STARTER DECK(2019)が3月23日に発売されます。
今回紹介するのはそのスターターデッキ2019に収録されるこのカードです。
デコード・トーカー・エクステンド
リンク・効果モンスター
闇属性/サイバース族/攻2300/LINK-3
【リンクマーカー:上/左下/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
効果モンスター2体以上
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
カード名を「デコード・トーカー」として扱う。
②:このカードの攻撃力は、
このカードのリンク先のモンスターの数×500アップする。
③:自分バトルフェイズに、このカードのリンク先のモンスターが、
戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
デコード・トーカーの進化形となるLINK-3です。
進化形といっても攻撃力やLINK数は元のデコード・トーカーと同一です。
今回のスターターデッキを飾る看板モンスターとなっています。
ビフォー
↓
アフター
纏う鎧が金色になっており、また二刀流になっています。
全体的な鎧のデザインこそ変わっているものの
黒い素体の部分はそのままって感じですね。
エクステンドとは拡張や延長を意味する言葉であり
デコード・トーカーを進化させた姿である事が伺えます。
【リンクマーカー:上/左下/右下】
効果モンスター2体以上
リンク素材、リンクマーカーともに元のデコード・トーカーと同一です。
基本的な出し方はあちらに準ずることになるでしょう。
マイクロ・コーダーやリコーデッド・アライブなどの
各種コード・トーカーサポートにも対応しています。
リンク先に強く依存するのもデコード・トーカーと同じなので
できるだけリンク状態を意識して出す必要があります。
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
カード名を「デコード・トーカー」として扱う。
①の効果はモンスターゾーンに存在する間
カード名をデコード・トーカーとして扱う名称変更効果です。
これによりこのカードもデコード・トーカーと同様に
デコード・エンドに対応しています。
効果的に本家よりもデコード・エンドと相性がよく
状況次第では4000超えの攻撃力で2回攻撃も可能です。
②:このカードの攻撃力は、
このカードのリンク先のモンスターの数×500アップする。
②の効果はこのカードのリンク先×500の数値分
自身の攻撃力を上昇する自己強化効果です。
元のデコード・トーカーにもある攻撃力強化であり
このカードの場合③の効果もあるのでより攻撃力上昇の意義が高いです。
③:自分バトルフェイズに、このカードのリンク先のモンスターが、
戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
③の効果は自分ターンのバトルフェイズ中に
このカードのリンク先が戦闘破壊されるか墓地へ送られた場合に
2回攻撃できるようになる連続攻撃効果です。
一番シンプルに発動を狙えるのは
このカードの前方にいる相手モンスターを戦闘破壊できた場合ですが
リンク先の自分モンスターを自爆特攻させたり
フリーチェーンで墓地に送ったりする事でも発動を狙う事が可能です。
例えばリンク先のレベル1をリリースしてリンクリボーを蘇生する事で
リンク先のモンスターの数を減らさずに効果の発動を狙う事が可能です。
ジュラゲドやダイナレスラー・パンクラトプスあたりも
効果発動のトリガーとして使いやすいでしょう。
元のデコード・トーカーと比較した場合、
あちらが自分のカードを対象に取る効果を無効にできる防御的な性能に対し
こちらは連続攻撃を狙える攻撃的な性能と分かりやすい対比になっています。
概ね③の効果の発動が狙える状況であればこちらを、
そうでなければあちらを使うといった感じの使い分けでいいでしょう。
効果的にもこのカードの前方に相手モンスターがいてくれるのが理想なので
このカードを積極的に使うのであれば
壊獣などの相手にモンスターを送り付ける手段を用意しておくのが吉です。
ちなみに全てのリンク先にモンスターがいる状態でデコード・エンドを発動すれば
最初の攻撃時に5300、その後目の前の相手モンスターを戦闘破壊すれば
相手フィールドをがら空きにした後で攻撃力4300の直接攻撃が狙えます。
コード・ラジエーターとのコンボも狙えば1ターンキルも十分にいけます。
ロマンですね。