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遊戯王カード考察:小法師(しょうぼうし)ヒダルマー とりあえず②の効果を狙おう

今回紹介するのはフレイム・オブ・デストラクションよりこのカードです。

 

 

 

小法師ヒダルマー
リンク・効果モンスター
炎属性/獣戦士族/攻1500/LINK-2
【リンクマーカー:左下 右下】
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獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター2体
①:このカードの攻撃力はフィールドの
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターの数×100アップする。
②:1ターンに1度、自分及び相手フィールドの
魔法・罠カードを1枚ずつ対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
③:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、
自分の墓地モンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

 

 

炎属性獣戦士族のLINK-2リンクモンスターです。

江戸時代の火消(今でいう消防士)のような恰好をした目が真っ赤に燃えたダルマ男です。

名前の由来は若い僧侶を意味する小法師(本来は「こぼうし」と読む)と

消防士、火だるまからでしょう。

手に持っているのは纏(まとい)と呼ばれるもので火消にとっての旗印となるものです。

火消はそれぞれの組に分かれて消火活動を行うのですが

その自分たちの組を表す目印として使われました。

 

 

【リンクマーカー:左下 右下】
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター2体

リンク素材には獣族、獣戦士族、鳥獣族いずれかのモンスター2体を要求しています。

いわゆる【ビースト】と呼ばれる3種族ですね。

BF-朧影のゴウフウによるトークン2体でリンク召喚するのが最も簡単な他

スケープ・ゴートの羊トークンが獣族なのでこれも用いる事が可能です、

レスキューキャットからもリンク召喚を狙う事が可能です。

クレーンクレーン炎星師-チョウテン、や金華猫で上記3種族を蘇生するのもアリです。

テーマで言えば【おジャマ】や【リリカル・ルスキニア】あたりが狙いやすいでしょう。

エンタメイトなんかも結構獣族や獣戦士族がいたりするので

結構このカードのリンク召喚を狙えるデッキは多いです。

リンクマーカーは左下と右下というEX枠の確保としてありがたいものとなっています。

 

 

①:このカードの攻撃力はフィールドの
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターの数×100アップする。

①の効果はフィールドに存在する獣族、獣戦士族、鳥獣族の数×100だけ

自身の攻撃力を上昇させる自己強化効果です。

自身も獣戦士族であり上に相手のフィールドのカードも参照に出来るのですが

元の攻撃力が1500と低めな上に上昇力も低い為、

この効果だけでアタッカーにするのはちょっと厳しいものがあります。

あって困る効果ではない為、上手く他の強化カードと組み合わせるといいでしょう。

 

 

②:1ターンに1度、自分及び相手フィールドの
魔法・罠カードを1枚ずつ対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

②の効果は1ターンに1度、

自分と相手の場の魔法罠それぞれ1枚ずつを破壊する魔法罠用の除去効果です。

丁度ダブル・サイクロンのような効果と言えます。

自分のカードも破壊する必要がありますがLINK-2で魔法罠除去は中々貴重で

サーチ効果を発動した炎舞-「天璣」を破壊したり、

荒野の大竜巻のようなカードを破壊すればディスアドバンテージを軽減できます。

 

 

③:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、
自分の墓地モンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

③の効果はこのカードが相手モンスターを戦闘破壊した時に

墓地か除外ゾーンにいる獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を

手札に加えるというものです。

効果自体は非常に便利ですが問題はこのカードの攻撃力であり

①の効果による強化を加味しても中々に戦闘破壊を狙っていくのは難しいです。

この効果を積極的に活用していく場合は一族の結束やドリトル・キメラなどで補強するか

サンドバッグとなるモンスターを相手に送り付けるといいでしょう。

除外したモンスターも回収できるので

墓地から除外した武神器とかも再利用可能です。

 

 

更なるリンク召喚の繋ぎとして考えるのであれば②の効果だけでも十分に優秀なので

無理して③の効果を狙わずに②の効果で魔法罠を除去した後に

このカードをリンク素材にしてしまうのもいいでしょう。

リンクマーカーも優秀なのでそちら目的で活用するのもありです。

勿論③の効果が狙えるのであればそれに越したことはありません。

相手が迂闊に低攻撃力のモンスターを置いている場合は遠慮なく狙いましょう。

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