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遊戯王カード考察:ドラグニティナイト-アスカロン 強い上に結構簡単に出せる

今回紹介するのはサイバネティック・ホライゾンよりこのカードです。

 

 

 

ドラグニティナイト-アスカロン
シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3300/守3200
「ドラグニティ」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地の「ドラグニティ」モンスター1体を除外し、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
②:S召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
EXデッキから攻撃力3000以下の
「ドラグニティ」Sモンスター1体をS召喚扱いで特殊召喚する。

 

 

まさかのドラグニティ新規となるレベル10シンクロモンスターです。

ドラグニティ・ドゥクスがドラグニティ・クーゼの背に乗り、

またさらにドラグニティの神槍を装着したような姿をしています。

アスカロンとはキリスト教の聖人ゲオルギウスが竜退治に使ったとされる武器で

一般的にはアスカロンは剣として扱われますが

ゲオルギウスは槍を使って竜退治をする絵が多く描かれており

アスカロンも槍であるという説も存在しています。

 

 

「ドラグニティ」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

シンクロ素材にはドラグニティチューナーと

チューナー以外のモンスターを指定しています。

【ドラグニティ】で出す場合、一緒に収録されるドラグニティ・クーゼと相性がよく

ドラグニティ・ドゥクスの効果で墓地のドラグニティ・クーゼを蘇生して

ドラグニティナイトーヴァジュランダのシンクロ召喚に繋げ

さらにそこからドラグニティ・クーゼを装備しつつ特殊召喚する事で

手札消費を抑えつつこのカードのシンクロ召喚を狙えます。

またチューナー以外のモンスターは何でもいい為、

手札から特殊召喚できる高レベルモンスターがあれば

墓地肥やしの準備をせずに初動からもシンクロ召喚を狙っていけます。

レベル2のドラグニティチューナーであれば巨大戦艦 ビッグ・コアMk-III、

レベル3のドラグニティチューナーであれば暗黒騎士ガイアロードが

それぞれ手札から特殊召喚する事で素材を揃えやすいです。

 

 

①:自分の墓地の「ドラグニティ」モンスター1体を除外し、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。

①の効果は墓地のドラグニティ1体を除外する事で

相手フィールドのモンスター1体を除外するというものです。

シンプルで使いやすい除去効果として多くの場面で活用していけます。

後は墓地コストの確保が課題となりますが

ドラグニティナイトーヴァジュランダを経由してこのカードを出す場合、

そのままヴァジュランダをコストにする事が可能です。

 

 

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
②:S召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
EXデッキから攻撃力3000以下の
「ドラグニティ」Sモンスター1体をS召喚扱いで特殊召喚する。

②の効果は1ターンに1度、

シンクロ召喚しているこのカードが相手によって破壊された場合に

エクストラデッキから攻撃力3000のドラグニティシンクロを

シンクロ召喚扱いで特殊召喚するというものです。

現状ではこのカード以外のドラグニティシンクロを出せるようなもので

シンクロ召喚扱いな為ドラグニティナイトーバルーチャを出しつつ

そのまま墓地のドラゴン族ドラグニティを好き放題に装備可能です。

他のドラグニティシンクロがやや攻撃力が心もとない事もあり

効果で高い攻撃力を確保できるバルーチャが

相手ターンに破壊された時の選択肢として有力です。

状況次第では自爆特攻からヴァジュランダあたりを出して

もう1回このカードのシンクロ召喚に繋げて②の効果で除去する

といった芸当も可能です。

 

 

ドラグニティ・クーゼがあればシンクロ召喚はそれほど難しくはなく

使いやすい除去効果を持ちつ攻撃力も3300と十分な数値を誇り

破壊されても後続に繋げる事が出来るという

出しやすさと強さが高水準にまとまった優秀なカードと言えます。

墓地コストが必要な点や後続で新しいドラグニティシンクロを出せる点からも

純正の【ドラグニティ】でこそ真価を発揮しやすいカードと言えるでしょう。

特にバルーチャはこのカードの登場で大きくその価値を上げたと言えます。

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