遊戯王ヴレインズ53話の感想です。
前回のあらすじ:早見くんの貴重な邪悪シーン
ブルーエンジェル改め・・・
リアリストブラッドシェパードは掌からエネルギー弾を発射するという
Z戦士スタイルでガンガンリアルダイレクトアタックを仕掛けてきます。
Aiが以前やったようにデータストームで追い払おうとしますが
そのデータストームをあっさり蹴散らしてしまいました。
そして3つカウントを始めそれまでに投降するかどうかを決めるブラッドシェパード、
カウントを数え始め、そして2つ目の時点で撃ってきました。
3カウントを宣言すればその間は攻撃しないだろうという
相手の油断を誘ったテクニックです。汚いなさすが健碁きたない。
さてプレイメーカーとブラッドシェパードがカーチェイスをしている頃、
ゴーストガールとブルーエンジェルもまた進入禁止エリアに折りてきました。
ゴーストガールお手製のステルスプログラムで
上手くセキュリティの目を逃れて侵入できています。
財前晃の狙いは他のイグニスを見つけ出す事であり
賞金稼ぎを雇ったのもプレイメーカーを捕まえるという体裁を持ちつつ
裏で他のイグニスを探し出す為でした。
危険な存在だというイグニスですがしかし彼らの意志はどうなのか
その真実を突き止めたいようです。鴻上博士よりは大分穏健派ですね。
以前ゲートに調査隊を送り込んだものの結果は全滅で誰も帰還しないという事態に、
その為危険を承知で今度はエマに依頼します。
エマは依頼料3倍を条件にそれを引き受けるといい晃もそれに納得して商談成立です。
晃はエマに緊急ログアウト用プログラムを渡しますが
横から葵もそれを受け取りました、明らかに自分に行く気マンマンです。
お前は来るなというエマですが葵はそれでも真実を知る為に自分も戦いたいといい、
結局の所エマは折れて一緒に連れていく事にしました。
晃も止めるような事はせずに人類の未来がかかっているものだと念を押し、
それでいて必ず無事に戻ってこいと見送ります。
こうしてエマと葵の2人はイントゥザヴレインズしました。
セキュリティの厳しい所も抜けて重いらしいステルスプログラムを解除した2人、
そこにいたのはアイドル風の恰好をやめてクールな恰好をしたブルーエンジェルでした。
髪は短くなっており胸の盛り方も随分と控えめになっています(盛ってないとは言ってない)
エマはブルーエンジェルではなくブルーガールと呼び本人もそれも了承、
これからはブルーガールと名乗っていく様子です。
もしくはアイドル活動とは切り分けて動くつもりなのかもしれません。
それはそれとしてプレイメーカーとブラッドシェパードのスピードデュエル開始です。
先行はブラッドシェパード。
ドローン・ポーンを通常召喚してカード1枚伏せてターンエンドです。
このドローン・ポーンは他のモンスターがいない時にバトルでは破壊されず
さらに攻撃された時ライフ分ダメージを回復する効果を持っています。
これをAIが説明します。ブラッドシェパードがAIに注意事項を確認すると
相手のシューティングコード・トーカーに注意と言います。
しかしドローン・ポーンはシューティングコードの効果範囲に配置されており
先に確認しておくべきだったと自分のミスを白状します。
それを聞いたAiはしめしめとばかりに得意気になっています。
さてここでゴーストガールがブルーガールにブラッドシェパードの事を語ります。
3年前、リンクヴレインズとは違う場所で
ゴーストガール、晃、ブラッドシェパードの3人は
悪質なクライムハッカー退治に乗り出していました。
場所とか乗っているものとか5D’s感マシマシです。
もし受ければ現実でも無事では済まないという爆弾で脅すクラッカー、
戸惑うゴーストガールと晃に対してブラッドシェパードは
3カウント後に一斉に突撃する事を提案し2人もそれに乗ります。
しかし3カウント後、突撃したのは晃とゴーストガールの2人だけ。
ブラッドシェパードは最初から2人を囮にするつもりでした。
結果として晃とゴーストガールはネットに捕まってしまったものの、
