遊戯王ヴレインズ28話の感想です。
惜しくもロンリーブレイブの前に敗れてしまったインヴェルズ。
お互いに「完璧な手札!」とハッタリかましていましたが
もしロンリーブレイブが手札事故をしている事に気づかれていたら
多分手札断殺は発動していなかったと思うんですよね。
そういう意味ではポーカーフェイスの勝利と言えます。
はえーよファウスト
ブレイブマックスのピンチに颯爽とかけつけたプレイメーカー、
その様子にブレイブマックスは感激一杯といった所です。
自分にはまだ早いとの事で素直にサイバース・ウィザードを返すブレイブマックス、
ブレイブマックス的にはまだプレイメーカーが自分を認めたと勘違いしており
いつか本当に認めてもらえるようになると意気込みを話ますが
当のプレイメーカーはそんなブレイブマックスを華麗にスルー、
ファウストと対峙します。
サイバース・ウィザードの件について問い詰めるプレイメーカーですが
ファウストはその件については知らないと主張します。
嘘をついている様子ではなくお前でなければ誰だと言うプレイメーカーに
「そんな事はどうでもいい」と話をずらそうとするAi、まあこいつが犯人ですよね。
そしてファウストはまずデータゲイルを発動、
そしてプレイメーカーに対してついてこいと言った後に猛ダッシュ開始、
そのままプレイメーカーもファウストをおいかけ2人してビルからフライハイ。
Dボードに乗りこみプレイメーカーVSファウストのデュエルが始まりました。
トークン戦術
先行はファウスト。
まず永続魔法「守護蟲穴(プロテクションワームホール)」を発動、
その効果で自分の場にモーターワームトークン1体を守備表示で特殊召喚します。
さらに通常魔法「モーターワーム・ベイト」でさらにトークン2体を召喚、
一気にフィールドに3体のトークンが出現しました。
現れろ!我らの未来回路!
そしてこの3体のトークンでサーキット・コンバイン、
LINK-3、モーターワーム・スプレッドクィーンをリンク召喚です。
スプレッドクィーンの効果、リンク先にモンスターが存在しない場合に
リンク先にモーターワームトークンを特殊召喚できます。
さらに場の昆虫族×700だけ攻撃力を上昇させる効果も持っており
元々の攻撃力1000に昆虫族2体を併せて攻撃力2400です。
ファウストはカードを2枚伏せてターンエンドです。
なおこの時ブレイブマックスはビルの上で2人のデュエルを観戦しています。
遠くに行った2人を見る為にブレイブマックスはこんなこともあろうかと
「マァァァクスアァァァイ!」と叫び望遠機能を発動。
初めてリンクヴレインズに来たわりに妙に凝っています。課金要素でしょうか。
プレイメーカーのターン、ドロー。
まずはリンクスレイヤーとバックアップ・セクレタリーをそれぞれ特殊召喚、
そしてこの2体でサーキットコンバイン、
新たなるLINK-2、スペース・インシュレーターをリンク召喚です。
さらに手札からリンクインフライヤーを特殊召喚、
これはリンクモンスターが存在する時にそのリンク先に特殊召喚が可能です。
そしてこの2体で再びサーキットコンバイン、
LINK-3、デコード・トーカーをリンク召喚します。
プレイメーカーのエース登場にブレイブマックスも興奮気味です。
そしてさっき返してもらったサイバース・ウィザードをリンク先に通常召喚、
これでデコード・トーカーの攻撃力が2800になりました。
そしてデコード・トーカーでスプレット・クィーンを攻撃します。
しかしこの時に守護蟲穴の効果、このカード及び昆虫族が破壊される場合に
モーターワームトークン1体を破壊する事で身代わりにします。
これによりダメージを受けたもののスプレッド・クィーンは生存、
ですが昆虫族が減った事でスプレッド・クィーンの攻撃力が低下し
続けざまにサイバース・ウィザードの攻撃で撃破します。
見事に撃破したのもつかの間、ファウストは通常罠「ワーム・リバイブ」を発動、
墓地からLINK-3以下の昆虫族リンクを蘇生する効果であり
すぐさまスプレッド・クィーンが復活しました。
ワーム・リバイブの更なる効果でクィーンのリンク先にトークンも特殊召喚します。
羽蛾リスペクト
そしてファウストは機は熟したと永続罠「産卵床」を発動、
相手メインモンスターゾーンのモンスター1体の効果を無効にして守備表示、
さらにその種族を昆虫族へと変化させ表示形式の変更も不可能にします。
