遊戯王ヴレインズ22話の感想です。
物語はさらなる展開を迎えハノイの騎士も再び活動を開始します。
リンクヴレインズの世界でデュエルに興じるアバター達。
しかし彼らは異変を察知空を見上げます。
そこには太陽が覆い隠される様、即ち日食が存在していました。
そしてモンスターにノイズが走ります。
その異変はSOL社も察知していました。
バグかウィルス、いずれにしてもその解決を命令する北村部長。
あ、クビ免れたんですね部長
そしてその日食はプレイメーカーも目撃していました。
アザナー事件
場面は学校に。
過去のトラウマを思い浮かべていたのか珍しく遊作がぼーっとしてます。
そんな遊作に島くんがアザナー事件を知っているかと聞いてきます。
どうやら現在リンクヴレインズからログアウトできない事件が多発しており
その事件の被害者は意識不明となり病院へ搬送されるようです。
そしてこの学校でも数多くの被害者が出ており欠席が多発しているとの事。
遊作はそんな情報を教えてくれた島くんに
アザナーじゃなくてアナザーだと指摘した上で別れを告げます。
島くんめっちゃ地団駄踏んでます。まあバカにされてるって思いますもんね。
草薙の方でもアナザー事件について調べていました。
そしてハッキングの結果被害者が事件に巻き込まれる瞬間を見る事に成功、
そこではデュエルディスクの光に包まれ
イントゥザヴレインズを強制される被害者の姿がありました。
それ以外の被害者の情報も調べた結果被害にあう人物の傾向が判別しました。
・デュエルの才能がある事
・旧型のデュエルディスクを所持している事
・ハッカーである事
上記3つの特徴を持つデュエリストが狙われているようでした。
この特徴はプレイメーカーと一致しており
そこから犯人はプレイメーカーを狙っているのではと2人は推測します。
そして次に被害者である人物を予測、遊作はそこへ向かう事にしました。
久しぶりの登場
その人物の名は君島マコト。
同じ学校の生徒である彼の家に向かった遊作でしたが
外からアナザー事件の際に発生したのと同じ光を目撃、
慌ててドアをこじ開け部屋に突入します。
他の家族の姿が見当たりませんが1人暮らしなんでしょうか彼。
そしてそこにあったのは既に倒れていた少年の姿、
そしてディスプレイの向こうでは何者かに追い詰められ
火曜サスペンス的な崖に立たされている少年のアバターがありました。
追い詰めている男は見るからにハノイの騎士な恰好をしています。
そしてハノイの騎士は誠くんに問いかけます。
「お前はプレイメーカーなのか?お前はイグニスを持っているのか?」と。
勿論誠くんには何の関係もない話ですが当然否定するわけですが
それを聞いたハノイの騎士はマコトくんに謎の光を浴びせ崖へ突き落とします。
そして遊作が助ける間もなく崖へ突き落とされてしまったマコトくんですが
そこにGo鬼塚が颯爽と出現、救出しようと一緒に海へ落下します。
なんとか救い出す事が出来ましたが既に誠くんの意識はありませんでした。
ハノイの騎士はGo鬼塚に対して自分はドクター・ゲノムだと自己紹介をします。
どうやらGo鬼塚はプレイメーカーに敗北して人気が一気に下がったようです。
にしたって50位以下は下がりすぎな気がしますが。
一体Go鬼塚の上に50人も誰がランキングにいるんでしょうね。
ハノイの騎士はドクター・ゲノムという名を明かしGo鬼塚にいいます。
誠には電脳ウィルスを仕掛けた、もしプレイメーカー狩りに参加し
プレイメーカーをハノイの騎士に差し出せば除去プログラムを渡すと。
そしてプレイメーカーに会ったのならばこれ以上被害を出したくなければ
即刻に姿を現すように伝えろと、そういってゲノムはその場を立ち去りました。
この様子を見てプレイメーカーは確信します。
この事件を起こしているのはハノイの騎士でありそして自分を狙っていると。
場面は切り替わりハノイの騎士のアジトへ。
計画が着実に進んでいる中リボルハーは複雑な気持ちを抱いていました。
もしこのまま計画が進行すればプレイメーカーの情報が得られなくなってしまう、
そうなる前に今一度プレイメーカーと決着をつけたいと。
それを鴻上博士に懇願すると「長くは待てんぞ」という返事が返ってきました。
少しの間計画の始動を待ってくれるようです。
正反対の友
そしてマコトくんは病院に運ばれまだ意識を取り戻しませんでした。
やはり他のアナザー患者と同様の状態になってしまったようです。
医者も「全力は尽くしますが・・・」という返事しか出す事が出来ません。
鬼塚とマコトは昔同じ施設の出身だったようで
いじめられっ子だった誠を鬼塚がよく助けていたようです。
子供時代の鬼塚くん顔でか!
