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遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第77話『相容れない兄妹』感想

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遊戯王VRAINS77話の感想です。

 

前回のあらすじ:アースのお墓を立てるウラ・・・

 

 

恵まれなかった兄、恵まれた妹

さてブラッドシェパードVSゴーストガールの兄妹デュエル、

先行はブラッドシェパードでドローン・コーポラルを通常召喚しつつ

カード1枚伏せてターンエンドです。様子見って感じの布陣ですね。

 

ゴーストガールがブラッドシェパードの正体に感づいたのは

以前助けてもらった際に自分の名を呼ばれた時、

気になったゴーストガールはブラッドシェパードについて調べ

彼が自分の異母兄である事、不幸な事故に巻き込まれた事を知りました。

しかしそれでもイグニスを恨むのは筋違いだという言葉に彼は激怒します。

ブラッドシェパードが言うには2人の父は仕事を選んだ結果自分と母の元を離れ、

そして仕事を成功させても彼らの元に戻ってきませんでした。

父は別の女性と結婚しその間にエマを設けて幸せに、裕福に暮らしていたのです。

それは母と共に苦労して生きて来た健碁にとって受け入れがたいものでした。

ゴーストガールが何かを言おうとするも話は終わりだと彼は言います。

・・・実際の所筋違いかどうかはかなり怪しい所ではあるんですよね。

原因がAIのバグである事は判明していますし

ウィンディがやらかした事故に巻き込まれた可能性は結構あると思っています。

 

ゴーストガールのターン、ドロー。

まず手札から無限泡影を発動しますがコーポラルの効果により

自身を対象とするカードの効果を無効にします。

しかし罠カード自体の発動には成功しており

それをトリガーにマルチフェイカーを特殊召喚、OCGでも多用されるガチコンボです。

そしてデッキからメリシュークを特殊召喚しつつマリオネッターを通常召喚、

オルターガイスト・ホーンデッドロックをセットしつつすぐさまをそれを発動、

手札のオルターガイストを墓地に送ります。

そしてメリシュークとマルチフェイカーで

LINK-2、オルターガイスト・ヘクスティアをリンク召喚。

動きはまだまだ続きます。

マリオネッターの効果で先ほど墓地へ送ったフィフィナログを蘇生しつつ

この2枚でチューニングをします。どうやらフィフィナログはチューナーのようですね。

VRAINSはチューナーって言ってくれないのでちょっとややこしいです。

そしてレベル6、オルターガイスト・ドラッグウィリオンをシンクロ召喚です。

ドラッグウィリオンの攻撃力は2200あり

ヘクスティアの攻撃力は3700までアップします。

ここでバトルフェイズ、ドラッグウィリオンでコーポラルを攻撃です。

シェパードはこれに対してキャプチャー・ドローンを発動し攻撃を無効にしようとするも

ヘクスティアの効果でドラッグウィリオンをリリースして発動を無効にされてしまいます。

さらにドラッグウィリオンはリリースされた時に蘇生する効果を持っており

ヘクスティアと強烈なシナジーを発揮します。

そして再びコープラルを攻撃して戦闘破壊、シェパードのライフは残り3400です。

これでヘクスティアの攻撃が決まれば勝ちですがそう簡単にはいかず

手札のドローン・アステロイドを墓地へ送る事で直接攻撃を無効、

さらにトークン2体を生成します。

ゴーストガールはこれでターンエンドです。

そしてシェパードは言います、次がラストターンであると。

 

 

やっぱり鴻上博士最低だな!

場面は変わってカフェナギのプレイメーカー一行、

彼らは30分前にシェパードがブルーガールを追いかけてる映像を見つけます。

しかもブルーガールの肩にはアクアの姿が、何故ブルーガールと一緒かは不明ですが

少なくともアクアがシェパードに追われてピンチな事は間違いありません。

プレイメーカーとソウルバーナーは揃ってイントゥザヴレインズします。

 

で、そのブルーガールとアクアは隠れている最中です。

アクアはブルーガールに美優の事を話します。

はい、鴻上博士は女の子にも容赦はありません

美優も遊作や尊同様にデュエルを強制され辛い仕打ちを受けていました。

それでも彼女はくじけませんでした。あの日の事を葵に謝らないといけないと

その一心で辛い半年を耐え抜いたのです。

髪型が葵っぽくなっているのはその決意の表れでしょうか。

もし葵と出会っていなければ彼女も仁みたいに精神を病んでいたのでしょう。

そして葵自身も美優に対して深い感謝をしていました。

両親を亡くしていた葵は心を閉ざしていましたが

そんな彼女に対して心の扉を開いてくれたのが彼女だったのです。

そんな葵にアクアは言います。

光のイグニスを止めて欲しいと、自分と戦ってほしいと。

 

 

