今回紹介するのはフレイム・オブ・デストラクションよりこのカードです。
星遺物に響く残叫
カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドに相互リンク状態のモンスターが存在し、
相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
星遺物の名を冠するカウンター罠です。
恐らくはトロイメアとの闘いの果てにイヴが倒れている所でしょう。
正気を取り戻したのかイヴリースとしての姿ではなくなっていますが
既に致命的な致命傷を負っているの状態なのでしょう、
目を覚まさまないイヴを必死に呼びかけるアウラムとイムドゥーク、
そして妹の様子を見て立ち尽くしているニンギルスの姿があります。
まさにヒロインの散り様を描いている非常に悲壮感漂うイラストです。
特にニンギルスは今にも闇堕ちしそうなほど絶望している様子です。
ここでニンギルスである星杯に誘われし者のフレーバーテキストを確認してみましょう。
機怪との戦いに明け暮れる青年。
森の周辺に生息する機怪蟲が突如凶暴化した際にも、
一歩も引かずに結界への侵入を防ぎ続けた。
常に先陣を駆けるその雄姿は森の民を奮い立たせるが、
本人はたった一人の妹を守る為だけにその槍を振るっている。
あ、これ駄目みたいですね。順当に闇堕ちルートです
最愛の妹を失ってしまった彼がどうなるのかは想像に難くありません。
多分次のテーマあたりで闇堕ちして登場するんじゃないでしょうかお兄さん。
お兄さんも心配ですしイヴも何らかの力で一命をとりとめて欲しい所です。
その効果は1ターンに1度、自分の場に相互リンク状態のモンスターがいる状態で
相手がモンスター効果や魔法罠を発動した際にそれを無効にして破壊する事が出来ます。
リンク召喚を連続で狙えるテーマであれば相互リンク状態を作り出すのは難しくなく、
特に相互リンクを作る事が基本となる【トロイメア】においては
自然な状況で相互リンク状態を作り出す事が出来るでしょう。
条件さえ満たす事が出来ればノーコストで非常に幅広いカードを無効に出来る
強力無比なカウンター罠として機能します。
相手に相互リンク状態を崩されてしまうと発動が封じられてしまいますが
基本的にこのカードがある状態で相互リンクを崩せる効果を発動するのは難しく
戦闘でリンクモンスターを破壊される以外で発動を封じられる事は少ないでしょう。
また星遺物の名を冠しているのも見逃せないポイントです。
星遺物-『星杯』や星遺物-『星鎧』の効果でサーチが可能であり
効果の発動できる状態であれば有力なサーチ候補となるでしょう。
聖遺物の中でも星遺物を巡る戦いと並び使いやすい効果であり
星遺物に蠢く罠の発動条件を満たす要員としても重宝します。
【トロイメア】のみならずリンク召喚を多用する全般で活躍が期待できる
非常に優秀なカウンター罠だと思います。