今回紹介するのはフレイム・オブ・デストラクションよりこのカードです。
オルターガイスト・キードゥルガー
リンク・効果モンスター
闇属性/魔法使い族/攻1000/LINK-2
【リンクマーカー:左 下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
「オルターガイスト」モンスター2体
①:このカード以外の自分の「オルターガイスト」モンスターが
相手に戦闘ダメージを与えた時、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、
このカードが攻撃宣言したターンしか攻撃できない。
②:このカードが戦闘で破壊された場合、
自分の墓地の「オルターガイスト」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
オルターガイストの新しい仲間となるLINK-2リンクモンスターです。
VRAINSにおいてゴーストガールがリボルバー戦で使用し、
その効果でリボルバーのツイン・トライアングル・ドラゴンを蘇生しました。
下半身が馬のさらに多数の腕を持つモンスターです。
下半身の方の両腕に持った両刃の斧槍が特徴的です。
恐らく名前はキーロガー+ドゥルガーだと思われます。
キーロガーとはキーボード等によるコンピューターへの入力を監視する装置で
主に利用者のパスワードなどのキー入力を盗み出す為に使われます。
ドゥルガーとは「近づき難い者」という意味を持つヒンドゥー教の女神で
10本あるとも18本あるとも言われる腕に多数の武器を所持しています。
【リンクマーカー:左 下】
「オルターガイスト」モンスター2体
リンク素材はオルターガイスト2体です。
この事から基本はオルターガイスト専用のリンクモンスターとなります。
リンクマーカーは左と下にそれぞれあり
EXモンスターゾーン、メインモンスターゾーンどちらでも活かせる向きです。
同じくLINK-2のオルターガイスト・ヘクスティアとは
丁度リンクマーカーの向き左右逆になった形になっています。
①:このカード以外の自分の「オルターガイスト」モンスターが
相手に戦闘ダメージを与えた時、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、
このカードが攻撃宣言したターンしか攻撃できない。
①の効果はこのカード以外のオルターガイストが
相手に戦闘ダメージを与えた時に
相手の墓地のモンスター1体をリンク先に特殊召喚する蘇生効果です。
蘇生させる相手モンスターの種類や表示形式は問いませんが
蘇生させたモンスターはこのカードが攻撃宣言したターンしか攻撃できません。
このカードの攻撃力は1000と控えめであり
実際にこのカードで攻撃するには何かしらの工夫が必要になるでしょう。
効果は無効にしない為に攻撃を捨てて効果だけを目当てに蘇生させる手もあります。
オルターガイストが戦闘ダメージを与えるという蘇生の前提条件に関しては
直接攻撃できるオルターガイスト・メリュシークが満たしやすいです。
なお1ターンに1度の制約が無い為、
蘇生させたモンスターを亜空間物質転送装置などでリンク先からどかす事が可能で
なおかつオルターガイストで2回戦闘ダメージを与えられる状況であるならば
連続で蘇生効果を発動する事も可能です。
②:このカードが戦闘で破壊された場合、
自分の墓地の「オルターガイスト」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
②の効果はこのカードが戦闘破壊された場合に
墓地のオルターガイスト1枚を手札に加える回収効果です。
他のオルターガイストリンクモンスターと違い
あくまで戦闘破壊された場合でしか発動できない点には注意しましょう。
このカードの攻撃力は1000しかありませんが
この効果がある為にある程度相手に戦闘破壊させるのを躊躇わせる事が出来ます。
また自爆特攻でも発動が可能でありこのカードが自爆特攻をする事で
①の効果で蘇生させた相手モンスターも攻撃が可能となる為
選択肢の1つとして意識しておくといいでしょう。
同じくLINK-2のオルターガイスト・ヘクスティアと比較した場合、
あちらはアタッカー及び相手の動きを抑制する要員として使いやすく
一方でこちらは有効に活用できる状況は限られるものの
上手くいけば相手の強力なモンスターを蘇生させる事が可能です。
活かし方は全く違うので上手く使い分けていくといいでしょう。