今回紹介するのはフレイム・オブ・デストラクションよりこのカードです。
星遺物への抵抗
通常罠
①:フィールドの相互リンク状態のモンスターの数まで、
フィールドの魔法・罠カードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
星遺物の通常罠です。
「離せ!自分の命が惜しくないのか!?」
「皆を傷つけるぐらいなら・・・!」
恐らくは星遺物からの目覚めの続きなのでしょう。
霊体となったイヴがイヴリースの手を操り
そのまま自ら剣を突き立てハラキリをしようとしています。
イヴの命がけの行動に対し必死に制止しようとするアヴラムとイムドゥークですが
そして2人の想いもむなしくイヴの命がけの行動は成し遂げられるのでしょう。
その効果はフィールドの相互リンク状態のモンスターの数まで
フィールドの魔法罠を破壊する魔法罠用の除去効果です。
いわばリンク召喚用のサイクロンか砂塵の大竜巻とも言うべきカードと言えます。
単純に相互リンクの条件を満たすだけならばリンク・スパイダーかリンクリボーあたりを出し
その下に副話術士クララ&ルーシカか星杯竜イムドゥークを出す事で
モンスター2体から相互リンクを狙う事が可能でこれでも2枚の魔法罠が破壊可能です。
スケープ・ゴートのトークンからセキュリティ・ドラゴンか
スペース・インシュレーターの合計2体を出すのもいいでしょう。
3枚以上の破壊を狙いたい場合はトロイメアリンクを活用するのが最も狙いやすいでしょう。
ただ【トロイメア】でこのカードを使う場合
積極的にイヴリースがハラキリするというシュールな構図になりますが
セップクはスポーツじゃないです!
ただリンク召喚を狙う際に肝心の破壊したい魔法罠から妨害される可能性があるので
いかにそういった妨害をかいくぐれるかも1つの鍵となってくるでしょう。
どちらかと言えば伏せカードを破壊するよりは
永続魔法やフィールド魔法、ペンデュラムゾーンのカードなどの
既に発動されているカードが狙い目となります。
このカードでハラキリする場合にライバルとなってくる存在が
同じく通常罠の魔法罠除去である砂塵の大嵐です。
あちらは特別の条件とか必要なしに2枚の魔法罠の除去が可能であり
相手ターンにエンドサイクを狙う場合にあちらが大きく使い勝手で勝るでしょう。
その一方でこちらはバトルフェイズが行えないデメリットが発生せず
自分ターンに使っても問題ないがない点、
相互リンクしているモンスターの数次第では3枚以上の破壊も狙える点、
何よりも「星遺物」の名を冠している為
星遺物-『星鎧』などでサーチが可能な点で優れています。
このカードを採用する場合は上手くこれらの要素を活かすようにして
効果的なハラキリをしていきましょう。