遊戯王ヴレインズ82話の感想です。
前回のあらすじ:鬼塚がなんかもう色々とやばい
禁止前の輝き
Go鬼塚はバーリオニクスを通常召喚、そしてカードを1枚伏せた後に
キングTレッスルでストームサイファーを攻撃します。
ワールドダイナレスリングの効果も相まって攻撃力は3800、
ストームサイファーを撃破しつつプレイメーカーのライフを2600まで削ります。
更に墓地の狂進化を除外して効果発動、
対象にしていたストームサイファーが破壊された時に1枚ドローします。
Go鬼塚はこれでターンエンドです。
Go鬼塚に向けてクリスタルハート大事にしろと怒鳴るAi、
Aiからするとやはり鬼塚は完全にアースの仇って認識みたいですね。
プレイメーカーのターン、ドロー。
まずドットスケーパーを通常召喚しそれを素材にリンクリボーをリンク召喚、
そして墓地に送られたドットスケーパーを自身の効果で蘇生した後に
セキュリティ・ドラゴンをリンク召喚、効果でキングTレッスルをバウンス使用としますが
ここで前のターン発動していたバーリオニクスの効果により
キングTレッスル以下のLINK数を持つリンクモンスター効果を受けません。
それならばと次は来年禁止になるファイアウォール・ドラゴンをリンク召喚します。
ファイアウォールはLINK-4なのでキングTレッスルの耐性を突破できますが
その穴は鬼塚がわざと用意していたものでそれこそが狙いでした。
鬼塚は永続罠「ダイナディシート」を発動、
BKビッグバンテージ!BKビッグバンテージじゃないか!
VRAINS世界に存在するのかバーニングナックラー・・・バリアンのカードなのに。
さてこのカードは場のダイナレスラー以上のLINK数を持つリンクの効果が発動した時、
相手の全てのモンスター効果を無効にしさらに魔法罠1枚をセット可能です。
これによりファイアウォールとリンクリボーの効果が無効にされてしまいました。
さらにキングTレッスルの効果によりキングTレッスルへのバトルを強制され
バトルしなかった場合そのモンスターは墓地送りにされてしまいます。
ファイアウォールはバトルを強制されますがキングTレッスルの方が攻撃が上で
このまま攻撃すれば戦闘破壊されてしまいダメージを受けてしまいます。
やむなく攻撃を中断しそのままファイアウォールは墓地へ、
プレイメーカーはターンエンドです。
アンチスキルがある、それでも・・・
Go鬼塚のターン、ドロー。
カード1枚伏せた後に永続罠「ダイナドメイン」を発動、
これはダイナレスラー1体を手札に戻す事で
このカードにモンスターの効果耐性を付与しつつ、
さらにEXモンスターゾーンにモンスターが存在している時には
自分のモンスターに効果破壊耐性と対象耐性を付与できます。
クリスタルハートを守る布陣(何気にAiの言伝守ってます)ですが
その為にエースであるはずのLINK-3のキングTレッスルをバウンスさせました。
しかし鬼塚はクリスタルハートの効果でテラパルクリオを蘇生させた後、
バーリオニクスと共に再びキングTレッスルをリンク召喚、
そして自身の効果でテラパルクリオの蘇生します。
これによりクリスタルハートのカウンターが更に上乗せされ
キングTレッスルの攻撃力は4200まで到達します。
クリスタルハートはリンク先が空いていないと効果が使えないので
そのリンク先にいたキングTレッスルを一旦どかせたという事ですね。
さてそんな鬼塚のデュエルを見守っている晃お兄様ですが鬼塚のバイタルがやばいようです。
強制ログアウトを訴えますがその叫びもむなしくクィーンはデュエルを強行させます。
そんな中キングTレッスルでリンクリボーを攻撃です。
ワールドダイナレスリングの効果でキングTレッスルの攻撃力は4400に到達し
しかもリンクリボーは先ほど効果を無効にされています。
プレイメーカーは墓地のクロスデバッカーを除外して効果発動、
墓地のファイアウォールを指定しその攻撃力分リンクリボーの攻撃力を上昇させ
さらに戦闘破壊耐性を付与させます。これでライフ1000の所で留まりました。
鬼塚はこれでターンエンドです。
プレイメーカーのターン、ドロー。
この時プレイメーカーは少し苦い顔をしつつある事を決意します。
それはスキルの発動、当然鬼塚がアンチスキルを持っている事を承知の上でです。
Aiも鬼塚もプレイメーカーの行動には疑問符を浮かべますが
それでもプレイメーカーは自身の本能を信じるとしてスキルを発動、
ですが当然鬼塚もアンチスキルを発動してそれを無効にしさらに2枚ドローします。
しかしプレイメーカーの狙いはこのドローにありました。
プレイメーカーは罠カード「ドローディスチャージ」を発動、
茂古田未知夫!茂古田未知夫じゃないか!
