今回紹介するのはSAVAGE STRIKE(サベージ ストライク)よりこのカードです。
守護竜アガーペイン
リンク・効果モンスター
闇属性/ドラゴン族/攻1500/LINK-2
【リンクマーカー:上/下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
ドラゴン族モンスター2体
自分は「守護竜アガーペイン」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、
その②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
②:自分メインフェイズに発動できる。
2体以上のリンクモンスターのリンク先となる
EXモンスターゾーンまたは自分フィールドに、
EXデッキからドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する。
闇属性ドラゴン族のLINK-2です。
サベージストライクの新テーマ、「守護竜」の1枚です。
長い胴体を持ち紫色の球体から光を放つ灰色の龍です。
守護竜は各星遺物が変化した存在であり
このカードの場合星遺物-『聖槍』が変化した存在となっています。
名前の由来はキリスト教の七元徳の1つ「アガペー(愛)」と
痛みを意味するペインからだと思われます。
アガペーは神が人間に対して捧げる無償の愛を主に意味し
男女の間に存在する愛「エロス」と対比の意味として用いられます。
【リンクマーカー:上/下】
ドラゴン族モンスター2体
自分は「守護竜アガーペイン」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、
リンク素材にはドラゴン族2体を指定しており
また1ターンに1度しか特殊召喚が行えません。
この1ターンに1度しか特殊召喚できない制約は守護竜リンク共通です。
1ターンに1度の制限以外は天球の聖刻印と同じ条件であり
出し方もほぼそれに準拠する事となります。
リンクマーカーは上と下にそれぞれ存在します。
効果からもEXモンスターゾーンに出す事が望ましいでしょう。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
①の効果はドラゴン族しか特殊召喚できなくなる制約です。
リンク素材と合わせてドラゴン族デッキで活用していく事となるでしょう。
その②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
②:自分メインフェイズに発動できる。
2体以上のリンクモンスターのリンク先となる
EXモンスターゾーンまたは自分フィールドに、
EXデッキからドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、
2体以上のリンクモンスターのリンクマーカーが指している場所に
EXデッキからドラゴン族1体を特殊召喚するというものです。
この条件は守護竜リンク共通でドラゴン族を特殊召喚する点も共通ですが
このカードはEXデッキからモンスターを特殊召喚するという点で
守護竜エルピィや守護竜ピスティと決定的に違います。
「2体以上のリンクモンスターのリンク先」を作る条件ですが
例としてこのカードをEXモンスターゾーンに出した後に
その真下に守護竜エルピィか守護竜ピスティをリンク召喚し
星遺物の守護竜やアスポートなどで1つ横にずらせば満たす事が可能です。
また相手がこちら側にリンクマーカーを向けている場合
それを利用する事も可能です。
もし相手が閃刀姫-カガリや閃刀姫-シズクを出していた場合
移動させる事なく条件を満たす事が可能となります。
さて肝心のEXから特殊召喚するドラゴン族ですが
特にシンクロモンスターにドラゴン族が豊富に存在しており選択肢も豊富です。
琰魔竜 レッド・デーモン・アビスやクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンは
相手の妨害に優秀な効果を持っていますし
琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアルであれば更なる展開を狙う事も可能ですし
魔王超龍 ベエルゼウスなら回復しつつ相手の高打点を処理できます。
除去が目当てならライトロードアーク・ミカエルや
スクラップ・ツイン・ドラゴンあたりを出すのもいいでしょう。
リンクモンスターであればLINK-4のヴァレル各種が有力です。
この場合リンクマーカーも確保できるので
さらにEXデッキからモンスターを展開したい場合にも活用できます。
エクシーズはオーバーレイユニットがつかない為上手く機能しないように思えますが
ギャラクシーアイズは次々と重ねる事が出来る為問題なく効果を発動可能です。
このカードを使う以上はドラゴン族デッキの場合がほとんどであり
No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンは非常に有用です。
融合は・・・うん、デビル・フランケンっていうのがいるのもあって
有力なのは融合召喚でないと出せないものばかりなんですよね。
一応オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴンならば出す価値はあります。
とにかく状況に合わせて様々なドラゴン族をEXデッキから出せる強力なカードです。
発動条件を満たすには少し工夫が必要なものの
それをする価値は十分にあると言っていいでしょう。