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遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第16話『潜入SOL電脳要塞』感想

遊戯王VRAINS16話の感想です。

ゴーストガールからSOL社データバンクのセキュリティホールを教えてもらい

遊作は10年前の真実を得る為にクラッキングを試みます。

 

 

それぞれの活動

ゴーストガールがくれたデータには確かにデータバンクへの抜け道がありました。

帰ってくるまでには解析しておくから学校いってこいと遊作にいう草薙、

ちゃんと学業をおろそかにさせないあたりは大人の鑑です。

というわけで久々の学業シーン。

とはいっても特に何か起こる事もなく普通に1日は過ぎていきます。

直樹くん久しぶり!なんかこの顔見ると安心します。

どうやらあれ以来葵は不登校になっている様子です。

リンクヴレインズにもブルーエンジェルの姿はなく

恐らくお兄様が止めているのだろうと推測する遊作とAi。

実際その通りだったようで葵はお手伝いロボに外出禁止令を渡されていました。

 

一方そのお兄さまはゴーストガールと再び接触していました。

「金と権力のない男に興味はない」と言いながら何だかんだで接触を続けています。

ゴーストガールも素直じゃありません。

ゴーストガールはプレイメーカーを囮にして自分もデータバンクに忍び込む予定で

晃にも一緒に来ないかと誘いをかけました。

そして晃もSOL社が隠蔽している事柄に興味がありそれを了承します。

そしてその様子を蝶型のアバターで盗み聞きしていた葵でしたが

本職にはバレバレだったようでその正体までゴーストガールに見抜かれます。

しかしゴーストガールはそんな葵にも何か提案を持ち掛けます。

 

新部長北村は部下にデュエリストAIの制作を急がせていました。

制作は順調なようで現在デュエリストAI同士によるテストの実施中です。

Dボードに乗っている事からスピードデュエルにも対応しているのでしょう。

「人がAIを利用する事はあっても利用される事はあってはならない」

と言うのは北村部長の言葉。

気持ちはまあ分からなくはないですがフラグですね

 

 

今作のクリボー

遊作が草薙の屋台へいくと既にデータの解析は終了しており

さらにセキュリティプログラムの対抗手段も用意してました、ぐう有能。

準備OKとなりましたがやや躊躇している様子の遊作、

AIがそれを訪ねると遊作はいつもの3つでその答えを言いました。

自分の利益にならない事をしないゴーストガールが何故これを渡したのか。

情報そのものに信憑性はあるが何か企んでいるのは確かであり

万全を期してクラッキングに臨む所存の遊作でした。

早速データバンクに侵入したプレイメーカーに何かを転送する草薙、

どうやらビート板のような遊泳補助のような役割らしいですね。

これとステルス効果を持つロープを付けて泳ぐように進んでいくプレイメーカー。

途中セキュリティトラップに遭遇しますが

これに対して草薙お手製のクリボールをデコイにして何を逃れます。

遊戯王シリーズ伝統のクリボー、VRAINSではなんとデコイでした。

果たしてデュエルで使われる日はくるのでしょうか。

その後もクリボールデコイを効率的に使って難を逃れるプレイメーカーでしたが

進んでいくうちに遭遇したのはデータストーム。

Aiも「こんな所にデータストームなんて!?」と驚いています。

警戒しながらも進もうとするプレイメーカーでしたが

ステルス用のロープをセキュリティトラップに破壊されてしまい

さらにはプレイメーカー自身もデータストームに流されてしまいます。

Dボードに乗りバランスを取り戻すプレイメーカーでしたが

ロープを切られた事でその侵入をSOL社に気づかれてしまいました。

 

 

デュエルは1対1でするものだ!