これは相手がドローフェイズ以外でカードをドローしてそれがモンスターカードだった場合
それらを全て除外してその攻撃力合計分のダメージを相手に与えるというものです。
鬼塚がドローしたカードは両方ともダイナレスラーでしかも合計攻撃力4400。
ですが鬼塚はカウンター罠「ダイナセンス」を発動、
これは自分の場にダイナレスラーリンクがいる時に発動可能なカードで
相手の魔法罠が発動した時にそれを無効にしつつ
さらに自分のモンスター1体につき300のダメージを相手に与えます。
これにより起死回生の一手を防がれさらにライフ100にまで追い詰められてしまいました。
Xの力
絶体絶命に追い込まれたプレイメーカー、しかしAiは言います。まだ終わっちゃいないと。
ネオストームアクセスにはもう1つ隠された効果がありました。
それはライフが100以下でさらにEXデッキからカードを加えていない時に
再びランダムにサイバース族1体をEXデッキに加えたのちにさらに1枚ドローするというもの。
条件が厳しくなった代わりにさらにパワーアップして帰ってきました。
そして行います。2度目のネオストームアクセスを。
プレイメーカーはまずファイアウォール・ガーディアンを通常召喚、
それをリンクリボーでクロック・リザードをリンク召喚します。
ここでガーディアンの効果が発動、リンク素材になった時に自身を蘇生します。
さらにフィールド魔法が存在する事を条件にグリッド・スィーパーを手札から特殊召喚、
そしてレベル4のガーディアンとスィーパーで・・・
オーバーレイネットワークを構築!
この時デュエルディスクから背後に「X」の形をしたゲートが現れ
そこから前方に光が照射されるという演出が行われます。
正直滅茶苦茶格好いいです。
万物を蹴散らす力の壁よ 今竜の牙となりて降臨せよ!
現れよランク4!
ファイアウォール・エクシード・ドラゴン!!
こうして現れたVRAINS初となるエクシーズモンスター、
ファイアウォール・X・ドラゴンの登場です。
リンクモンスターであればマーカーの向きが表示される攻撃力の左側に
オーバーレイユニットが回転しつつ表示されています。
また今までのシリーズではモンスターの周りをオーバーレイユニットが回っていましたが
VRAINSではモンスターの背後で円を描くようになっています。
・X・の効果、それはオーバーレイユニットを2つ消費する事で
墓地のLINK-4、FWDをリンク状態となるように蘇生させ
さらにリンク状態になっているリンクモンスターのLINK合計数×500だけ
自身の攻撃力をアップするというもの。
現在はLINK-4のFWDとLINK-2のクロック・リザードが
リンク状態となっている為その攻撃力は5500!
さらに蘇生したFWDの効果でキングTレッスルのバウンスを狙いますが
鬼塚はダイナレスラー1体を手札に戻す事でモンスター効果に対する耐性を付与させます。
プレイメーカーは続いて墓地のグリッド・スィーパーのの効果発動、
自身とクロック・リザードを除外する事でフィールドのカード1枚を破壊します。
キングTレッスルは耐性を付与されていますが
プレイメーカーが狙ったのはフィールド魔法、ワールドダイナレスリング。
これにより複数体での攻撃が可能となりました。
しかし鬼塚はキングTレッスルの効果で先にFWDに攻撃を強制させます
1度FWDで攻撃しなければ・X・で攻撃する事ができませんが
ライフ100の状態でそれを行えばプレイメーカーの敗北です。
しかしプレイメーカーはそんな事は想定内でした。
墓地のファイアウォール・ガーディアンを除外して効果発動、
FWDの攻撃を無効にした上で攻撃するはずだったモンスターの攻撃力を0にし
さらに他のカードの効果を受けないようにしてしまうというものです。
そして改めて攻撃力4500の・X・で攻撃力0のキングTレッスルに攻撃、
一撃でもってGo鬼塚のライフを0にしました。プレイメーカーの勝利です。
倒鬼塚の脳裏にはプレイメーカーと一緒に戦った事や
子供の頃の思い出、そして施設の子供たちの事が走馬燈のように思い出し
涙を流して倒れていきます。
倒れた鬼塚に対してAiはアースのデータを返してもらうと
久しぶりの捕食形態に移行しますが鬼塚に仕込まれていた捕獲ユニットが起動、
鬼塚の身体から触手のようなものが出て逆にAiを捕獲しようとします。
しかしその直後に鬼塚は突然ログアウトします。
見かねた晃が鬼塚を強制ログアウトさせたのです。
当然その事をクィーンは怒りますが晃はそんなクィーンに対し
「我々を人殺しにする気か!?」と逆に叛逆の意志を示します。
そんなわけで鬼塚を取り逃してしまったAiですが
クリスタルハートのデータだけは取り返せたようで
アクアが持っていたほうがいいとブルーメイデンに渡します。
でもそれ土属性サポートですよね?
トリックスター用に使うのであれば光属性サポートに改造するのでしょうか。
クリスタルハートを取り戻した事で少しはアースも報われたと信じつつ
鬼塚もまた戦いの犠牲者であるとしんみりするプレイメーカー達でした。
というわけでVRAINS初となるエクシーズ召喚でした。
ZEXALやARC-Vの時とはがらっと演出が変わっており
これがまた非常にカッコいいものでした。正直超お気に入りです。
そして鬼塚は今後どうなっていくかが気になる所ですね。
敗北時の描写から考えると何かしら心境に変化な出ると思うのですが・・・。
次回予告 83話『イレギュラー・ミーティング』
未だ終わりを見せぬ戦いのさなか
リボルバーからもたらされた知らせに
一同がリンクヴレインズへ集う
彼の口から語らえるのは人類への福音か
それとも災いへの知らせか
緊張感が静かに高まる
次回ですが30分早い5時55分から開始されますので注意です。
どうやらリボルバーがプレイメーカー達に共闘を持ちかけるみたいですが
ソウルバーナーがそれに反発しデュエルを申し込むようですね。
ソウルバーナーからすればロスト事件は両親が亡くなった原因ですし
ハノイの騎士に思う所があるのは当然でしょう。
というわけで次はソウルバーナーVSリボルバーのデュエルのようです。