今回紹介するのはストラクチャーデッキ-パワーコード・リンク-よりこのカードです。
フレイム・バッファロー
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻1400/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。
手札からサイバース族モンスター1体を捨て、自分はデッキから2枚ドローする。
炎属性サイバース族のレベル3モンスターです。
メインデッキに入るサイバース族では現在唯一の炎属性となります。
角と足に青い炎が走る黒いバッファロー型ロボットです。
関節部や首筋の青白いパーツが実にかっこいいです。
名前の由来はコンピューター用語のフレームバッファからだと思われます。
ディスプレイ(パソコンの画面を表示するモニターの事)に
表示される一画面分のデータを記憶する為の領域の事を言います。
その効果は1ターンに1度、表側表示のこのカードが
フィールドから離れた場合に手札からサイバース族1枚を捨てる事で
2枚ドローできる手札交換&ドロー効果です。
手札コストとなるサイバース族こそ必要ですが
発動条件がフィールドから離れる事と非常に緩く
シンクロ素材にしてもリンク素材にしても効果の発動が狙えます。
そのままでも1枚捨てて2枚ドローとアドバンテージを確保可能ですが
シーアーカイバーなど墓地で発動できるモンスターを捨てればより無駄がありません。
サイバース族においてシンプルかつ優秀なアドバンテージ確保要員として重宝します。
何気に炎属性の守備力200という事で真炎の爆発に対応しています。
複数蘇生しても効果を発揮できるのは1体のみですが
それを差し引いてもリンク素材を一気に確保できるのは強力な魅力です。
ただサイバース族で真炎の爆発に対応しているのは現状このカードのみであり
なおかつフレーム・バッファローを活かすにはサイバース族デッキが望ましい為、
その上で真炎の爆発を十分に活用しようと考えるのであれば
「サイバース族メインのデッキに少し他の種族を混ぜる」形になるでしょう。
その場合個人的なオススメはレッド・リゾネーターです。
効果が展開の補助として使いやすいものなのでリンク召喚のサポートに使える他
チューナーなのでシンクロ召喚のギミックも取り入れる事が可能になります。
レベル2でありサイバース・ガジェットで蘇生できるのもポイントです。
サイバース族デッキにこのカードを混ぜるだけでも
大分真炎の爆発は使いやすくなるでしょう。
後は炎熱伝導場で墓地に送りやすい守備力200の各種ラヴァルも候補でしょうか。