10月21日にVジャンプ12月号が発売されます。
今回紹介するのはその付属としてついてくるこのカードです。
セキュリティ・ドラゴン
リンクモンスター
光属性/サイバース族/攻1100/LINK-2
【リンクマーカー:上 下】
モンスター2体
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
このカードが相互リンク状態の場合に
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
光属性サイバース族のLINK-2リンクモンスターです。
ファイアウォール・ドラゴンを小さくしたという言葉がぴったしくるでしょう。
恐らくはファイアウォール・ドラゴンの雛か眷属だと思われます。
【リンクマーカー:上 下】
モンスター2体
リンク素材はモンスター2体、一切の素材指定がありません。
トークンだろうがなんだろうが素材にする事が可能です。
リンクマーカーは上下とコード・トーカーやアカシック・マジシャンと同一です。
効果の発動条件に相互リンクである事を要求しますが
下方向にリンクマーカーを持つカードの真下に置けばそれでOKです。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
このカードが相互リンク状態の場合に
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
その効果は1ターンに1度、さらにこのカードが相互リンク状態にあり
時に表側表示で存在する限り1度だけ
相手の場にあるモンスター1体を手札に戻すというバウンス効果です。
まさにファイアウォール・ドラゴンの簡易版とも言うべき効果であり
発動に相互リンクが必要な事も一緒です。
あちらと違いフリーチェーンでは発動できず
バウンスも相手限定で1枚だけになっています。
前述の通り相互リンクを狙うのはそれほど難しくない為、
連続リンクさえできれば積極的に効果を発動していけます。
効果の発動後はさらなるリンク召喚の素材にすれば無駄がないでしょう。
単体でも連続リンク用の中継ぎとして優秀なカードですが本当にやばいのは
トーチ・ゴーレム及びアカシック・マジシャンと組み合わせた時です。
トーチ・ゴーレムをEXモンスターゾーンの真正面に送り付け
アカシック・マジシャンでそれをバウンスして再利用するというコンボがありますが
同じことが相互リンク状態のセキュリティ・ドラゴンでも可能です。
1:トーチ・ゴーレムをEXモンスターゾーンの真正面に特殊召喚
2:トーチトークン2体をリンク・スパイダーかリンクリボー2体をリンク召喚
3:↑で出したリンクモンスター2体でアカシック・マジシャンをリンク召喚
4:アカシック・マジシャンの効果で真正面のトーチ・ゴーレムを手札に戻す
5:再びトーチ・ゴーレムを相手フィールドに特殊召喚
6:トークン2体でセキュリティ・ドラゴンをアカシックの真下にリンク召喚
7:相互リンク状態のセキュリティ・ドラゴンでトーチ・ゴーレムを手札に戻す
といった動きでトーチ・ゴーレム1枚から
アカシック・マジシャンとセキュリティ・ドラゴンの2体が出せます。
そしてまだ終わりません
8:三度トーチ・ゴーレムを相手フィールドに特殊召喚
9:トークン2体とセキュリティ・ドラゴンでファイアウォール・ドラゴンリンク召喚
10:ファイアウォール・ドラゴンの効果でトーチ・ゴーレムを手札に戻す
11:四度トーチ・ゴーレムを相手フィールドに特殊召喚
12:トークン2体とアカシックでファイアウォール・ドラゴンリンク召喚
13:ファイアウォール・ドラゴンの効果でトーチ・ゴーレムを手札に戻す
はい、これで手札損失なしでファイアウォール・ドラゴンが2体揃いました。
ファイアウォール2体を横に並べていれば
EXデッキからの召喚枠が3つ確保できる状態となります。
ペンデュラム召喚の布石としても大いに活躍してくれるでしょう。
トーチ・ゴーレムを手札に戻す必要が無いのであれば
2体目のファイアウォール・ドラゴンはヴァレルロード・ドラゴンや
トポロジック・ボマー・ドラゴンなど別のリンク4にする事も可能です。
この場合ファイアウォール・ドラゴンを1体分温存する事が出来るので
次ターン以降も繰り返し同じコンボを狙いやすいです。
・・・いやぁさすがにこれ許されないんじゃないかなぁ
そもそもアカシック・マジシャンとトーチ・ゴーレムのコンボだけでも
十分に強力だったのがそれに輪をかけてやばくなってしまいました。
真面目にトーチ・ゴーレムが規制される可能性あると思います。
何にしても非常に優秀なカードである事は間違いありません。
3枚揃える価値はあるでしょう。