いよいよ今日ストラクチャーデッキ-パワーコード・リンク-の発売ですね。
今回紹介するのはそんなパワーコード・リンクよりこのカードです。
アンチエイリアン
効果モンスター
星4/地属性/サイバース族/攻1900/守 600
①:1ターンに1度、
このカードがモンスターと戦闘を行った自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
手札からサイバース族モンスター1体を召喚する。
②:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
地属性サイバース族のレベル4モンスターです。
残念ながら「エーリアン」でなく「エイリアン」なのでエーリアンサポート対象外です。
もし対応してたらエーリアンモナイトで蘇生してゴルガーに繋げられたんですけどね。
足のない下半身とそれぞれ別の形状をした4本腕が特徴的な紫色のモンスターです。
いかにも地球外産っぽい感じがひしひしと伝わってきますね。
名前の由来は画像の処理技術の1つである「アンチエイリアス」からでしょう。
コンピューターの画像はピクセル(小さな四角形)の集まりによってつくられるのですが
それで線を引いたりするとどうしてもギザギザの目立つ状態になってしまいます。
そこで一部分に中間色を混ぜたりする事でギザギザを目立たなくさせる技法があり
これをアンチエイリアスと言います。
ちょうどウィキペディアに分かりやすい参考画像があるのですが
一番左側がアンチエイリアスを行っていない状態の線、
中央と右側がアンチエイリアスを行った状態の線です。
等倍画像を見ればギザギザが目立たなくなっているのが分かるでしょう。
①:1ターンに1度、
このカードがモンスターと戦闘を行った自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
手札からサイバース族モンスター1体を召喚する。
①の効果は1ターンに1度、
このカードでモンスターと戦闘を行ったお互いのバトルフェイズに
手札からサイバース族1体を召喚できるという展開補助です。
特殊召喚でなる召喚というのがポイントであり
ドラコネットやサイバース・ガジェットの効果の発動を狙えます。
発動条件としてこのカードで戦闘を行う必要がありますが
このカードの攻撃力は1900と下級アタッカークラスはあり
自爆特攻以外でも発動を狙えるケースは結構あります。
サイバース・ウィザードあたりで相手モンスターを守備表示にして
そいつを攻撃して発動を狙う手もあります。
②:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
②の効果は表側表示のカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に
デッキから1枚ドローする強制効果です。
フィールドから離れるのであればモンスターゾーンでなくても構わない為
装備カードになっている状態などから破壊されても発動します。
相手依存ですが除外やバウンスでも発動できる為
戦闘破壊されたりしない限りは発動を狙っていく事が出来ます。
相手がブラック・ホールなどの全体除去を撃って来た時にチェーンして
リビングデッドの呼び声などで蘇生して強引に破壊させてもいいでしょう。
①、②の効果ともに攻撃力が高ければ高いほど発動を狙いやすくなります。
1900という攻撃力で心もとない場合は
クラインアントや一族の結束などで攻撃力を補強していくといいでしょう。
下級サイバース族の中でも高い攻撃力を持っており
上手くサポートすれば展開の補助をしつつ戦闘要員としても貢献してくれます。
今後サイバース族用の戦闘補助カードが増えてくれば
より一層輝くカードなので今後にも期待したい所ですね。