遊戯王ヴレインズ33話の感想です。
今週は30分早くの放映です。
ブルーエンジェルVSスペクターのマスターデュエル。
スペクターは開幕からリンクモンスターを召喚し立ちふさがります。
聖天樹に聖蔦
スペクターが自身のモンスターの説明します。
サンアバロンは攻撃の対象にならずまたリンク召喚したターンはリンク素材になれないと、
「ドリュアス」でなくカテゴリ名の「サンアバロン」で説明しているという事は
サンアバロンリンク共通の効果なんでしょうね。
ブルーエンジェルは問います、ゴーストガールはどうしたのかと。
スペクターの答えはただのデータとしてハノイの一部となったという残酷な答えでした。
そしてブルーエンジェルも同じ目に遭わせるとスペクターは宣言します。
スペクターはカードを1枚伏せてターンエンドです。
ブルーエンジェルのターン、ドロー。
まずキャンディナを通常召喚してリンカーネイションをサーチ、
そしてライトステーズも発動、リリーベルをサーチしつつ特殊召喚、
さらに新しいフィールド魔法「トリックスター・ライトアリーナ」を発動、
スペクターの伏せカードを選択してそのカードを使用不能にし
エンドフェイズに発動するか手札に戻さなければいけないというものです。
ブルーエンジェルの展開はまだまだ続きます。
キャンディナを手札に戻しつつマンジュシカ2体を特殊召喚、この2体でコンバイン、
LINK-2、ホーリーエンジェルをリンク召喚です。
ちなみにこの際出した2体のマンジュシカですがよく見ると2人の表情が違います。
もしかして1体1体性格が違っていたりするのでしょうか、細かいです。
そしてリンク召喚した際に時ライトアリーナの更なる効果が発動、
リンク素材に使用したマンジュシカを1体効果を無効にして墓地から蘇生します。
ホーリーエンジェルの効果も発動してスペクターに200のダメージを与えます。
いやぁしょっぱなから非常にガチな動きをしています。
この時ブルーエンジェルはダメージに反応してドリュアスが反応したのに気づきました。
しかしそれが何を意味するのかまでは把握する事ができません。
ブルーエンジェルはひるまずに攻める事にします。
まずはリリーベルでダイレクトアタック、スペクターに800のダメージを与えます。
しかしこの時にサンアバロン・ドリュアスの効果が発動します。
1ターンに1度、ダメージを受けた時に自身のリンク先に
リンクモンスターをEXデッキから特殊召喚するというもので
この効果でリンク1、サンヴァイン・ガードナーを特殊召喚です。
ブルーエンジェル涙はらって ブルーエンジェルきらめく力
さてここで心理フェイズが発動、
スペクターはブルーエンジェルを元になった絵本と同じだと言います。
そう、ブルーエンジェルには元ネタとなる絵本が存在していました。
その絵本の主人公は天使でありながら冷たい心しか持っておらず
いつも一人ぼっちで泣いてばかりいたと言います。
しかしそんな冷たい心の主人公も仲間に助けられた事で優しさに目覚めます。
その結果、仲間の天使も増えひとりぼっちになる事はなくなりました。
しかしそれでも悪を倒す時、きまって青い涙を流したと言います。
もしかしたらそれは優しさに目覚めた故に悪を倒す事に心を痛めたのかもしれません。
葵はそんな絵本の主人公に憧れて自分もまたブルーエンジェルを名乗るようになりました。
それをスペクターに指摘され、否定しない事からもそれは事実なのでしょう。
「他人の過去を暴くのが楽しい?」とスペクターの悪趣味さに嫌悪するブルーエンジェル、
それに対するスペクターの答えは「ええ!ゾクゾクします!」
そんな自分の悪趣味さを隠そうともしないスペクターに
あなたは絵本の悪と同じだと言い放ち絵本の主人公として倒すと宣言します。
・・・・・所でブルーエンジェルさんや。
その姿のモチーフが絵本の主人公だというのは分かりました。
でもその主人公、多分おっぱいでかいなんて設定ないよね?
盛ってるのはモチーフとか関係なしに自分の趣味だよね?
ブルーエンジェルは続けてホーリーエンジェルでガードナーを攻撃、
この際にガードナーの効果が発動、リンク先のモンスターのリンク数分、
この場合はドリュアスのリンク1×800だけ戦闘ダメージを軽減します。
これにより受ける戦闘ダメージを800にまで軽減しました。
ブルーエンジェルはスペクターのデッキが守りに徹したものだと察し始めます。
ブルーエンジェルはリリーベルを手札に戻してマンジュシカを特殊召喚した後に
カードを1枚伏せてターンエンドです。
この時ブルーエンジェルが伏せたカードはトリックスター・リンカーネイション。
相手の手札を全て除外してその枚数分ドローさせるというものです。
もしスペクターが伏せカードを手札に戻せばその手札は5枚、
マンジュシカ×2の効果で2000ダメージを与えるという作戦です。
勿論説明はフラグです
エンドフェイズ時、スペクターは伏せカードを手札に戻すか発動するかの選択を迫られます。
スペクターが選択したのは発動、
伏せてあったカードは通常罠「聖蔦の埋葬(サンヴァイン・ベリアル)」、
これは相手の伏せカード1枚を除外し、さらにその同名カードを
デッキから全て除外してしまうというものです。
これによりリンカーネイションは発動される前に除外され
さらにデッキにある残りのリンカーネイション2枚も除外されてしまいます。
ちなみにOCGをやっている方ならご存知の方も多いと思いますが
リンカーネイションは現在制限カードです。3枚積みコワイ!
