2月24日にデッキビルドパック ダーク・セイヴァーズが発売されます。
今回紹介するのはそんなダーク・セイヴァーズよりこのカードです。
交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/闇属性/アンデット族/攻2600/守1000
レベル6モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、
そのレベルを6として扱う。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
②:1ターンに1度、フィールドのモンスターカードが、
効果で相手の墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され相手の墓地へ送られた場合、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
ヴァンパイアの新規となる闇属性アンデット族の汎用ランク6エクシーズです。
髑髏肩パッドが特徴の白いスーツにモノクル、杖と
いかにもなジェントルメンって感じのヴァンパイアです。
ダンピールとは人間と吸血鬼の混血の事であり血色がいいのもそのあたりが要因なんでしょう。
あと交血というのは恐らく高潔ともかかってるんでしょうね。
名前の由来は恐らく女吸血鬼を描いた小説「カーミラ」の作者、
ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュからでしょう。
遊戯王GXにもカーミラを元にしたであろう吸血鬼カミューラが登場しており
吸血鬼小説の作家の中でも特に遊戯王と縁のある人です。
レベル6モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、
そのレベルを6として扱う。
素材指定がなくレベル6を2体用意できればエクシーズ召喚できる他、
相手モンスターを素材にする場合、そのモンスターの元々のレベルに関わらず
レベル6として扱いエクシーズ素材にする事が可能です。
精神操作などで奪った相手モンスターをエクシーズ素材に利用しやすい他、
死者蘇生や紅貴士-ヴァンパイア・ブラムで相手モンスターを蘇生してもいいでしょう。
相手が壊獣やラヴァ・ゴーレムあたりを送り付けてきた場合それを利用する事も可能です。
【ヴァンパイア】においては墓地にヴァンパイア・グレイスがある状態の時に
ヴァンパイア・サッカーで相手モンスターを蘇生する事でエクシーズ召喚が可能です。
他には自身の効果で蘇生するなどしてオーバーレイユニットのないヴァンパイア・ブラムに
RUM-幻影騎士団ラウンチを使う手もあります。
何気に「2体以上」が条件であり相手モンスターを複数コントロール奪取した場合などは
まとめてエクシーズ素材にしてしまうのも手です。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
①の効果は1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ取り除く事で
相手のカード1枚を墓地へ送るというものです。
モンスターと魔法罠を問わない万能除去であり
非常にシンプルかつ使いやすい汎用性の高い効果です。
②:1ターンに1度、フィールドのモンスターカードが、
効果で相手の墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され相手の墓地へ送られた場合、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、フィールドのモンスターが
効果か戦闘によって相手の墓地へ送られた場合に
オーバーレイユニットを取り除く事で
その墓地へ送られたモンスターを守備表示で特殊召喚する蘇生効果です。
①の効果で相手モンスターを墓地へ送ればそのまま効果が発動できる他、
このカードの攻撃力も2600あるので戦闘破壊を狙うのもいいでしょう。
別途レベル6のモンスターか相手モンスターを用意する事が出来れば
2体目のヴァンパイア・シェリダンのエクシーズ召喚を狙う事も可能です。
守備表示限定なのでリンクモンスターは蘇生できない点には注意してください。
①と②の効果を組み合わせれば間接的に相手モンスターのコントロールを奪取可能であり
使いやすさと強さを兼ね備えたランク6エクシーズです。
新しい汎用ランク6としての選択肢は勿論の事、
相手モンスターをレベルに関係なくエクシーズ素材に出来るという特性から
【グレイドル】や【霊使い】のようにコントロール奪取に長けたデッキや
相手モンスター2体のコントロールを一気に奪取できる
ダブルマジックアームバインドを採用出来るようなデッキでも採用候補となります。
またレベル6のゴヨウ・ガーディアンやメタファイズ・ホルス・ドラゴンをシンクロ召喚すれば
その効果で奪った相手モンスターと一緒にエクシーズ素材になる事が可能であり
これらのモンスターを採用出来るデッキでも採用する価値があるでしょう。