１１月２５日に既存ＯＣＧテーマ用のリンクモンスターを収録したパック、
「LINK VRAINS PACK（リンク・ヴレインズ・パック）」が発売されます。
今回紹介するのはそんなLINK VRAINS PACKからこのカードです。
水晶機巧－ハリファイバー
リンク・効果モンスター
リンク２/水属性/機械族/攻1500/ＬＩＮＫ－２
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【リンクマーカー：左下 右下】
チューナー１体以上を含むモンスター２体
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキからレベル３以下のチューナー１体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
②：相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに
フィールドのこのカードを除外して発動できる。
ＥＸデッキからＳモンスターのチューナー１体をＳ召喚扱いで特殊召喚する。
クリストロンの新規となるＬＩＮＫ－２リンクモンスターです。
頭部がクオン、胴体がリオン、脚部がシトリィと
見事に３体のクリストロンチューナーが合体したような形状となっています。
三機合体はゲッターロボをはじめとしてロボットの王道の１つですね。
まあＬＩＮＫ－２だから実際に素材としては１人余るんだけどな！
名前の由来は恐らくルチルクォーツ（針水晶）とファイバー（繊維）だと思われます。
ルチルクォーツとは中に針状の金色の鉱石である金紅石（ルチル）が含まれた水晶で
金運を呼び込むパワーストーンとして親しまれています。
イラストの背景にも金色の水晶が確認できますね。
【リンクマーカー：左下 右下】
チューナー１体以上を含むモンスター２体
リンク素材にはチューナーを含むモンスター２体を要求しています。
チューナーさえ含んでいればよくさらに通常のシンクロモンスターと違い
チューナー２体であっても問題なくリンク召喚が可能です。
シンクロ召喚を行うデッキであれば簡単にリンク召喚する事が出来るでしょう。
ただクリストロンが持つ
「自分は機械族Ｓモンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。」
という制約には引っかかるので注意してください。
その一方で魔界発現世行きデスガイドで特殊召喚したモンスターなど
本来はシンクロ素材には利用できないカードもこのカードなら問題なく出せます。
リンクマーカーは左下と右下にそれぞれありＥＸモンスターゾーンに出せば
シンクロ召喚の枠を確保する為の要員として大いに貢献してくれます。
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキからレベル３以下のチューナー１体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
①の効果は１ターンに１度、リンク召喚に成功した場合に手札かデッキから
レベル３以下のチューナー１体を守備表示で特殊召喚できるというものです。
ただしこの効果で特殊召喚したモンスターは
そのターンの間モンスター効果を発動できなくなる制約が発生します。
次のターンになれば問題なくモンスター効果を発動できる為、
クリストロンのチューナーが持つ相手ターンにシンクロ召喚を行う効果は
問題なく発動できるようにデザインされているのでしょう。
クリストロンに限らずチューナー全般を特殊召喚できるのは非常に優秀で
さらなるシンクロ召喚の布石として重宝します。
シンクロ召喚以外にも幽鬼うさぎを特殊召喚しておいて
相手が効果を発動するのをけん制するといった芸当も可能です。
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
②：相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに
フィールドのこのカードを除外して発動できる。
ＥＸデッキからＳモンスターのチューナー１体をＳ召喚扱いで特殊召喚する。
②の効果は１ターンに１度、相手のメインフェイズかバトルフェイズに
フィールドのこのカードを除外する事で
エクストラデッキからシンクロチューナー１体を
シンクロ召喚扱いで特殊召喚できるというものです。
相手ターン限定ですか任意のシンクロチューナーになれるという凄まじい効果で
①の効果と合わせてアクセルシンクロの布石にする事が可能です。
フリーチェーンで発動できるのサクリファイスエスケープにも使えます。
実際に出すシンクロチューナーとしては相手ターンにシンクロ召喚が狙える
水晶機巧－クオンダム、ＴＧ ワンダー・マジシャン、
フォーミュラ・シンクロンあたりが有力候補となるでしょう。
他にもライフが少ない時にライフを回復できるライフ・ストリーム・ドラゴン、
竜星のサーチや特殊召喚に繋げられる源竜星－ボウテンコウ、
モンスターを大量出来る天輪の双星道士なども状況やデッキに応じて活躍できます。
ちなみに①の効果でチューナー以外としても扱える幻影王 ハイド・ライドを出せば
②の効果と合わせてこのカードのみでシンクロ召喚を行う事が可能です。
相手ターンにブラック・ローズ・ドラゴンを出すといった芸当が可能なので
動き方の１つとして覚えておくといいでしょう。
正直禁止カードになってもおかしくない性能してます
①と②の効果、そしてリンクマーカーでアクセルシンクロを強烈にサポートしており
このカードとあともう１体モンスターを用意できればシンクロ２体を用意して
水晶機巧－フェニキシオンやスターダスト・ウォリアーなどの
アクセルシンクロモンスターのシンクロ召喚を行う事が可能です。
もう１体シンクロモンスターを用意できるのであれば
シューティング・クェーサー・ドラゴンなども出す事が出来るでしょう。
アクセルシンクロに限らず連続でシンクロ召喚を行いたい場合には凄まじく有用です。
・チューナーとそれ以外がいればレベル調整不要でエクシーズもリンクも素材にでき
・新マスタールールにおけるＥＸデッキを出す枠の問題を解消でき
・召喚時にデッキからレベル３以下の好きなチューナーを特殊召喚でき
・相手ターン限定であるが相手ターンにフリーチェーンでシンクロ召喚を行える
・レベル２、レベル４、レベル５から好きなレベルになれる実質的なシンクロチューナー
と書くだけでもこのカードがいかに凄まじい性能を誇るか理解してもらえるでしょう。
これに加えてレベル２のフォーミュラ・シンクロンであれば１枚ドローできますし
レベル５のＴＧワンダー・マジシャンであれば相手の魔法罠を破壊可能なので
さらにアドバンテージを確保する事が可能です。
障害になるのは「リンク召喚を行えない」とか「シンクロ召喚以外は出せない」とか
その手の召喚法に関する制限ぐらいです。
まさにクリストロンを始めとするシンクロデッキにおける救済カード、
というよりは救済どころじゃなく超強化しているカードです。
新マスタールールにより多くのシンクロデッキが辛酸を舐めさせられていたと思いますが
このカードの登場によりむしろ全盛期以上の活躍も目指せるでしょう。
このカードのヤバさは既に多くのデュエリストが把握しているようで
ツィッターとかでこのカードを使ったコンボが多く考えられています。