兄の威厳

ブラッドシェパードのターン、ドロー。

ドローン・キャリアーを通常召喚しつつトークン2体と合わせてコンバイン、

LINK-3、バトルドローン・ジェネラルをリンク召喚です。

そして墓地のキャリアーを蘇生しつつその効果でさらにコーポラルも特殊召喚です。

ジェネラルの効果はレベル4以下、攻撃力1000以下のドローンへの直接攻撃付与と

直接攻撃したドローンをリリースする事で攻撃力分のダメージを与えるというもの。

そしてキャリアーにはダメージを半分にして直接攻撃する効果が存在します。

キャリアーの攻撃力は1600、つまり直接攻撃のダメージは800で

ジェネラルでリリースされれば1600ダメージの合計2400です。

これにコーポラルのダメージも合わせれば1ターンキルが成立します。

これに対してゴーストガールは手札からクンティエリを特殊召喚、

直接攻撃を無効にしつつさらにジェネラルの効果も無効にします。

これでコーポラルも直接攻撃が封じられました。

 

しかしブラッドシェパードの猛攻は終わりません。

速攻魔法「ドローン・フォース・チューン」を発動、

これは戦闘ダメージを与えていないドローンを素材にシンクロ召喚するというものです。

キャリアーとコーポラル、どっちがチューナーなんでしょうね。

ゴーストガールはヘクスティアの効果で発動を無効にしようとしますが

このカードは発動を無効にされない特性を持っています。警告に強いのはいいですね。

そしてキャリアーとコーポラルを素材に

レベル6、コマンドローン・ダブルスナイパーをシンクロ召喚です。

まずジェネラルでドラッグウィリオンを攻撃しますが

ドラッグウィリオンの効果でクンティエリを手札に戻して効果を無効にします。

しかしクンティエリが戻った事でジェネラルの効果が復活し

さらにダブルスナイパーの効果が発動、

攻撃や効果が無効になった場合にカウンターを1つ乗せます。

そしてここでブラッドシェパールはスキル「ドローンクラフト・フォース」を発動、

墓地のドローン5体×200だけダブルスナイパーの攻撃力を上昇させます。

攻撃力3000となったダブルスナイパーでドラッグウィリオンを攻撃しますが

再びクンティエリが特殊召喚され攻撃が無効、ダブルスナイパーのカウンターは2つです。

クンティエリの効果でジェネラルの効果を無効にしようとするも

ここでダブルスナイパーの効果が発動、カウンターが2つ以上存在している時、

相手モンスター効果の発動を無効にして破壊、さらに相手に1000のダメージを与えます。

そしてカウンターが1つ以上の時は2回攻撃が可能となり

さらに攻撃力を1000にする事で直接攻撃も可能にします。

ダブルスナイパーの2回目の攻撃でゴーストガールのライフは2000となり

ジェネラルの効果でダブルスナイパーがリリースされさらに2000ダメージ、

ゴーストガールのライフは0となりました、ブラッドシェパードの勝利です。

 

 

第3形態

観念したゴーストガールはブルーガールとアクアを守れなかった事を悔いつつも

アカウント削除される覚悟をしますが最後に兄に父の事を話します。

2人の父は去年病没していました、これはシェパードも知っているようです。

ですが父は亡くなる直前まで健碁の事を気にしており

エマに彼の力になるようにお願いをしていました。

それを聞いたシェパードは何か思う事があったのでしょう。

エマのアカウント削除を取りやめ、その場を立ち去っていきました。

 

そんな所にプレイメーカーとソウルバーナーが到着、ブルーガール達と合流します。

ブルーガールは今度は自分が頑張る番とアクアに協力することを決意、

そして自分は生まれ変わると魔法少女めいた変身シーンを披露し

ブルーガール改め戦闘モード、ブルーメイデンと名乗り

プレイメーカーやソウルバーナーと共に歩み始める事となりました。

 

 

 

 

というわけで兄妹デュエルでした。

ブラッドシェパードのいう通り本当に3ラウンドで終わってしまいましたね。

とにかく今回2人ともガチな動きを披露していました。

ちなみにどちらもリンクモンスターとシナジーのあるシンクロモンスターを使用しており

このあたりはさすが兄妹といった感じですね。

それにしてもこの2人、何歳差なんでしょうね。

 

そしてブルーエンジェル改めブルーガール改めブルーメイデン。

EDの立ち絵もしっかり変わっています。

今までよりも大人らしさを強調してる感じですね。そこケバいとか言わない

メイデンには処女、未婚といった意味の他に未勝利という意味も存在します。

戦闘モードにつける名前としてはかなり意味深ですね。

あとメイデンと言えばあれですね、拷問器具アイアンメイデン。

これまで以上にじわじわと痛めつける意志が伝わってきます。

 

 

次回予告 78話『反骨のバウンティーハンター』

ネットワークの荒野をかける一匹の狼

不用意に近づこうとすればむき出しの復讐心が牙を剥く

覚悟がない物は即刻たちされ

3つ目のカウントが響き終わるその前に

次回やどうやらリボルバーVSブラッドシェパードのデュエルのようです。

リボルバーはブラッドシェパードがAIに憎しみを感じている事を察知、

ハノイの騎士へと引き抜こうという算段のようですね。

イグニスプログラムを独自に解明している事も評価しているのでしょう。

 

コメント

  1. 大平直樹 より:

    ガーデンローズメイデンとかけてると思いました(^_^;)

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