今回紹介するのはCYBERNETIC HORIZONよりこのカードです。
星呼びの天儀台
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
レベル6モンスター1体を持ち主のデッキの一番下に戻して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
レベル6用のサポートとなる通常魔法です。
霊獣使いの長老カムイさんが台座の上で杖を掲げています。
空には流れ星が2つありカード名から判断すると
カムイさんが儀式によってこの流れ星を呼び出したのでしょう。
セクスタントとはこのような形をした道具で日本では六分儀と呼ばれます。
天体観測において天体の高さを図るのに使われる道具であり
航海においてはその天体から現在の座標を特定する手段としても使われます。
その効果は1ターンに1度、
手札か自分の場のレベル6モンスター1体をデッキボトムに戻す事で
カードから2枚ドローするというドロー効果です。
レベル6版のトレード・インや七星の宝刀といった趣のカードであり
デッキボトムに戻すという有効活用のしにくいコストですが
七星の宝刀同様にフィールドのモンスターもコストにできます。
あくまでデッキに戻せるのはメインデッキのカードのみで
融合やシンクロなどは戻せない点には気を付けてください。
このカードの活用法としてまず思い浮かぶのはレベル6ノ帝です。
アドバンス召喚をして効果を使い終わった帝をデッキに戻す事で
フィールドこそ開けるものの無駄なく利用しきる事が出来るでしょう。
帝以外では魔装邪龍イーサルウェポンやデーモンの将星、
U.A.コリバルリバウンダーやガガガヘッドなんかも
召喚に成功した時に発動する効果を持っているので戻す候補です。
他には各種聖刻の効果で特殊召喚した
レベル6のドラゴン族通常モンスターの利用手段としてもいいでしょう。
あと真竜騎将ドライアスⅢ世なんかは
デッキに戻した場合でも①の効果が発動可能です。
ステータスの下がった機動要犀 トリケライナーを戻すという手もあります。
手札のレベル6をデッキに戻す場合、
高等儀式術あたりでレベル6の通常モンスターを墓地へ送り、
それを闇の量産工場で手札に回収したものをデッキに戻すなりすれば
デッキに戻すという性質を無駄なく活用する事が可能です。
同じような事は真紅眼融合で悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴンや
流星竜メテオ・ブラック・ドラゴンを融合召喚する為に
レベル6の通常モンスターを墓地へ落とす場合にも可能です。
トレード・インや七星の宝刀に比べるとやや使い勝手で劣る印象こそありますが
それでもレベル6デッキ用のドローソースの1つとしてありがたい存在です。