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オルターガイスト・ヘクスティア:遊戯王カード考察 メインアタッカー兼優秀な繋ぎ要因

今回紹介するのはEXTREME FORCE(エクストリーム・フォース)よりこのカードです。

 

 

 

オルターガイスト・ヘクスティア
リンク・効果モンスター
炎属性/魔法使い族/攻1500/LINK-2
【リンクマーカー:右 下】
\ ↑ /
←  

「オルターガイスト」モンスター2体
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃力は、
このカードのリンク先の「オルターガイスト」モンスターの元々の攻撃力分アップする。
②:魔法・罠カードの効果が発動した時、
このカードのリンク先の「オルターガイスト」モンスター1体をリリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「オルターガイスト」カード1枚を手札に加える。

 

 

オルターガイストの新たな仲間となるLINK-2リンクモンスターです。

上半身は人型、下半身に長いしっぽと足代わりの6本の腕を持っています。

オルターガイストらしい無機質さと禍々しさが実に現れています。

火属性である事からも名前の由来はギリシャ神話のヘスティアーであると思われます。

処女神に数えられる炉の女神でありオリュンポス十二神の人柱でしたが

甥のデュオニューソスにその座を譲ったと言われています。

昨今では「例のヒモの人」で知ってる人も多そうです

あとコンピューター用語として16進数の「ヘックス」もかけていると思われます。

 

 

融合素材にはオルターガイスト2体を要求しています。

プライムバンシーよりも1体少ない素材で出せるので

リンク召喚を狙っていける機会は多いでしょう。

リンクマーカーは右と下と丁度プライムバンシーから右下を抜いた形です。

こちらもEX、メインモンスターゾーンどちらにも対応できるマーカーとなっています。

 

 

①の効果はこのカードのリンク先にあるオルターガイストの攻撃力を

自身の攻撃力に加える自己強化効果です。

リンクマーカーの関係で上乗せできる攻撃力は1体分のみとなりますが

マリオネッターをリンク先に置けば自身の攻撃力と合わせて3100まで見込めます。

オルターガイストにおける貴重なアタッカー要因であり

このカードでないと戦闘破壊できないという状況は少なくないでしょう。

 

 

②の効果は魔法、罠カードの効果が発動した時に

リンク先のオルターガイストをリリースする事でそれを無効にして破壊できるというものです。

①の効果による攻撃力上昇はなくなってしまいますが

相手の動きを大きく制限させられるいやらしい効果です。

蘇生カード等でリンク先にオルターガイストを特殊召喚できれば

1ターンに複数回効果を発動する事も可能です。

 

 

③の効果は1ターンに1度、このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に

デッキからオルターガイスト1枚を手札に加える事が出来るサーチ効果です。

オルターガイスト・プライムバンシーと同様の効果であり

このカードが撃破、除去された場合のフォローとして機能してくれます。

またオルターガイスト・プライムバンシーのリンク召喚を狙う際に

一旦このカードを経由する事でこのカードのサーチ効果を発動しつつ

プライムバンシーのリンク召喚に繋げる事が可能です。

 

 

①の効果でアタッカー要因、②の効果で相手への行動抑制、

③の効果でリンク召喚への繋ぎと3つの効果それぞれに使い道があるカードです。

素材3体を要求するプライムバンシーのリンク召喚が中々狙いづらかっただけに

2体素材で出せるこのカードの存在はありがたいものがあります。

一旦このカードをリンク召喚して出しておけば

マリオネッターやオルターガイスト・マテリアリゼーションからの素材が狙える為、

そこからプライムバンシーのリンク召喚にも繋げやすくなるでしょう。

オルターガイストにおける戦術の幅を飛躍的に高めてくれるカードであり

ぶっちゃけオルターガイストにとって採用しない手はないと思います。

仮にエクストラデッキの枠がカツカツでもなんとか枠を捻出するべきカードです。

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