この際蔦がブルーエンジェルのデュエルディスクにもぐりこみカードを取り上げるという
中々に変態的な凝った演出がなされています。
作戦を崩された所でブルーエンジェルのターンは終了です。
リトル・プレイメーカー
さて場面は変わっておなじみカエルとハトのマスコミコンビ。
彼らはこの危険な状況の中でも取材を続けていました。
そんな時に少年の姿をしたアバターと遭遇します。
その少年は自らをプレイメーカーと名乗り、
マスコミ2人をハノイの騎士と勘違いしてデュエルを申し込んでいます。
そんなリンクヴレインズの為に戦おうとする健気な少年に
中身がおっさんかもしれないと思いながらも2人は感動して大泣きしています。
しかしそんな中ビルが崩れ土砂が流れ込んできました。
なんとか退避したマスコミは少年の安否を気遣います。
少年は本物のプレイメーカーによってなんとか助け出されていました。
「お前の気持ちは受け止めた リンクヴレインズは必ず守る」
と少年に告げるプレイメーカーはまさにヒーローそのものです。
もしかしたらGo鬼塚の影響も少なからず受けているのかもしれません。
かなりくさいセリフを言った事でAiにからかわれています。
ヘンなの
場面は再びブルーエンジェルVSスペクターに。
スペクターはブルーエンジェルの内面を把握したと告げます。
6歳の頃に両親を失い悲しみに暮れていた財前葵、
そんな悲しみにくれる葵に兄、財前晃が絵本を読み聞かせてくれました。
悲しみと喪失感を癒してくれるのはそんな空想の主人公と
自分に優しくしてくれる現実のお兄様、
そうして彼女は自らもアイドル!!ブルーエンジェルになりたいと願ったのだと。
スペクターのターン、ドロー。
この時マンジュシカ2体の効果で400のダメージを受けます。
先ほどリンカーネイションを除外していなければ2400のダメージを受けており
400で済んで助かったとスペクターは動じる様子がありません。
そしてダメージを受けた事でドリュアスの効果が発動、
リンク先にLINK-1、聖蔦の癒し手(サンヴァイン・ヒーラー)を特殊召喚です。
結構可愛らしい外見をしていますがブルーエンジェルは「ヘンなの」扱いです。
受けた効果ダメージの1つ、マンジェシカ1体分の200のライフを回復し
さらにヒーラーの効果でリンク先のリンクモンスターのリンク数、
この場合ドリュアスの1×300だけライフを回復します。
そしてドリュアスとヘンなの2体でサーキット・コンバイン、
LINK-2、聖天樹の精霊(サンアバロン・ドリュアデス)をリンク召喚です。
ドリュアスが成長し、そして中央では人の姿を象ったものが佇んでいます。
やはりこのカードも攻撃力が0ですが攻撃対象には選択できません。
「お兄様があなたを守るようにこの樹が私を守る」というスペクターに
ブルーエンジェルはスペクターもまた独りぼっちだったのではと告げます。
それはブルーエンジェルの絵本をいい話だったと言った事も根拠です。
個人的には「だった」という過去形な所が少し引っかかるんですよね。
スペクターの事だから「今はリボルバー様がいる」とか言い出しそうだし。
スペクターはブルーエンジェルのその指摘には明確な答えは出さず、
ただ「どうして私を知ろうとするのです?」と逆に問います。
ブルーエンジェルは言います、「私がブルーエンジェルだからよ」と。
ホーリーエンジェル触手洗脳プレイ
スペクターはサンシード(恐らく聖種とかそんな漢字でしょう)・ゲニウスロキを通常召喚、
このゲニウスロキ1体でサーキット・コンバイン、
LINK-1、サンヴァイン・スラッシャーをリンク召喚です。
このカードは攻撃力こそわずか800ですがリンク状態のサンアバロンのリンク数、
この場合ドリュアデスの2×800だけ自身の攻撃力を上昇させ
攻撃力を2400にまで高めています。LINK-1としては破格の攻撃力です。
そしてドリュアデスでホーリーエンジェルを攻撃、
ホーリーエンジェルも攻撃力2400の為相打ちとなりますが
この時にスラッシャーの効果が発動、今戦闘破壊したホーリーエンジェルを
サンアバロンのリンク先に蘇生するというものです。
墓地からホーリーエンジェルを蔦で絡めとりそのまま洗脳してしまいます。
そしてホーリーエンジェルでマンジェシカに攻撃して撃破します。
この時のホーリーエンジェルがそれはもう実に悪役な笑顔しています。
蔦で絡めとられたのちに悪堕ちとかスペクターやりたい放題です。
スペクターはこれでターンエンドです。
ブルーエンジェルは自分のエースを敵に奪われてしまいかなりピンチの状態です。
おまけにドリュアデスは攻撃対象に選択できません。
しかし手札を確認し光明を見出しました。
というわけで今年最後の遊戯王でした。
スペクターが他のハノイ連中に比べてやたら悪役してます。
男性が触手プレイされてるのが常の遊戯王ですが
今回は珍しく女の子が触手プレイされていますね。
まあスペクターもしっかり触手に絡まれていますが。
来週はVRAINSお休みで次回は再来週です。
次回予告 34話『聖なる天樹』
何故こんな苦しみを受けなければならないのか
孤独の中で自分の運命を呪った
愛情への欲求は満たされることなく
次第に深い憎しみに形を変えていく
誰か自分を救ってくれと心から願っていた
新しいトリックスターの姿がいくつも見えます。
まだデュエルは続きそうですね。
そしてスペクターがブルーエンジェルの絵本を燃やしています。
スペクター本当にえげつない性格していますね。