遊戯王ヴレインズ42話の感想です。
前回のあらすじ:リボルバーのデッキもう【ミラーフォース】だよね
リボルバーの素顔
現実世界では以前ホットドッグを買っていた白髪の少年が
静かに水平線を見つめています。
声からしても彼がリボルバーの正体だと考えていいでしょう。
中性的な端正な顔と武内さんのバリトンボイスが中々のギャップです。
でも武内さんだって若いんだよ!
前回に引き続きガンパウダー・ドラゴンのダイレクトアタック。
それに対してプレイメーカーは速攻魔法「スプール・ゴート」を発動、
墓地にサイバース族が3体以上いる状態で直接攻撃をされた場合にそれを無効、
さらにトークンを3体出すという効果でリボルバーの攻撃を凌ぎます。
名前からも効果からもスケープ・ゴートを意識していますね。
しかしここでマズルフラッシュ・ドラゴンの効果が発動。
リンク先にモンスターが特殊召喚された場合にそのうちの1体を破壊、
さらに相手に500ダメージを与えるというものでプレイメーカー残りライフ400です。
マズルフラッシュは全て相手側にリンクマーカーが向いているので
リンク先を避けて特殊召喚というのは特にスピードデュエルだと難しい厄介な効果です。
リボルバーはこれでターンエンドです。
Aiシールド2018
プレイメーカーのターン、ドロー。
まずはトークンでコンバインしてLINK-1リンク・ディサイプルをリンク召喚、
次にスワップリーストを通常召喚してこのカードと残ったトークンでコンバイン、
LINK-2セキュリティ・ドラゴンをリンク召喚します。
ここでスワップリーストの効果発動、リンク素材になった時に
そのリンクモンスターの攻撃力を500下げて1枚ドロー。
さらにセキュリティ・ドラゴンの効果発動、相互リンク状態にある時に
モンスター1体を手札に戻すというものでこれでマズルフラッシュの除去を考えます。
しかしマズルフラッシュのさらなる効果、自分の場のモンスター1体をリリースする事で
対象に取る効果を無効するというものでガンパウダーをリリースして
セキュリティ・ドラゴンの効果を防ぎました。
除去も防がれたプレイメーカー、最後の手段としてストームアクセスを試みようとしますが
この状況でのストームアクセスは危険だとAiが静止します。
それでもリボルバーに勝つにはやるしかないとプレイメーカーは決行、
しかしやはり無謀であったのかデータストームに伸ばした腕が吹き飛ばされてしまいます。
データ世界という事で表現がマイルドになってますが中々にグロいですね。
そのままDボードから落下しそうになったプレイメーカーを
なんと大きくなったAiが支えて戻しさらに腕も修復します。
そんな事が出来たのかと驚くプレイメーカー、Aiもずっと隠していたようですが
プレイメーカーが無茶するなら俺も付き合うしかないと本気の姿勢を見せ
Dボードの操縦なら任せろとDボードの変形までさせています。
そして今まで騙してきたせめてもの償いとして自分の身体を盾のようにして
プレイメーカーを保護、そのままデータストームに突っ切ります。
Aiの協力もあってストームアクセスを見事に成功させますが
Aiは後は任せたとプレイメーカーに勝負を託しそのまま反応が消えてしまいました。
ここに来てAiがすごく格好いいですね。
そしてプレイメーカーはリンク・ディサイプルとセキュリティ・ドラゴンでコンバイン、
LINK-3トランスコード・トーカーをリンク召喚です。
トランスコードの効果、墓地にあるコード・トーカーと名の付くモンスターを
リンク先に蘇生するというものでデコード・トーカーを蘇生させます。
そしてトランスコードが相互リンク状態にある場合、
自身とその相互リンク相手の攻撃力を500アップさせます。
さらにフィールド魔法「サイバネット・ストーム」を発動、
リンク状態のモンスターの攻撃力を500アップさせるというもので
これによりトランスコードの攻撃力は3300、
デコードは自身の効果でさらに攻撃力が500アップして3800です。
そしてデコードでマズルフラッシュを攻撃して見事に撃破、
残ったトランスコードでダイレクトアタックしてリボルバーにトドメを刺そうとします。
この時手に持った銃が変形して大型のライフルになる演出が実に格好いいです。
トランスコード・フィニッシュ!
