今回紹介するのはコレクターズパック2018よりこのカードです。
ゴッドオーガス
効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2500/守2450
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
サイコロを3回振る。
このカードの攻撃力・守備力は相手ターン終了時まで、
出た目の合計×100アップする。
その後、出た目の2つが同じ場合、その同じ目によって以下の効果を適用する。
出た目の全てが同じ場合、以下の効果を全て適用する。
●1・2:このカードは相手ターン終了時まで戦闘・効果では破壊されない。
●3・4:自分はデッキから2枚ドローする。
●5・6:このターン、このカードは直接攻撃できる。
地属性戦士族のレベル7モンスターです。
元々は原作遊戯王における
ドラゴン・ダイス&ダンジョンズというゲームのモンスターでしたが
アニメにおいてはデュエルモンスターズにおいても
御伽龍児のエースカード的存在としてビッグ4やヴァロン相手に使用していました。
青い体に紫の鎧をまとった剣士という風貌をしています。
名前の由来としては8月を意味するオーガスト、さらに言えば
それの語源になったアウグストゥス皇帝から来ていると思われます。
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
サイコロを3回振る。
このカードの攻撃力・守備力は相手ターン終了時まで、
出た目の合計×100アップする。
その効果は1ターンに1度サイコロを3回振り相手ターン終了時まで
攻撃力守備力を出た目の合計×100アップさせる自己強化効果です。
元々の攻撃力2500に対して3d6の最低値が3、最大値が18な為
効果発動時の最低攻撃力は2800、最大値は4300となります。
平均値は10.5であり攻撃力の平均は3500~3600といった所で
総合的に見て中々優秀なステータスを持っていると言えるでしょう。
その後、出た目の2つが同じ場合、その同じ目によって以下の効果を適用する。
出た目の全てが同じ場合、以下の効果を全て適用する。
そしてこのカードの真骨頂として3つのダイスのうち2つが同じ場合には
その目に応じた3種類のうちいずれかの効果を、
全て同じゾロ目だった場合には3種類全ての効果を適用するというものがあります。
●1・2:このカードは相手ターン終了時まで戦闘・効果では破壊されない。
同じ目の数字が1か2だった場合には戦闘破壊耐性と効果破壊耐性が付与されます。
3000を超えるステータスを確保しやすいこのカードに効果破壊耐性はありがたく
優秀なアタッカーとして機能してくれるでしょう。
戦闘破壊耐性もあるならあるで嬉しいものとなっています。
●3・4:自分はデッキから2枚ドローする。
同じ目の数字が3か4だった場合にはデッキから2枚ドローが可能です。
禁止カードである強欲な壺と同じ文句なしに強力な効果であり
3つある効果の中では一番強力なものと言えるでしょう。
●5・6:このターン、このカードは直接攻撃できる。
同じ目の数字が5か6だった場合にはダイレクトアタックが可能となります。
この効果が発動できるという事は攻撃力の上昇も高めが期待できるという事でもあり
上手く行けば4000以上ものダメージを叩き出す事が可能です。
確率としては3つの効果が発動する確率はゾロ目の場合を含めてそれぞれ6分の1、
ゾロ目になる、全ての効果が発動する確率は36分の1となります。
得にゾロ目の効果は通常では狙うのが困難な確率となっていますが
ダイス目を操作できるでたら目との相性が高く、こちらと併用する事で
ゾロ目になる確率が4倍(それでも9分の1ですが)に増え
耐性付与か直接攻撃が可能になる確率もそれぞれ倍以上に増えます。
積極的に効果の発動を狙うのであればでたら目との併用を推奨です。
また1度にサイコロを3つ振るのでエンタメデュエルの条件の1つである
コイントスかサイコロを合計5回行うという条件も満たしやすいです。
このカードを2体用意すれば可能なので十分に狙っていけます。
2体いればそれだけ2枚ドロー効果が発動する可能性も高まるので
場合によってはさらにドローを狙う事も出来るでしょう。
2体でダイレクトアタックが狙えればそっちはそっちで相手が死ぬので
複数並べる価値は結構あると思います。
御伽らしい実にサイコロにちなんだ効果です。
効果の安定性こそ低いものの平均して高い火力を維持できるのは魅力的です。
このカード自身が出たら目と相性がいいのもあり
サイコロにちなんだデッキを組むのもかなり現実的になってきましたね。