今回紹介するのはEXTRA PACK 2017よりこのカードです。
隠密忍法帖
永続魔法
①：１ターンに１度、
手札から「忍者」モンスター１体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「隠密忍法帖」以外の
「忍法」魔法・罠カード１枚を選んで自分フィールドにセットする。
忍者用のサポートとなる永続魔法です。
イラストでは成金忍者が座りながら忍法帳を読んでいます。
忍法帳は様々な道具がイラスト付きで記載されており
中々分かりやすく解説されているように感じられますが
それでも簡単に取得できるかどうかは別問題なのでしょう。
成金忍者は中々苦心している様子です。
その効果は１ターンに１度、手札から忍者モンスター１体をハラキリさせる事で
デッキから同名カード以外の忍法をフィールドにセットするというものです。
手札コストこそ必要ですが毎ターン使える実質的な忍法サーチとして機能します。
実際にはサーチではなく直接フィールドにセットする為、
灰流うららで妨害されない点は覚えておくといいでしょう。
コストにした忍者は赤竜の忍者の効果を使う為のコストにしたり
黄昏の忍者将軍－ゲツガで蘇生させると無駄がないでしょう。
特に活きるのが機甲忍法ゴールド・コンバージョンと組み合わせた場合です。
このカードでデッキからゴールド・コンバージョンをセットしてすぐ発動させる事で
実質的に「手札の忍者１体を墓地に送る事で２枚ドローする」
という使いやすいドローソース的な使い方が可能です。
この流れで忍法２枚が墓地に行くので赤竜の忍者のコストにも困りません。
既に手札にゴールド・コンバージョンがあるのであれば
隠密忍法帳の効果を使わずにすぐさまゴールド・コンバージョンのコストにしてもいいですし
別の忍法をセットさせてもいいので非常に融通が効きます。
ゴールド・コンバージョン側にしても初の忍法永続魔法であり
手札からすぐに発動してコストに出来る隠密忍法帳の存在は実際便利です。
ゴールド・コンバージョンのコストにしない場合はフィールドに残ってくれるので
除去されなければ毎ターン手札交換を狙えます。
白竜の忍者などで破壊耐性をつければより場持ちがよくなるでしょう。
今まで忍法を用意する手段は忍者マスター ＨＡＮＺＯ頼りでしたが
ようやくＨＡＮＺＯに続く忍法の確保手段が登場してくれました。
ＨＡＮＺＯの効果でこのカードをサーチする事も出来るので
忍者デッキの安定性をより高めてくれる１枚となるでしょう。
