12月9日に新しいストラクチャーデッキ、パワーコード・リンクが発売されます。
今回紹介するのはそのパワーコード・リンクからこのカードです。
パワーコード・トーカー
リンク・効果モンスター
炎属性/サイバース族/攻2300/LINK-3
【リンクマーカー:左 右 左下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
モンスター3体
①:1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
②:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、
このカードのリンク先の自分モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、元々の攻撃力の倍になる。
コード・トーカー、デコード・トーカー、エンコード・トーカー、
エクスコード・トーカーに続く5体目のコード・トーカーです。
やはり攻撃力は2300であり今回は炎属性のコード・トーカーです。
赤、金、白と実にヒーローらしいカラーリングを基調としたコード・トーカーです。
炎属性という面も相まってコード・トーカーの中では
一番主役ロボっぽい雰囲気を醸し出しています。
なんとなくナイツ&マジックのグゥエールを思い出させるカラーリングです。
そして武器は腕に装着するタイプのハサミ状のクローです。
なんとなく射出も出来そうな形状してますね。
パワーコードというのは主にロック・ギターの演奏技法として使われる言葉ですが
この場合は電源コードの事だと思われます。
【リンクマーカー:左 右 左下】
モンスター3体
リンク素材にはモンスター3体を要求しています。
リンク素材に一切の制限がありませんが必ずモンスター3体を要求している為、
LINK-2のモンスターを使って素材数を軽減といった事はできません。
とはいえ何でもいいのでモンスター3体を揃えればいいというのはかなり条件が緩いです。
ある程度展開力に優れたデッキであれば問題なくリンク召喚を狙えるでしょう。
②の効果を考えればさらにもう1体リリース要因を確保する事が望ましいです。
リンクマーカーは左右と左下の計3か所であり
丁度ヴァレルロード・ドラゴンから右下部分のみ消えたような配置となっています。
ややメインモンスターゾーン向きのリンクマーカーだと言えますが
EXモンスターゾーン、メインモンスターゾーンどちらに置いても機能してくれます。
①:1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
①の効果は1ターンに1度、
場の表側表示のモンスターの効果をそのターンの間無効にするというものです。
主に破壊耐性のあるモンスターの効果を無効して破壊できるようにしたり
戦闘時に発動する効果を封じて安全に攻撃する為に使う事になるでしょう。
また自分のモンスターにも使用する事が出来る為、
神獣王バルバロスやクリフォートなどの攻撃力を元に戻す使い方もあります。
②:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、
このカードのリンク先の自分モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、元々の攻撃力の倍になる。
②の効果は相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に
リンク先のモンスター1体をリリースする事で
そのダメージ計算時の間だけ攻撃力を元々の数値の倍にするというものです。
これによりリリース要因さえいれば4600打点として機能する事が可能です。
4600というのは現在の全てのリンクモンスターの中でも有数の数値であり
①の効果と破壊耐性も突破できるので大抵の相手を戦闘破壊する事ができるでしょう。
スケープ・ゴートを使えば丁度このカードのリンク召喚と
リリース要因の確保を同時に行う事が可能です。
あくまでモンスターと戦闘を行う時限定で
直接攻撃時には効果を発動できない点には注意しましょう。
リンク版ホープ・ザ・ライトニングといった趣きのあるカードです。
あちらより打点がやや低くリリース要員も必要ですが
破壊耐性などの永続効果にも対処する事が出来るのは見逃せないポイントです。
各種コードトーカーの中でも非常に分かりやすい打点要員として
とにかくモンスターを戦闘破壊したい場合に活躍してくれます。
EX、メインモンスターゾーンどちらでも一定の活躍が出来る事から
リコーデッド・アライブとも高相性です。
シンプルに強く素材指定も緩いためサイバース族デッキに限らず
様々なデッキで活用させる事ができるでしょう。
それにしてもコード・トーカー、かなり速いペースで新しいカード来ますね。
全属性が揃う日もそう遠くないでしょう。