカードとしては
創聖魔導王 エンディミオンやエンプレス・オブ・エンディミオン、
それから魔導獣マスターケルベロスなどが該当します。
別に魔力カウンターに関係ないカードでも特殊召喚が可能なので
アストログラフ・マジシャンや混沌の黒魔術師、
ウィッチクラフトマスター・ヴェールなどを出すのもいいでしょう。
強力な効果なのは間違いありませんが
魔力カウンター6つをいかにして溜めるかが課題となってくるでしょう。
能動的に発動するのであれば自爆特攻も考慮しておきましょう。
マギステル・オブ・エンディミオンあたりは自爆特攻向けです。
魔力カウンターを置ける永続魔法としては
魔法族の結界、魔導書廊エトワール、魔導研究所に続く4つ目です。
「お互いが魔法を発動する度に魔力カウンターを乗せる永続魔法」としては初であり
魔法を多用するデッキであればこのカードを場に置いておく事で
場の魔力カウンターの総数を飛躍的に増やしていく事が可能です。
このカード自身の効果を発動するだけでなく
創聖魔導王 エンディミオンや各種魔導獣など
自分フィールド全体から魔力カウンターを取り除けるカードの補佐としても使えます。