今回紹介するのは20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTIONよりこのカードです。
守護神エクゾディア
効果モンスター
星10/闇属性/魔法使い族/攻 ?/守 ?
このカードは特殊召喚できない。
このカードの①の方法で召喚したこのカードが、
元々の持ち主が相手となる悪魔族・闇属性モンスターを戦闘で破壊した時、
自分はデュエルに勝利する。
①:このカードはモンスター5体をリリースして召喚する事もできる。
②:このカードの攻撃力・守備力は、
このカードを召喚するためにリリースしたモンスターの
元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。
エクゾディアのリメイクとなる闇属性魔法使い族のレベル10です。
縛られていた鎖を破壊して立ち上がろうとするエクゾディアです。
本来の色と違い青黒い姿をしているのが特徴的です。
このカードは特殊召喚できない。
②:このカードの攻撃力・守備力は、
このカードを召喚するためにリリースしたモンスターの
元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。
②の効果はこのカードをアドバンス召喚した場合に
素材にしたモンスターの元々の攻撃力守備力の合計が
このカードの攻撃力守備力になるというものです。
合成魔獣 ガーゼットの効果によく似ていますが
このカードの場合守備力の数値も参照できる点、
①の効果で5体のリリースも可能な点などが異なります。
このカードの場合攻撃力はその①の効果にも直結してくるので
いかに攻撃力を高められるかが重要になってきます。
このカードの①の方法で召喚したこのカードが、
元々の持ち主が相手となる悪魔族・闇属性モンスターを戦闘で破壊した時、
自分はデュエルに勝利する。
①:このカードはモンスター5体をリリースして召喚する事もできる。
①の効果はモンスター5体をリリースして召喚する事ができ
その方法で特殊召喚した場合、
元々の持ち主が相手の闇属性悪魔族を戦闘破壊する事で
デュエルに勝利する事が出来る特殊勝利効果です。
元々の持ち主が相手である必要があるので
例えば多次元壊獣ラディアンを送り付けて倒すというインチキは不可能です。
ただそれでも闇属性悪魔族はそこまで珍しい存在ではなく
特にトロイメア・ユニコーンあたりは比較的見かけやすい部類となるでしょう。
相手が【彼岸】だったり【DD】だったりした場合はしめたものですね。
さて肝心のリリース要員5体を場に並べる方法ですが
まず思いつくのはNo.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホークで
トークン5体を生成してしまう方法です。
召喚権を使わずにレベル7を2体並べる事で
トークンの生成からこのカードのアドバンス召喚に繋げる事が可能です。
ダイナレスラー・パンクラトプスやマシンナーズ・フォートレス、
暗黒騎士ガイアロードあたりを活用すれば十分狙う事ができるでしょう。
このトークンは1体攻撃力2000あり
全部リリースすれば攻撃力1万になる事も高相性です。
あとは真炎の爆発で墓地から5体蘇生してしまう方法でしょうか。
【ラヴァル】あたりなら蘇生対象を5体墓地に送ることもそう難しくありません。
こちらはギャラクシー・トマホークと違いダメージを与えられない制約もないので
特殊勝利条件を満たせなくともアタッカーとして活用していけます。
さてこのカード、今まであえて考察を保留にしてきました。
というのもこのカードのある部分の裁定が不明だったからです。
ずばり「相手モンスターを無理やり闇属性悪魔族に変えた場合、
その変えたモンスターを戦闘破壊しても特殊勝利ができるか?」です。
そしてようやくこの裁定について答えが出たようです。
Q:元々の種族が闇属性・悪魔族でない相手フィールドのモンスターが、
何らかのカードの効果により闇属性・悪魔族になっています。
このモンスターをこのカードで戦闘破壊した時に特殊勝利できますか?
A:はい、特殊勝利は成立します。(19/02/09)
というわけで可能である事が判明しました。
これにより相手が闇属性悪魔族を使用していなかったとしても
ある程度能動的に特殊勝利を狙う事も可能となりました。
闇属性にするのはDNA移植手術や闇黒世界-シャドウ・ディストピア-で
悪魔族にするのはDNA改造手術やリプロドクスでそれぞれ可能です。
並べると
・このカード
・リリース要員5体
・種族を変更するカード
・属性を変更するカード
これがを全部用意できた上で相手モンスターを戦闘破壊できれば
特殊勝利が成立する事になります。
さすがに特殊勝利というだけあって一筋縄ではいきませんが
それでも条件を満たせば戦闘破壊で特殊勝利が達成できるというのは
他の特殊勝利と比べても十分に狙える部類の1つといえるでしょう。
また闇属性自体はよく見かけるので
種族を変更するだけでもOKという場面も結構あるでしょう。
やっぱり特殊勝利というのはロマンがありますね。
こういうのは専用構築を狙ってみたくなります。