この頃からあんまり顔変わってません、かなりごついです。
自分の身は自分でまもる弱肉強食の世界に生きてきたと豪語する鬼塚ですが
その一方でマコトはまったく違う世界に住んでいました。
しかし不思議と2人は馬が合いよく一緒につるんでいたのでした。
そしておそらく一緒に立派なデュエリストになる事を志したんでしょう。
その結果このような事態になってしまったことを悔いる鬼塚ですが
そんな中マネージャーは「デュエリストになる事は誰にも止められない」と慰めます。
そしてマコトを助ける為改めてドクター・ゲノムを足す事を誓う鬼塚。
そんな中Go鬼塚は遊作が傍から立ち去るのを目撃し立ち止まらせます。
何しにきたのかを疑う鬼塚でしたが遊作がマコトと同じ制服をしていたのに気づき
心配になって来たのだろうと解釈しました。
ヒャッハノイ
リンクヴレインズではハノイの騎士達が
まるでチンピラのように住人とデュエルで追い回していました。
そんな北斗の拳でやってけそうなハノイの騎士達を見てリボルバーは嘆きます。
恐らく計画の為に人員を募ったのでしょう。
その結果1000人以上のハノイの騎士を集める事に成功したわけですが
集まったのはただリンクヴレインズに反感を持っただけの過激派や
売名行為をしたいだけの有象無象が大半となってしまったようです。
そんなリボルバーの嘆きに賛同するかのように後ろから幹部と思われる2人、
ファウストとバイラが現れます。
リボルバーが敬語で話かけてる以上相当な古株なのでしょう。
彼らはリボルバーにドクター・ゲノムが動いている事を報告します。
計画の為にデータ・ゲノムを持たせた事も含めて。
ラフプレイメーカー
ヒャッハーしてるハノイ達の狼藉を草薙と遊作も確認していました。
手あたり次第にデュエルを仕掛け負けた人をアナザーにしているようです。
このまま放置してはおけないと向かおうとする遊作ですが
草薙とAiは奴らがまともにデュエルをするとは思えないと遊作を止めます。
しかしそんな中プレイメーカーがハノイを止めようと現れました。
勿論本物のプレイメーカーはここにいるわけですから今目の前にいるのは偽物です。
そんなプレイメーカーに対して草薙の危惧通りにダイレクトアタックをしかけるハノイ達。
しかしそんなハノイ達に対してプレイメーカーは
「小蝿どもが!」
と見るからに悪そうなかおつきで相手します。
1VS3と言う状況にも関わらず巧みなDボード捌きでハノイの攻撃をかわしてみせ、
あまつさえ同士討ちも狙いながらハノイ達を見事撃退します。
「次に会った時はデュエルでめっためたにしてやるからな!」と捨て台詞を吐くハノイを
「デュエルをするに値しないクズどもめ!」と一瞥、そのまま去っていきます。
かなり口が悪いですが見事ハノイを撃退したプレイメーカーを観客は称賛します。
データ・ゲイル
しかしそんなプレイメーカーの前にドクター・ゲノムが姿を現しました。
そしてゲノムはすぐに見抜きます、彼が本当はGo鬼塚だという事に。
DNAの研究をしている彼はDNAとプログラムの配列が似てると主張、
そしてそのプログラムに見覚えがある事から正体を探り当てたようです。
正体がバレた偽プレイメーカーはすぐにGo鬼塚としての姿を現します。
元々プレイメーカーのフリをしてゲノムをおびき出すのが目的だったようですね。
この前もハノイの騎士のフリをしてプレイメーカーおびき出してましたし
本当に囮作戦好きですねこの人。
そしてGo鬼塚は言います。自分はプレイメーカーの正体を突き止めた、
プレイメーカーの正体と除去プログラムを賭けて勝負しろと。
本当に知っているかは怪しい所ですがゲノムはその誘いに乗る事にしました。
そして同時にゲノムはよりスピードデュエルを楽しむために趣向を凝らすと言い、
データ・ゲイルを発動しました。
その直後、まるで竜巻のようなデータストームがいたるところに発生、
まるで災害のようにリンクヴレインズに襲い掛かりました。
というわけでGo鬼塚VSドクター・ゲノムです。
ブルーエンジェルVSAI2号に続くプレイメーカーの絡まないデュエルですね。
ハノイの騎士側にも続々と幹部クラスと思われる新キャラが登場してきました。
今後はハノイの騎士達との闘いにプレイメーカーだけでなく
Go鬼塚やブルーエンジェルも積極的に絡んできそうですね。
所で以前、葵を治療する医者にバイラに妙に似てる人がいました。
もしかしたら既に医療関係者として潜り込んでいるのかもしれませんね。
次回予告 23話『ゲノムの巨人』
DNA その配列は遺伝暗号と称されるほど複雑怪奇
無数にある組み合わせから 最高のものを掛け合わせ
最強とする事に執着する男がいた
彼の名はドクターゲノム! 自らの手で進化を遂行する者
どうやら今回のGo鬼塚は負けられない戦いという事で
ヒールスタイルのデュエルをするようです。
またゲノムのモンスターには炎を宿したネズミのようなモンスターが確認できます。
恐らく実験動物のモルモットがモチーフでしょう。