しかしリボルバーは手札からチョバムアーマー・ドラゴンを特殊召喚、
これは相手モンスターの直接攻撃時に手札から攻撃表示で特殊召喚できるというもので
攻撃力は0ですが戦闘で破壊されず戦闘でも破壊されないという効果を持ちます。
これによりライフを850残してリボルバーは耐えました。
プレイメーカーはこれでターンエンドです。
父から子への想い
リボルバーのターン、ドロー。
ここでデュエルディスクからAiがひょっこりと顔を出してきました。
Ai生きてました。プレイメーカーもちょっと嬉しそうです。
ただ無茶をした影響でデータの修復が間に合わず体が縮んでいますね。
そしてリボルバーもまた戦況を打開するにはこれしかないとストームアクセスを試みます、
プレイメーカーにできて私にできないはずがないと意気込むリボルバーですが
やはりプレイメーカーと同様に腕を吹き飛ばされてしまい上手くいきません。
しかしその時突如データストームが時が止まったかのようにピタリと停止しました。
リボルバーもプレイメーカーも外で見ていたマスコミや草薙も
何が起こったのか理解できてない様子です。
そんな中データストームの中から姿を現したのはなんと鴻上博士。
リボルバーの事をリョウケン(了見でしょうか?)と呼び
父親らしい事を何もできず滅びの道を救うには頼るしかなかった事を詫び、
それでも素晴らしい息子であったといい最期の力を利用してリボルバーの腕を修復、
そしてデータストームへと続く道を作り出します。
この道こそが今回のサブタイトルにもなっているスターダスト・ロードです。
リボルバーは父親の力を借りて見事ストームアクセスを成功させましたが
同時に後を頼むといった父親が非常に気がかりになりました。
リボルバーのデュエルディスクには鴻上博士のバイタルを確認する機能があり
以後デュエルの最中しきりにこれを確認しています。
実際心拍数が残り30程度と非常に危険な状態です。
リボルバーは通常魔法「リンク・リカバリー」を発動、
墓地のリンクモンスターを蘇生させる効果でこれによりマズルフラッシュを蘇生させます。
しかしこのカードには蘇生したリンクモンスターのマーカー数より
相手の場のモンスターが少ない場合その差の数、今回の場合1枚ドローさせ
さらに発動したターンはバトルフェイズを行えないというデメリットがあります。
しかしそれを承知でマズルフラッシュを蘇生させ
チョバムアーマーと合わせてサーキットコンバイン、
LINK-4、トポロジック・ガンブラー・ドラゴンをリンク召喚します。
そしてここでチョバムアーマーの更なる効果が発動、
リンク素材になった時にお互いに墓地のモンスター1枚を回収するというもので
リボルバーはスピンドル・ドラを、プレイメーカーはバックアップセクレタリーを回収します。
ここで鴻上博士の心拍数が0になりました。
つまりは心臓が動いていないという事であり非常に危険な状態です。
すぐにでも心肺蘇生法をしなければそのまま亡くなるでしょう。
さすがのリボルバーも父親を放置してデュエルする事は出来なかったようで
「これ以上デュエルを続けるわけにはいかない」とドロップ・ドラコを守備表示で特殊召喚、
そしてトポロジック・ガンブラー・ドラゴンの効果を発動です。
リンク先にモンスターが特殊召喚された場合に
お互いの手札のカードを全て破壊するというものです。
場のモンスターを全て破壊するトポロジック・ボマー・ドラゴン、
場の魔法罠を全て破壊するトポロジック・トゥリスバエナと来て今度は手札破壊です。
アウトオブドカード!
さらにここでドロップ・ドラコの効果が発動、
手札から墓地にカードが送られた時に送られたカード×300の数値分
お互いがダメージを受けるというものです。
今回送られたカードはお互いの合計で3枚、つまり900のダメージです。
リボルバーのライフ850でプレイメーカーのライフ400なわけですから
2人ともダメージ0、相打ちとなります。
Aiがかなり恰好よかった回でした。
Aiは怪しい所や黒い所もありますが
なんだかんだで情で動いてくれる部分もあるんですよね。
そして今回とうとうリボルバーの素顔や鴻上了見という本名明らかになりました。
父親の力を借りてストームアクセスする所はもう主人公でした。
次回予告 43話『イグニスの誕生』
時折夜光虫が発光する海を目の前にした崖の上に佇む邸宅
追い求めた敵はそこにいた!
いよいよ明らかになるロスト事件とイグニスの関係
真実を知った遊作が取る行動とは!
リンクヴレインズから現実世界へ強制的に帰還させられるようですが
リボルバーの正体を突き止め直接対峙します。
あと鴻上博士がめっちゃ悪い顔してます。
前回息子に全てを託して死んだ感じなのにめっちゃ悪い顔してます。