プレイメーカーの侵入に気づき動揺を隠せない様子の北村部長、

大慌てで試作中のデュエリストAIを急遽プレイメーカーに向かわせます。

自分の首が飛ぶかもしれない状況に汗水たらたらな北村部長ですが

逆にプレイメーカーを撃退する事が出来たらデュエリストAIの有用性を証明でき

出世に繋がるとこのピンチに対して前向きに考えます。

北村部長がプレイメーカーに注目している隙に

エマと晃もイントゥザヴレインズしてデータバンクに侵入します。

 

そしてプレイメーカーはデュエリストAIが二手に分かれた所を見計らい

「デュエルは1対1でするものだ!」と高らかに主張、

各個撃破を狙う算段でデュエルを仕掛けます。

こうしてプレイメーカーとプロトタイプAI-Aのデュエルが始まりました。

 

先行はAI。

まずライフを500払う事でテンタクラスター・ダークウィップを手札から特殊召喚、

さらにダークウィップに対して機械複製術を発動、

フィールドに一気に3体揃えます。

「サーキット、オープン」

AIはダークウィップ3体をリンクマーカーにセット、

LINK-3、テンタクラスター・ノーチラスをリンク召喚です。

なおリンク召喚の際、AIは真上にサーキットを出しています。

中々デュエリストごとに出し方に個性が出ていますね。

ノーチラスの効果で手札のドリルワームをリンク先に特殊召喚、

さらにもう1体ドリルワームを通常召喚します。

そしてノーチラスのさらなる効果でリンク先のドリルワーム2体を破壊します。

破壊された事でドリルワームの効果も発動、

その効果はなんと相手の手札をランダムに1枚捨て、

それがモンスターカードだった場合さらにもう1枚捨てるえげつない手札破壊効果。

「夢もロマンないデッキ」とAiは文句を言いますが

プレイメーカーはそれも1つの戦略だとデュエリストAIを褒めます。

ピンチに陥っているにも関わらずドライな様子に「AIかよ!」ってツッコむAi。

人間の考える事は分からないと言いながらAIらしい事をしてもツッコミ入れられます。

そしてもう1体のドリルワームの効果によりまたも2枚ハンデスしてしまいました。

2分の1の確率で1枚はハンデスされずに済んだのですが

結局2枚ともハンデスされた事でAiに「ババ抜き弱いだろ」と言われてしまいます。

 

プレイメーカーのターン、ドロー。しかしハンデスはまだ終わりません。

AIは墓地のドリルワームを除外して効果発動、

相手のスタンバイフェイズ時、自分の手札が0枚で

さらに墓地にもう1体のドリルワームがある時に相手の手札を1枚捨て

もう1体のドリルワームを守備表示で蘇生させるというものです。

プレイメーカーの手札は改めて0に、いよいよ本格的に追い込まれます。

そしてここでもう1体のデュエリストAIが合流、

なんとプレイメーカーに正真正銘のダイレクトアタック(体当たり)を仕掛けます。

ルールもへったくれもありませんがまあSOL社からすれば相手クラッカーですからね、

容赦する通りなんてないんでしょう。北村部長も手段を択ばない方向で

もうデュエル関係なしに直接デュエルディスクを奪い取るつもりのようです。

しかしそんな窮地に現れたのはなんとブルーエンジェル。

「プレイメーカーを倒すのはこの私」とベジータみたいなセリフを言いながら参戦、

彼女またデュエリストAIと対峙します。

こうしてデュエルは2VS2の構図となりました。

 

 

 

 

 

 

というわけでとうとうSOL社と本格的に対峙する事になりました。

今回デュエリストAIが使ったテンタクラスター、

恐らく名前の由来はテンタクル(触手)+クラスタ(コンピューター用語)ですね。

どうやらハンデス特化テーマのようです。何それ怖い。

 

「人がAIを利用する事はあっても利用される事はあってはならない」

と北村部長があからさまなフラグを立てていましたが

多分このフラグ、今の時点でもう回収されてるんじゃないでしょうか。

SOL社幹部のあのチェスの駒達、あれAIじゃないかなぁ?

そうであれば北村部長はAIに思いっきり利用されてる形になりますね。

 

次回予告 17話『完全無欠のAIデュエリスト』

人が行う事に完璧などない 万全でも万能でもない

不完全だからこそ人は無限の可能性を秘めている

AIのデュエルは完璧を求め最適化されたもの

一方プレイメーカーのデュエルは偶然にして必然

勝負の行方はいかに!

だんだんと口調が熱くなっていく草薙さんが面白いです。

というわけで2対2の形でデュエルが行われる事になりました。

「勝負の行方はいかに!」って言ってますけど予告の時点で

窮地を脱しただの目的のデータバンクに到達しただの言ってるあたり

北村さん駄目みたいですね・・・

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