本日10月13日、SAVAGE STRIKE(サベージ ストライク)の発売です。
今回紹介するのはそんなサベージ・ストライクよりこのカードです。
魔神儀の祝誕
儀式魔法
儀式モンスターの降臨に必要。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
自分の手札・フィールドの「魔神儀」モンスターをリリースし、
手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。
②:このカードが墓地に存在する場合、
手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、
「魔神儀の祝誕」以外の「魔神儀」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「魔神儀」モンスターを特殊召喚する。
その後、墓地のこのカードを手札に加える。
デビリチャル用の儀式魔法です。
イラストではデビリチャル達がカリスライム降臨の儀式をしているのでしょう。
ブックストーンが青汁めいた薬を星杯で調合しキャンドーラが蝋燭に火をつけ
ペンシルベルが魔法陣を描きタリスマンドラが踊りを舞うなど
各自がそれぞれの手段を用いて儀式を執り行っています。
デビリチャルは片方の顔にもう片方の顔が困らされている構図となっていますが
このイラストのデビリチャル達はお互いに仲良くしている感じですね。
儀式モンスターの降臨に必要。
①:レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
自分の手札・フィールドの「魔神儀」モンスターをリリースし、
手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。
①の効果は手札、フィールドからデビリチャルをリリースして
その合計レベル以下の儀式モンスターを手札から儀式召喚するというものです。
このカードは魔神儀-カリスライム用の儀式魔法となっているのですが
効果から見てもわかるように儀式召喚するモンスターに特に指定はなく
高等儀式術のように様々な儀式モンスターに対応しています。
代わりに生贄がデビリチャルに限定されており
結果としてデビリチャルを軸とするデッキで活用する事になるでしょう。
レベルを丁度揃えなくてもいいというのもありがたい点で
高レベルのタリスマンドラやブックストーンも生贄に活用しやすいです。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
②:このカードが墓地に存在する場合、
手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、
「魔神儀の祝誕」以外の「魔神儀」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「魔神儀」モンスターを特殊召喚する。
その後、墓地のこのカードを手札に加える。
②の効果は1ターンに1度、手札か自分の場から
同名カード以外のデビリチャル1枚を墓地に送る事で
デッキからスピリチャル1体を特殊召喚し
さらにその後墓地のこのカードを手札に回収できるというものです。
手札1枚のコストで儀式魔法とそのリリース要員をまとめて手札に持ってこれるので
次の儀式召喚の準備を整える事が可能です。
単純に発動するだけでもアドバンテージを得られる効果ですが
デビリチャルはブックストーンやタリスマンドラであれば
悪夢再びで回収できるのでよりコストとしてお得です。
儀式の下準備に対応してないのは残念でもないし当然
生贄にデビリチャルが必要という制約こそあるものの
様々な儀式魔法の代わりとして使用する事が可能であり
それに加えて②の効果で毎ターンアドバンテージも確保していけるという
非常に至れり尽くせりな性能をしています。
弱点と言えば儀式魔人との併用が出来ない点でしょうか。
そのデビリチャル達は元々儀式召喚のサポートとして優秀ですが
逆に言えば儀式召喚のサポート以外には活用し辛い為
それらも含めて儀式召喚に特化したデッキでこそ輝くカードと言えるでしょう。
何度も活用できる性能をしているので1体の儀式モンスターを活用するよりは
複数の儀式モンスターを活用していくデッキの方が使いやすいでしょう。
またカードの特性上デビリチャルを多く採用していく必要があるのでまとめると
・デビリチャル以外のリリース要員をあまり活用する必要がなく
・複数の儀式モンスターを使い
・儀式召喚以外の召喚法にはあまり頼らない
といった儀式デッキにおいて十全に性能を発揮できるカードと言えます。
例でいえば【霊魂】でしょうか。
エスプリットは元々下級モンスターの性能があまり高くないのもあり
デビリチャル達をデッキに組み込むのに特に問題がなく
また儀式モンスターも2種類いる為繰り返し儀式召喚を行いやすいです。
そのほかにも墓地から回収しやすい儀式モンスター、
例えば悪夢再びに対応しているサクリファイスや
ブルーアイズ・カオス!MAX!ドラゴンあたりにもオススメです。
繰り返しデッキに戻せるリトマスの死の剣士なんかもいいでしょう。