デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-、いよいよ明日発売です。
今回紹介するのはそんなレジェンドデュエリスト編2よりこのカードです。
競闘-クロス・ディメンション
通常罠
①:自分フィールドの「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
この効果で除外したモンスターは次のスタンバイフェイズにフィールドに戻り、
その攻撃力はそのターンの終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
②:自分フィールドの「古代の機械巨人」または
「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」が戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外する。
アンティーク・ギアのサポートとなる通常罠です。
「・・・・・・あの時と一緒だな」
「(やっぱりバカの一つ覚えナノーネ・・・・)」
シルエットにこそなってますがクロノス先生と十代が写っています。
摩天楼 スカイスクレイパーの下で
古代の機械巨人とE・HERO フレイム・ウィングマンが対峙しているという
クロノス先生と十代のデュエルにおけるクライマックスを再現しています。
遊戯王GXの中でも特に人気の高いシーンの1つであり
非常にイラストアドの高い1枚となっています。
カード名のクロス・ディメンションも
どことなく「クロノス・デ・メディチ」とかけている感じがします。
①:自分フィールドの「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
この効果で除外したモンスターは次のスタンバイフェイズにフィールドに戻り、
その攻撃力はそのターンの終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
①の効果は自分の場のアンティーク・ギア1体を次のスタンバイフェイズまで除外、
さらに戻って来たターンの間元々の攻撃力の倍にするというものです。
亜空間物質転送装置のよるに相手の除去に対する回避手段として使える上に
おまけでついてくる攻撃力倍が実に強力で
特に貫通効果と連続攻撃効果を持つアルティメット・パウンドとの相性が強烈です。
攻撃力6000で複数回の貫通攻撃が決まればもうそれで大体決着がつくでしょう。
通常の古代の機械巨人の攻撃力を倍にするのも十分に強烈ですが
古代の機械超巨人はフィールドから離れる関係上
複数回攻撃を付与したとしてもそれがリセットされてしまう点、
古代の機械混沌巨人はそもそも魔法罠の影響を受けない関係上
この効果で除外する事も攻撃力を倍にする事も出来ない点には注意です。
また攻撃力が倍になるのは次のターンの間だけなので
出来るだけ相手ターンに発動し、自分ターンで倍に出来るようにするといいでしょう。
②:自分フィールドの「古代の機械巨人」または
「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」が戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外する。
②は自分の場の古代の機械巨人かアルティメット・パウンドが
戦闘か効果で破壊される場合に墓地のこのカードを除外する事で
その破壊を防ぐことが出来るという身代わり効果です。
古代の機械巨人かアルティメット・パウンドを①の効果で除外した場合には
丁度戻って来て攻撃力が倍の状態になったのをこの効果で守る事が可能なので
より攻撃力6000による貫通攻撃を通しやすくなるでしょう。
いわばアンティーク・ギア専用の亜空間物質転送装置とも言うべきカードであり
それに攻撃力を倍にする効果と墓地除外で身代わりという強烈なおまけがつきます。
特に①、②の効果ともにアルティメット・パウンドとの相性を意識している感じであり
「このカードで破壊耐性付与&攻撃力倍にしたアルティメット・パウンドで殴りぬける」
というのが単純にして強力でアンティーク・ギアの新しい勝ち筋になりえるものです。
他にも古代の機械究極巨人も②の効果で身代わりにこそできませんが
攻撃力8800の貫通攻撃持ちを作れる上に
EXモンスターゾーンからどかす用途にも使えるので相性は良好です。
これもまた相手の辞書に敗北の二文字を刻み込めるカードだと言えるでしょう。