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遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第65話『Playmakerの息吹』感想

遊戯王ヴレインズ65話の感想です。

 

前回のあらすじ:遊作くん最近1キル多いっすね

 

 

試練はデュエルで

アンノウンとアンネームドはいきなり遺跡っぽい所に突入しています。

アンネームドがうっかり床のスイッチを踏むと穴が開き

そこには針山とそこに突き刺さった無数のデュエルディスクの残骸が・・・。

もういかにも若いころの双六おじいちゃんの担当っぽい遺跡の罠に

アンネームドは変な映画の見すぎと毒づきつつ

串刺しになったらVRでもタダでは済まないであろう事に戦慄します。

さらにアンノウンが言うにはデュエルディスクを残してログアウトは普通しないようで

デュエルディスクを残して消えたデュエリスト達はもっとやばい可能性もあるようです。

というかちょっとデュエルディスクの数多すぎませんか?

この数のデュエリストが無事にログアウトできなかったとすれば

現実世界でも大騒ぎになってそうなものなんですがどうなんでしょうね。

もしこれだけの犠牲者が騒ぎにならないレベルだとすれば

リンクヴレインズ、ハノイ関係なしに相当に危険な所っぽい気がします。

 

 

ちなみにこの遺跡についてはネットの都市伝説サイトで話題になっていたようです。

しっかりトワイライトでなくトライワイトなあたりが遊戯王ですね。

ハノイがサイバース狩りをしているという事はサイバースを恐れている事の裏返しなわけで

もし手に入れる事が出来れば切り札になると2人は遺跡突入を決意しました。

さてアンノウンが隠し扉を発見すると大きな穴の開いた巨大な空間にたどり着きます。

と、同時にハノイの騎士も場所を嗅ぎつけたようで同じようにたどり着きます。

2人はまだ気づかれていないのでとりあえずハノイの動きを静観です。

ハノイがポジションに立つと突如台座と共にカードが浮かび上がってきました。

予め手札やフィールドなどの条件が指定された状態でのデュエル、

そう過去シリーズでも度々セキュリティロックとしてお馴染みの詰めデュエルです。

まあ今回の場合探索者を試す目的が多分に含まれているので

大事なセキュリティとして用いるよりはまだ説得力があります。

 

というわけでハノイの騎士が詰めデュエルに挑戦します。

もしハノイがクリアしてしまうとサイバース族のカードを取られてしまうのですが

それでもアンノウンは様子見に徹します。

ハノイはアップデートジャマーに巨大化を装備して攻撃力を上げつつ

戦闘ダメージと効果ダメージの複合でライフを削り切るつもりでしたが

罠カード「カオス・バースト」を発動されライフを0にされてクリア失敗。

再チャレンジをしようとしたものの穴からAiの食事モードみたいな化け物が現れて

ハノイを食べてしまいました。残ったデュエルディスクは穴の針山に突き刺さります。

Aiの時も思いましたが食べられた人ってどうなっちゃうんでしょうね。

 

 

さあ皆も考えよう

この悲惨な現場を見てアンネームドは尻ごみしますが

アンノウンは挑戦を決意、詰めデュエルに挑みます。

詰めデュエルでまず大事なのは状況確認です。

相手の場にはエクストラリンクの5体のモンスター、

それに加えて伏せカードにカオス・バーストがあります。

一方こちらの場にはアップデートジャマーとシーアーカイバー、

墓地にはドットスケーパーがありリンク・リスタートと激流蘇生がセットされています。

手札は巨大化、サイバース・ガジェット、サンダー・クラッシュ、火炎地獄の4枚、

最後にエクストラデッキには3体のリンクモンスター、中々複雑です。

ちなみにアンネームドは早々にギブアップ、デュエルはあまり得意ではないようです。

先ほどのハノイは巨大化によるアップデートジャマーを妨害されて失敗しましたが

仮にカオス・バーストが無くともアップデートジャマーの効果で巨大化が無効化される為

結局ダメージが足りずに失敗していたと言います。

ちなみにこれが詰めデュエルなら相手の伏せカードも事前に確認できた可能性が高いです。

事実デュエルリンクスやタッグフォースではそういう仕様になっています。

そのあたりの確認を怠ってしまったのも先ほどのハノイのミスでしょう。

 

とりあえずカオス・バーストがあるので戦闘ダメージを狙うのは得策ではないと考えて

効果ダメージによるライフ削りを目指す事になりました。

ただこちらのライフは100しかない為火炎地獄を発動すると自分が死にます。

残るバーンカードのサンダークラッシュと激流蘇生でライフを削り切れるかが鍵です。

そんな所で「今のうちに皆も考えよう」って所でCMに入ります。

待ってぇぇぇ!もうちょっとちゃんとメモらせてぇぇぇ!

あと10分ぐらい考える時間くださいぃぃぃぃ!