相手の種族変更する戦術はインゼクター羽蛾を彷彿とさせますね。
グロテスクな見た目をした蟲がサイバース・ウィザードに寄生、
その目が昆虫を彷彿とさせる網目状となります。
昆虫族が増えた事でクィーンの攻撃力が上昇、
よく考えれば昆虫族増やして攻撃力増やすのも羽蛾リスペクトですね。
かなりピンチな状況なままプレイメーカーはターンエンドをします。
ファウストのターン、ドロー。
産卵床の更なる効果が発動、お互いのターンに1度昆虫族1体をリリース、
相手の場にトークン2体を守備表示で特殊召喚します。
この狙いは2つ、1つは場の昆虫族を増やしクィーンの攻撃力を上昇させる事、
そしてもう1つはクィーンのリンク先からモンスターを無くす事です。
リリースした矢先にクィーンの効果でトークンを改めて作り直します。
さらに永続魔法「電動蟲門(モーターワームゲート)」を発動、
これは相手モンスターが昆虫族のみの場合に
自分の昆虫族1体を直接攻撃可能にするというものです。
しかしプレイメーカーの場にはまだサイバース族のままである
デコード・トーカーが存在し直接攻撃は不可能です。
Aiのそんな指摘などおかまいなしとばかりに
ファウストはクィーンでデコード・トーカーを攻撃して撃破、
そしてファウストはスキル「ダブル・バイト」を発動、
これは1度だけ昆虫族1体に2回攻撃を付与するというものです。
デコード・トーカーが倒された事で正真正銘プレイメーカーの場は昆虫族のみ、
改めてスプレッド・クィーンの直接攻撃が遅いかかります。
これに対してプレイメーカーは通常罠「アーシェント・リンク」を発動、
戦闘ダメージを半分にしなんとかライフを50だけ残し食いしばりました。
そしてさらなる効果によりサイバース族1体をリンク召喚しようとしますが
何故かサーキットが出現しません。
動揺するプレイメーカーにファウストが種明かし、
最初に発動した守護蟲穴の更なる効果、
それは相手は昆虫族をリリース及びリンク素材にできないというものでした。
これこそがファウストが対プレイメーカー用に考案したリンク封じです。
「君たちの前に未来への道は開かれない!」
そうファウストはプレイメーカーに宣告します。
ファウストはプレイメーカーの事を哀れな犠牲者だと言います。
プレイメーカーが、遊作が囚われていたハノイ・プロジェクト。
そこには鴻上博士と一緒にバイラとファウストも関わっていたのです。
それでも感傷せず、罪を背負いながらもプレイメーカーを倒すと宣言します。
ファウストはこれでターンエンドです。
プレイメーカーのターン、ドロー。
自分のメインモンスターゾーンはリンク素材にできない昆虫族で埋まっています。
スプレッド・クィーンを軸とした鉄壁のコンボは完璧だと主張するファウスト、
しかしリンク召喚を封じられた絶対絶命の状況ですが彼はまだ諦めていませんでした。
速攻魔法「サイバーサル・サイクロン」を発動、
これは相手のリンクモンスターと同じリンク数のリンクモンスターを墓地から除外、
その相手リンクモンスター1体を破壊するというものです。
プレイメーカーはプレイメーカーでリンクメタを用意していました。
しかしファウストは守護蟲穴の効果でトークンを破壊し、
スプレッド・クィーンの破壊を防ぎます。
ですがこれこそがプレイメーカーの狙い通りでした。
サイバーサル・サイクロンの更なる効果、除外したのがサイバース族であれば
さらに相手の魔法罠1枚を破壊できるというものです。
その狙いは守護蟲穴、このカードもまたトークンで守られていましたが
先ほど破壊の身代わりにした事でもうそのトークンが存在せず破壊されます。
これでファウストが鉄壁のコンボと主張したリンク召喚封じは破られました。
それでもクィーンの効果でトークンを生成、
攻撃力4500のスプレッド・クィーンで立ちはだかる姿勢のファウスト。
第4のコード・トーカー
しかしここでプレイメーカーはスキル「ストームアクセス」を発動、
新たなるリンクモンスターを手に入れます。
そしてリンク素材に出来るようになった昆虫族3体でサーキット・コンバイン、
LINK-3、パワーコード・トーカーをリンク召喚です。
そして墓地のスペース・インシュレーターの効果が発動、
サイバースリンクがリンク召喚された時に墓地から自身を蘇生します。
そしてパワーコード・トーカーの効果も発動、
ワイヤー・ディストラクション!
