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遊戯王カード考察:スターヴ・ヴェネミー・リーサルドーズ・ドラゴン モンスター効果でもP効果でも弱体化させます

今回紹介するのはPREMIUM PACK 2019よりこのカードです。

 

 

 

スターヴ・ヴェネミー・リーサルドーズ・ドラゴン
融合・ペンデュラム・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
【Pスケール:青1/赤1】
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターにヴェネミーカウンターを1つずつ置く。
②:ドラゴン族・闇属性モンスター以外のフィールドのモンスターの攻撃力は
フィールドのヴェネミーカウンターの数×200ダウンする。
【モンスター効果】
闇属性Pモンスター×3
①:フィールドのカードが墓地へ送られる度に、
1枚につきヴェネミーカウンター1つをこのカードに置く。
②:ドラゴン族・闇属性モンスター以外のフィールドのモンスターの攻撃力は
フィールドのヴェネミーカウンターの数×200ダウンする。
③:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
④:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。

 

 

混ぜると危険!混ぜすぎカオス!!
現れろオッドアイズ三体融合究極竜!
スターヴ・ヴェネミー・リーサルドーズ・ドラゴン!!!

闇属性ドラゴン族のレベル8ペンデュラムモンスターです。

スターヴ・ヴェネミー・ドラゴンよりも先にその進化形である

スターヴ・ヴェネミー・リサルドーズ・ドラゴンがOCG化してしまいました。

漫画版ARC-Vにおいてユーリが紫雲院素良戦で使用したカードであり

オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン、オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン、

オッドアイズ・ファントム・ドラゴンの3体で融合召喚され

その効果でデストーイ・ナイトメアリーの攻撃力を下げつつ

自身の攻撃力を高めてその一撃によりデュエルに決着をつけました。

漫画ではフィールドからカードが離れるたびに

場のモンスター全てにカウンターを置けましたがOCG化に伴い

カウンターが乗る条件が墓地へ送られた場合限定となり

更にカウンターを置けるのも1体になっていると弱体化しています。

また漫画ではカウンターの数×100だけ相手の攻撃力を下げ

同じ数値だけ自身の攻撃力を上げる効果を持っていましたが

OCG化に伴い自身の攻撃力を上げる効果は削除、

代わりに相手の攻撃力を下げる量が倍になりました。

 

黒い布のようなものをつけた緑と紫を基調とした禍々しいドラゴンです。

イラストからは判別し辛いですが下半身が大きな尻尾のようになっており

アニメにおけるスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンの

初期のシルエットで登場したワイバーン型に近い外見となっています。

漫画版の表紙とは全体的な色合いが大分変っており

こちらもう少し鮮やかな紫を基調としたカラーリングになっており

布も赤黒いオーラのようなものになっています。

 

 

闇属性Pモンスター×3

融合素材には闇属性ペンデュラム3体を指定しています。

覇王眷竜スターヴ・ヴェノムからさらに素材が1つ増えている上に

あちらと違い融合カードなしで特殊召喚という事も出来ませんが

幸いドラゴン族なのでオッドアイズ・フュージョンに対応しており

エクストラデッキからペンデュラムのオッドアイズ、

例えば覇王黒竜とか覇王烈竜とか覇王紫竜とか覇王白竜とか墓地に送る事で

融合素材のうち2体は賄う事が可能です。

龍の鏡にも対応していますが融合素材となるペンデュラムを

エクシーズ素材にするなどして墓地へ送っておく必要があります。

EMトランプ・ガールの効果で融合召喚できるモンスターの1体でもあります。

他には守護竜アガーペインの効果で

エクストラデッキから直接特殊召喚する事も可能です。

 

 

①:フィールドのカードが墓地へ送られる度に、
1枚につきヴェネミーカウンター1つをこのカードに置く。
②:ドラゴン族・闇属性モンスター以外のフィールドのモンスターの攻撃力は
フィールドのヴェネミーカウンターの数×200ダウンする。

モンスター効果の①と②はフィールドから墓地へ送られるカード1枚につき

自身にカウンターを1つ置き、そのカウンターの数×200だけ

闇属性ドラゴン族以外の攻撃力をダウンさせる全体弱体化効果です。

カウンターを乗せる条件がかなり緩く通常魔法や通常罠を発動するだけでも

カウンターを1つ乗せる事が可能です。

成金ゴブリンなどの水増し系カードも上手く使えば

さらにカウンターを乗せやすくなるでしょう。

1000ぐらいの弱体化は十分に狙う事が出来ますが

もし相手が闇属性ドラゴン族を使ってきた場合は弱体化させられません。

ヴァレルロード・ドラゴンあたりは遭遇しやすいので注意です。

また自分のモンスターも闇属性ドラゴン族以外は弱体化してしまうので

影響を回避したい場合はできるだけ闇属性ドラゴン族で固めましょう。

 

 

③:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。

モンスター効果の③は1ターンに1度、

相手の表側モンスター全ての効果をそのターンの間無効にするというものです。

特に自己強化効果や耐性の類を持っている相手に対して効果的です。

 

 

④:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。

モンスター効果の④は戦闘破壊か効果破壊された場合に

ペンデュラムゾーンに置くというものです。

エクストラデッキ用のペンデュラムが持つ効果としてはすっかりお馴染みですね。

このカードは特に耐性の類はありませんが

この効果により破壊されたとしてもペンデュラムとしての仕事を行えます。

 

 

【Pスケール:青1/赤1】
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターにヴェネミーカウンターを1つずつ置く。
②:ドラゴン族・闇属性モンスター以外のフィールドのモンスターの攻撃力は
フィールドのヴェネミーカウンターの数×200ダウンする。

そしてペンデュラムゾーンへいった時に発動できるペンデュラム効果ですが

1ターンに1度、相手の表側表示モンスター全てにカウンターを1つ置き

その数×200だけ闇属性ドラゴン族以外の攻撃力を下げる全体弱体化効果です。

モンスター効果と同じ弱体化ですがカウンターを乗せる条件が変わりました。

相手の場にモンスターが多いほど攻撃力を多く下げる事が可能であり

相手はカウンターを乗ったモンスターをどかすかこのカードを除去しない限り

どんどん弱体化を蓄積させていく事が可能です。

劇的に強い効果というわけではないですが割と便利な

No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロと組み合わせるのも面白いでしょう。

相手の場にモンスターが2体いればラグナ・ゼロの効果で

自分、相手それぞれのターンで1体ずつ破壊してドローを行う事が可能です。

 

 

弱体化効果を受けない闇属性ドラゴン族のデッキ、

それもペンデュラムが中心のデッキでこそ真価を発揮するカードであり

やはり【オッドアイズ】の為の融合モンスターって感じですね。

オッドアイズ・フュージョンなどを駆使すれば割と出す事は難しくないので

アタッカーとしても便利なスケール要員としても活躍してもらいましょう。

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