Vジャンプ4月号が2月21日に発売されます。
今回紹介するのはその付録としてついてくるこのカードです。
アンクリボー
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターの攻撃宣言時にこのカードを手札から捨て、
このカード以外の自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに墓地へ送られる。
②:このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、
自分のデッキ・墓地から「死者蘇生」1枚を選んで手札に加える。
クリボーの新種となる闇属性悪魔族のレベル1です。
名前の通りに頭にアンクが浮かび上がっているクリボーです。
何気に高橋和希先生書き下ろしのモンスターであり
守護神官マナのイラストにもアンクリボーの姿が描かれています。
アンクとは古代エジプト語で「生命」や「生きる事」意味する言葉で
エジプト十字とも呼ばれ護符としてよく用いられます。
遊戯王的には日本版死者蘇生がまさにそれです。
宗教関連のものなので修正対象なのですが海外のデザインどうなるんでしょうね。
取捨蘇生のイラストだと海外版でも普通にアンク描かれていましたが。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターの攻撃宣言時にこのカードを手札から捨て、
このカード以外の自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに墓地へ送られる。
①の効果は1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に手札から捨てる事で
自身以外の相手か自分の墓地のモンスター1体を特殊召喚する蘇生効果です。
実にクリボーらしい防御的な効果で墓地から好きな壁を用意する事が可能です。
相手の墓地にも対応しているあたり死者蘇生感ありますね。
蘇生したモンスターはエンドフェイズ時に墓地に送られてしまいますが
効果そのものは無効にならないので特殊召喚時に効果発動できるモンスターや
墓地に送られる事で効果発動するモンスターなどを蘇生すれば
単なる壁に留まらない運用が可能となります。
ダイナレスラー・パンクラトプスあたりも
フリーチェーンでリリースして効果発動できるので無駄がありません。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
②:このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、
自分のデッキ・墓地から「死者蘇生」1枚を選んで手札に加える。
②の効果は1ターンに1度、
自身が戦闘破壊か効果破壊で墓地へ送られたターンのエンドフェイズに
デッキか墓地から死者蘇生1枚を手札に加えるサーチorサルベージ効果です。
いままでありそうでなかった死者蘇生専用サポートです。
死者蘇生は遊戯王を代表するカードの1つであり
長年制限カードの座に君臨し続けている万能かつ有用な蘇生カードです。
それをデッキからサーチしたり繰り返し再利用できるこの効果は
蘇生カードを多用したいデッキにとっては非常にありがたいものでしょう。
発動方法に関しては別のアンクリボーの①の効果で壁にするのもいいですし
激流葬あたりで能動的に破壊するのもいいでしょう。
金華猫あたりで蘇生して自爆特攻をさせるという手もありますが
攻撃力が300しかないのでダメージには注意です。
手札から発動できる防御系のカードはたくさんありますが
そんな中でも好きなモンスターを壁要因として蘇生できるこのカードは
かなり柔軟に使っていける1体となっています。
死者蘇生自体も大抵のデッキで採用ができますし
繰り返し蘇生させたいカードのあるデッキであれば出番は多いでしょう。
クリボー見た場合特に使いやすく採用しやすいカードの1体です。
クリボーンとはあちらの効果で蘇生が出来るというだけでなく、
このカードの①の効果で壁にしたモンスターが破壊されれば
クリボーンの①の効果でも蘇生が狙えると何かと相性がいいです。
このカードの登場でクリボーン、
ひいては【クリボー】デッキはより使いやすくなったと言えるでしょう。
これは3枚手に入れる価値ありますね