というわけでCMの間の短い時間ではちょっと正解考えるの無理でした、

大人しく回答編を見守る事にします。

 

 

回答編

さてCM終了後回答編とばかりにアンノウンが動きます。

まずサイバース・ガジェット召喚からドットスケーパー蘇生、

2体を素材にバイナル・ソーサレスをリンク召喚です。

そして2体が素材になった事でドットスケーパーが墓地から蘇生されつつ

ガジェット・トークンが生成されフィールドに5体のモンスターが揃いました。

5体のモンスターをサンダー・クラッシュで破壊した後に

激流蘇生で5体を蘇生できれば合計4000ダメージなのですがそう上手くいきません。

後ろから新たなるハノイの騎士が現れて

「トークンは墓地に送られないから激流蘇生で蘇生できないよ」

ととっても親切なアドバイスをしてくれました。

まあそれはそれとして妨害をする予定だったわけですが

咄嗟にアンネームドが飛び込み壁にかけてあった手枷に拘束、

時間を稼ぐ事に成功です、今のうちに詰めデュエルの続きをしましょう。

ドットスケーパーとトークンでプロキシー・ドラゴンをリンク召喚、

さらにバイナル・ソーサレスを素材にセキュア・ガードナーをリンク召喚です。

しかしリンク召喚を行った事でモンスターは4体になってしまいました。

サンダー・クラッシュと激流蘇生で4000ダメージを与えるには

5体のモンスターを用意しなければなりません。

最後の鍵は火炎地獄、これをカウンター罠「リンク・リスタート」で自分から無効にしつつ

墓地からセキュア・ガードナーを蘇生させました。

これで条件は満たしました。サンダー・クラッシュで5体破壊して1500ダメージ、

さらに激流蘇生で5体蘇生しつつ2500ダメージと見事4000ダメージを削り切りました。

 

 

詰めデュエルが解けた後棺に向かいますがなんと触れた途端棺が消えてしまいます。

拘束を解いた親切ハノイはどうやら無駄足だったようだなと2人を笑いつつ

とっととログアウトして帰りました。いざこざを起こす気もないようです。

アンネームドも無駄足に悔しがりますがアンノウンは手掛かりを見つけていました。

なんと詰めデュエル中の足場そのものがヒントになっていたようで

丁度デンシティの橋の形とそっくりだったようです。それ気づけるってすごいなアンノウン!

そして相互リンクを表しているように見えた足場の形でしたが

セキュアガードナー所だけ相互リンクをしていたにも関わらず足場がありませんでした。

その為セキュアガードナーがあった位置こそ何かあると遊作は考えたのです。

丁度その場所にある倉庫を開けると見事的中、棺のような形のケースがあり

そこにはいくつものサイバースカードが保管されていました。

こうして2人は見事にサイバースカードを手に入れる事ができたわけです。

でもこのケースにあるのはせいぜい10数枚といった所に見えます。

他のサイバースもどこか別の方法で入手したのでしょうか。

 

 

復讐に燃える男!プレイメーカッ!

こうしてサイバースと2人の絆を手に入れたいきさつを話した草薙でしたが

この話にはまだ遊作がプレイメーカーと名乗るいきさつはありませんでした。

プレイメーカーという名はハノイを倒す為の司令塔として名乗った名のようです。

「貴様何者だ!」と言われて

「俺の名はプレイメーカー、ハノイの騎士と戦う復讐の使者!」

とノリノリで口上を告げるプレイメーカーの姿がそこにありました。

 

一方島くんに呼び出された遊作、島くんが知った遊作の秘密とは

なんと学校で禁止されているアルバイトをしているというものでした。

うん、信じてたよそれぐらいしょうもない秘密だって

しかも脅迫内容は「ブルーエンジェルの抽選はがき一緒に書いて」という

これまたしょーもない内容でした、それぐらい脅さず普通に頼めよと思いますが

まあ遊作は引き受けないだろうなとも感じていたんでしょう。

遊作は脅迫なんぞスルーしてとっとと帰りました。

まあ今現在遊作にとって草薙は保護者みたいなものですし

その手伝いをしていたとしてもそこまでお咎めないんじゃないですかね。

 

 

 

 

というわけで詰めデュエル回でした。

ちなみにセキュア・ガードナーには特殊召喚に成功したターン、

自分が受ける効果ダメージを0にする効果がありこれを利用する事で

火炎地獄で相手にダメージを与える事も可能でした。

また墓地にリンクモンスターがある状態ならば

相手のカオス・バーストをリンク・リスタートで無効化できる為、

最初のハノイが狙ったように戦闘でダメージを与える方法も実はありました。

何気に複数の解き方が用意されていたわけですね。

 

そして今回の話には謎が残されています。

そもそも遺跡を作りさらに現実世界の倉庫にカードを隠したのは誰なのでしょう?

現実世界にも関与しているというのがポイントで

電脳世界を活動拠点にしているイグニスにもちょっと難しい行動です。

果たして誰がこのような手間のかかる事をしたのか興味深い所です。

 

 

次回予告 66話『地のイグニス「アース」』

プレイメーカーに会いたい

突然もたらされたイグニスを名乗るものからのメッセージ

罠である可能性は十分あるが

虎穴に入らずんば虎児を得ず

今はリスクを冒してでも突き進む時!

というわけで4体目のイグニスが登場するようです。

まあ1話のシルエットを見る限りいかにもな大男って感じの見た目のこの人です。

果たして彼は誰をモチーフにしたイグニスなんでしょうね。

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