ブラッドシェパードは相手を仕留める事に成功、
しかしその際に爆弾だけが残りゴーストガールに襲いかかろうとしていました。
ブラッドシェパードは咄嗟にゴーストガールを突き飛ばして爆弾を狙撃、
上手く空中で爆発させてこちらもなんとか対処完了です。
囮にした事を非難する晃ですがブラッドシェパードは意に介する様子もなく
これ以上は時間の無駄だと言ってログアウトしてしまいました。
ゴーストガールは自分を突き飛ばした時にエマの名を出した事が気になるようです。
徹底したリアリストで手段を選ばないブラッドシェパード、
しかし先ほどゴーストガールを守ったのは事実でありただ冷たいだけの男ではないようです。
まあ徹底した合理主義者なのでしょう。
演技派デュエリスト、ブラッドシェパード
さてプレイメーカーのターン、ドロー。
まずクロック・ワイバーンを召喚しその効果で攻撃力を半分にしてトークンを生成です。
そしてバックアップ・セクレタリーを自身の効果で特殊召喚してサーキットコンバイン、
LINK-2、エルフェーズをリンク召喚です。
さらにそのままLINK-3、シューティングコード・トーカーをリンク召喚です。
この時、ブラッドシェパードのサポートAIが伏せカードについて
「このタイミングではまだ発動が不可能」と発言、
ブラッドシェパードが「黙れ」とAIに返します。
先ほどからこのAI、妙に親切すぎるというか何かと情報を敵にも教えすぎです。
そしてエルフェーズの効果でクロック・ワイバーンを蘇生して
シューティングコードの効果と合わせて4回の連続攻撃によるタコ殴りで
ブラッドシェパードのライフを一気に0にする算段です。
しかしブラッドシェパードはこのタイミングで永続罠「キャプチャー・ドローン」を発動、
シューティングコードの攻撃と効果を無効にしさらにリンク素材になる事も封じます。
この永続罠、フリーチェーンで発動できるタイプのものであり
先ほどAIが「発動が不可能」と言ったタイミングでも実際には発動可能でした。
つまり先ほどサポートAIが発した発言は大嘘であり
相手の油断を誘う為にブラッドシェパードがわざと言わせたという事になります。
Ai(プレイメーカーの方)もサポートAIが嘘をつくとは思ってなかったようで
それを不用意に信じたお前が馬鹿だとブラッドシェパードに言われてしまいます。
馬鹿は禁止用語です。
プレイメーカーも仕方なくカードを1枚伏せてターンエンドです。
一応クロック・ワイバーンで攻撃できますが結局回復されてしまいますしね。
ブラッドシェパードのターン、ドロー。
まずドローン・ポーン1体でサーキットコンバイン、
LINK-1、バトルドローン・サージェントをリンク召喚です。
バトルとつくだけあって戦闘機のような姿をしています。
さらにキャプチャードローンの更なる効果を発動、
効果の対象にしたリンクモンスターのリンク数だけ、
この場合3体分のトークンを生成します。
そしてこの3体のトークンでサーキット・コンバイン、
LINK-3、バトルドローン・ジェネラルをリンク召喚です。
ブラッドシェパード、手段を選ばないデュエリストと言われてましたが
どうやら敵味方とも上手く騙すのが得意な演技派なタイプのようですね。
わざわざAIに嘘を言わせて騙すというのが実に凝ってます。
そして彼のテーマ、バトルドローン。風属性機械族のテーマのようですね。
まだ全貌は分かりませんがトークンの生成能力に優れている感じはします。
次回予告 54話『戦慄のバトルドローン』
バトルドローンは排除すべき対象をプレイメーカーだと認識した
そこからは発せられる音は
おおよそ生き物によるものとはかけ離れたものであり
何一つ感情はなく 不気味さが漂う
まるでブラッドシェパードのように
手段を選ばない事に定評のあるブラッドシェパード。
リンクメタと同時にストームアクセス封じを仕掛けてくる模様です。
サイバース・マジシャンの姿が見えるので
こんな時こそ儀式召喚で対抗といった感じでしょうか。