1ターンに1度モンスター1体、スプレット・クィーンの効果を無効にします。
これにより攻撃力上昇効果がなくなり攻撃力が1000に戻ります。
恐らくファウストはここで自身の敗北を悟ったのでしょう、
倒される前にイグニスが危険な存在であるとプレイメーカーに叫びます。
しかしそれを静止させるようにAiがプレイメーカーにトドメを促し、
プレイメーカーもそれに頷いてしまいます。
パワーコード・トーカーでスプレッド・クィーンを攻撃、
ここでパワーコード・トーカーの更なる効果が発動、
リンク先のモンスター1体、この場合インシュレーターをリリースする事で
自身の攻撃力を倍の4600にします。
パワーターミネーション・スマッシュ!
3500あったファウストのライフ一発で削られてしまいました。
プレイメーカーの勝利です。
ファウストは「君は人類の未来を自らの手で・・・!」
と言いかけた所でそのまま消滅してしまいました。
それは勇気を持って一歩を踏み出す事
デュエルが終わった後、ブレイブマックスはプレイメーカーに謝罪します。
浮かれてサイバース・ウィザードを自慢した事で騒ぎが大きくなってしまったと。
こんなんじゃプレイメーカーの意思は継げないと落ち込むブレイブマックス、
しかしプレイメーカーは言います。「前に進む勇気はあるか?」と
例え困難な道でも自分の進む道は自分の手で切り開けと、
言葉は違えどプレイメーカーのこの言葉はかっとビングに通じるものがあります。
その言葉にプレイメーカーも感銘を受けたようでした。
そして草薙の屋台が到着したのを見計らい、
さも今来たかのように遊作が島を助けに来ます。
この辺りは島が本名を公開していたのもあり
それを元に探し出した体を装っているのでしょう。
そんな助けにきた遊作の元に嬉しそうにかけつける島くん、
遊作は島に他に誰かいなかったかを尋ねますがどうやらいない模様、
そもそも島の拘束は自動で解かれるようになっており
そもそもファウストが島をアナザーにするつもりはなかったと推測します。
そうなるとやはり島にサイバース・ウィザードを渡した犯人が解せません。
島にサイバース・ウィザードを渡す事が出来たもの、
遊作は「まさかな…」と思いつつAiを疑うのでした。
そして場面はある高層ビル、
暗い部屋で再生された動画はバイラである滝響子の部屋。
そこにはまさに遊作と草薙が会話をする場面が録画されていました。
その様子を見て謎の少年は不敵な笑みを浮かべました。
そろそろ本格的にサイバース側が怪しくなってきましたね。
少なくとも島を囮にした犯人はAiと見ていいでしょう。
Aiは一応サイバース世界の復活を目的として動いていると思いますが
それが一体何を意味するかが今後重要になってくるでしょう。
今回のデュエルディスクドローン化が自立行動を可能にしてしまいましたし
ますますAiの行動が激しくなってきそうです。
ただそれでもAiは根っからの悪人という感じはしないんですよね。
それよりも他のサイバース世界の住人の方がやばそうです。
ファウストのテーマ、電動蟲(モーターワーム)。
メインモンスターのカードが1枚も登場していないあたりからも
トークンをフルに活用する昆虫族テーマって感じですね。
トークンがガンガン召喚されていく様子は実にすさまじかったです。
最後に映った謎の少年、新キャラでしょうか。
リボルバーも顔こそ判明していませんでしたが
以前少しだけ現実世界で写っていた描写を見る限りは違うと思います。
そもそも第1話の時点で2人を盗撮していた何者かが示唆されていました。
自分は最初エマかと思っていたのですがどうやらそれは外れのようであり
じゃあ誰が盗撮していたのかずっと疑問に思っていました。
恐らくこの少年はずっと2人を観察していたのでしょう。
果たして何者なのでしょうこの少年は。
なんとなくこの少年もハノイプロジェクトの被害者かなと思ってますが。
次回予告 29話『クサナギ・リポート』
全てを捨ててここまで来た 後悔はない
準備に怠りはない 敵の強さも見誤ってはいない
決意は揺るぎないものとなる一方
日に日にます不安が胸を締め付ける
杞憂にすぎないかもしれないが 最悪の事態を想定し
現状までの行動を記録する
あ、これ多分総集編ですね。
過去の記録をまとめあげるといってますし丁度タイミング的にも合ってますし。
やはり一番気になるのはAiの動きですね。